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2026年10月5日、YouTuberの「マメ」さんと、住宅会社の経営を支援する株式会社GO QUESTが共同で出資した新会社「株式会社mametto(マメット)」の設立が発表されました。設立は9月18日で、10月1日に事業を始めています。
mamettoは、地域の工務店が家を建てたりリフォームしたりするときに、スマートホームを提案できるよう支える会社です。11月26日と12月14日には、工務店・住宅会社向けのオンライン説明会を開き、会員の工務店を全国で募集します。
マメさんとGO QUESTが対等に出資 2人の共同代表制

マメさんは、iPhoneやガジェット、スマートホームの使い方を発信しているYouTuberです。YouTubeのチャンネル登録者は約40万人、TikTokのフォロワーは約18.5万人です(いずれも2026年9月時点)。
mamettoは、マメさん(益田航希氏)とGO QUESTが対等に出資し、マメさんとGO QUEST代表取締役の中山史章氏の2人が代表取締役を務めます。本社は大阪市です。マメさんは製品の選定基準づくりや技術監修、生活者への発信を、中山氏は会員工務店の開拓と支援を担当します。中山氏は20年以上にわたって工務店・住宅会社の経営支援に携わってきた人物です。
「mametto」という名前のサービス自体は、2025年3月にGO QUESTとマメさんの協業で始まっていました。今回、このサービスを新会社に段階的に移します。
スマートホームの利用経験は15.1% 配線や電源は家を建てるときに整えやすい
mamettoはリリースの中で、一般社団法人LIVING TECH協会の「スマートホーム市場動向レポート2026」を引いています。2026年5月の調査で、スマートホームを使ったことがある人は15.1%でした。使っていない人に、暮らしの困りごとに対する機器の使い方を具体的に示すと、44.1%が「それなら使ってみたい」と答えたといいます。国内でよく使われているスマートホームのアプリは「スマートホームアプリ日本1位はTP-Link Tapo」で紹介しています。
スマートホームの機器は数年で新しい世代に替わりますが、家には数十年住みます。電源や配線、通信、機器の置き場所といった「家の側の準備」は、建てるときや直すときに計画しておくと整えやすく、その工事を担うのが地域の工務店です。ただ、変化の速い技術を工務店が1社で追い続けるのは難しく、引き渡したあとの使い方の相談にも応える必要があります。mamettoは、この間を埋めるのが自社の役割だとしています。
配線は数十年使い 機器は3〜7年を目安にあとから入れ替える
mamettoの基本の考え方は、家に組み込んで長く使う部分と、数年ごとに進化する機器を分けることです。電源・配線・通信の経路などは「構造」として建てるときに整え、照明やスマートロックなどの機器は「設備」として、あとから足したり入れ替えたりできるようにします。
たとえば、玄関のドアベルに電源と通信を届ける配線、あとでスイッチをスマート化しやすい配線、電球を交換できる照明器具を、建てる段階で選んでおきます。mamettoは、スマートホームの技術はおおむね3〜7年で大きく進化すると見ていますが、そのたびに機器を買い替える必要はなく、ソフトウェアの更新で使える機能が増えることもあるとしています。
機器は市販品から選びます。特定のメーカーに縛られにくいよう、スマートホームの共通規格「Matter(マター)」に対応しているかを選ぶ基準の一つにしています。動作の再現性や信頼性を確認できない機能は、標準の提案やマニュアルに載せない方針です。
「行ってきます」で照明とエアコンが消える 提案できる暮らしの例
mamettoが工務店とともに提案する暮らしの例として、次のような場面が挙げられています。
・「行ってきます」とAIスピーカーに声をかけると、照明とエアコンがまとめて消える
・外出先でも、スマートフォンで来客を確かめて応対できる
・子どもが帰宅して玄関の鍵が開くと、仕事中でもスマートフォンに知らせが届く
・帰り道にスマートフォンでエアコンを入れ、暑い家・寒い家に帰らない
・買い物帰りでも、バッグの中の鍵を探さずに玄関を開けられる
・夜中に目が覚めて廊下に出ると、足元の明かりが点く
実現できる内容は、機器の構成や住まいの条件によって変わります。
工務店には提案書・研修・施主向けのAIチャットを用意
mamettoが会員の工務店に提供するのは、大きく3つです。
1つ目は提案の道具です。暮らしの場面から説明する接客ツールや提案書、施主と一緒に機器の構成を考えるツールをそろえ、モデルハウスで体験できるようにするところまで支援します。
2つ目は、導入前から引き渡し後までの支援です。入会後の研修や定例会、プランニングと施工の段階で準備しておくことの整理、設定手順のマニュアルを用意します。設置と初期設定は工務店が担うのが基本で、引き渡したあとの使い方の質問には施主向けのAIチャットが答えます。工務店に質問が集中しないようにするためです。
3つ目は集客です。マメさんの発信や、会員工務店が各地で開く勉強会を通じて、スマートホームに関心を持った人が地域の会員工務店と出会うきっかけをつくります。マメさんの動画をきっかけに地元の工務店へスマートホームを相談した人がいて、その工務店がmamettoに参加した例もあるそうです。
先行会員は11道府県の14社 茨城・長野・愛知でモデルハウスが完成予定
2025年3月のサービス開始から約1年半、mamettoは先行会員の工務店と提案・施工・サポートの方法を作ってきました。先行会員は北海道から大分県までの11道府県・14社です(2026年9月末時点)。
今秋から年末にかけては、茨城県、長野県、愛知県で、計画の段階からmamettoが関わったモデルハウスが完成する予定です。10月からは、会員の工務店が施主や地域の人に向けたスマートホームの勉強会を各地で順に開きます。
CEATEC 2026とジャパンホームショーにマメさんが登壇
今後の予定は次のとおりです。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 10月14日(水)16:00〜17:30 | CEATEC 2026(幕張メッセ)のコンファレンス「AIホーム時代の幕開け ~MatterとAliroが拓く次世代スマートホーム~」に登壇。Matterを策定する標準化団体Connectivity Standards Allianceのプレジデント兼CEOや、家電・建材メーカーなどの登壇者と、これからの暮らしの変化を語る。聴講には事前登録と予約が必要 |
| 10月中旬 | 生活者向けのスマートホーム情報サイトを公開予定 |
| 11月18日(水)10:00〜10:45 | ジャパンホームショー&ビルディングショー2026(東京ビッグサイト西展示棟)の「第1回 スマートハウス&スマートホーム展」でセミナーに登壇 |
| 11月26日(木)・12月14日(月) | 工務店・住宅会社向けのオンライン説明会(無料、各回同じ内容) |
オンライン説明会の対象は、工務店・住宅会社の経営者と営業・設計の担当者です。申し込みの受け付けは、始まり次第mametto公式サイトで案内されます。
まとめ
mamettoは、スマートホームを「あとから足す機器」ではなく、家を建てるときから準備しておく暮らしの土台として、地域の工務店と広げていく会社です。配線や電源は建てるときに整え、機器は市販のMatter対応品を中心に、あとから入れ替えられるようにします。
これから家を建てる人やリフォームを考えている人にとっては、スマートロックや照明を後付けで苦労する前に、工務店に配線の段階から相談できる窓口が増えることになります。会員の工務店は現在14社で、11月からの説明会で全国に募集を広げます。
Source: 株式会社mametto プレスリリース
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