Lenovoのスマートウォッチ Watch Fit3が中国で発売|199元で1.96インチAMOLEDと最大9日駆動 AI同時通訳も【海外ニュース】

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Lenovo Watch Fit3のストームグレーとマーブルシルバーの2色

2026年10月4日、海外メディアのNotebookcheckが、レノボ(Lenovo)のスマートウォッチ「Lenovo Watch Fit3」が中国で発売されたと伝えました。中国のLenovo公式ストア「聯想商城」では199元で販売されていて、色はマーブルシルバーとストームグレーの2色です。日本での発売は発表されていません。

1.96インチのAMOLEDを厚さ9.9mmの本体に収め、バッテリーは軽い使い方で9日以上もつとされています。Notebookcheckの報道と聯想商城の製品ページの仕様をもとに、画面とバッテリー、AI同時通訳とオフラインの音声操作、決済と防水の条件をまとめます。製品ページは中国の利用者向けに書かれていて、紹介する機能も中国で使うことが前提です。

Lenovo Watch Fit3は聯想商城で199元 日本円で約4,700円

聯想商城の製品ページでは、ストアでの販売価格が199元です。欧州中央銀行の2026年10月2日の参照レート(1元=約23.5円)で換算すると約4,700円で、Notebookcheckは約29ドルとしています。型番はL-SWAW201です。

色は「云石银」と「风暴灰」の2色で、日本語にするとマーブルシルバーとストームグレーにあたります。製品写真では、マーブルシルバーは銀色のケースにベージュのバンド、ストームグレーは黒に近いケースに黒のバンドの組み合わせです。どちらもシリコンのバンドが付きます。

Notebookcheckは、REDMI Watch 6やHUAWEI WATCH FIT 5、Honor Band 11のような売れ筋の手ごろなモデルと張り合う作りではないとしながらも、この価格にしては機能がそろっていると評価しています。

1.96インチAMOLEDは410×502で厚さは9.9mm

画面は1.96インチのAMOLEDで、解像度は410×502ピクセルです。縁がゆるやかに曲がった2.5Dのガラスを使っています。明るさ(輝度)は公表されていません。Notebookcheckは、宣伝用の写真を見るかぎり画面のまわりの縁がやや太めだと指摘しています。

本体の大きさは47×39.8×9.9mmです。画面のガラスは強化ガラス、側面のフレームは亜鉛合金にめっきを施したもので、ボタンはアルミ合金です。重さは製品ページに書かれていません。常時表示に対応し、好きな写真を文字盤にすることもできます。文字盤は専用のストアから追加でき、一部は有料です。

画面の大きさと解像度は、日本で7,980円で売られているREDMI Watch 6 Liteと同じで、本体の大きさ(47.1×39.6×9.9mm)もほぼ同じです。Lenovo Watch Fit3は、フレームに亜鉛合金を使い、AI同時通訳とコード決済を製品ページの前面に出しています。

項目 Lenovo Watch Fit3
中国での価格 199元(聯想商城)
色 マーブルシルバー(云石银)
ストームグレー(风暴灰)
画面 1.96インチ AMOLED
410×502ピクセル・2.5Dガラス
本体の大きさ 47×39.8×9.9mm
素材 強化ガラス・亜鉛合金のフレーム
アルミ合金のボタン・シリコンバンド
バッテリー 390mAh・通常6日以上
軽い使い方で9日以上
充電 専用ケーブル・約2.5時間
防水・防じん IP68(中国の規格GB/T 4208-2017)
通信 Bluetooth 5.4(通話に対応)
対応スマホ Android 8.0以降・iOS 13.0以降

AI同時通訳は多言語の即時翻訳をうたう

製品ページの宣伝文句で最初に挙がっているのが「AI同声传译」、つまりAI同時通訳です。いくつもの言語をその場で訳し合えて、海外に出かけたときも言葉の壁なく話せるとうたっています。紹介画像では、英語の「Hello, how was your day today?」が中国語に訳されて表示されています。仕様表にも、同時通訳に対応すると書かれています。

ただし、対応する言語の数や、翻訳をウォッチだけで行うのか、スマートフォンのアプリやインターネットを通すのかは、製品ページに書かれていません。

製品ページでは、ほかに、AIに質問すると答えを返す機能も紹介しています。天気や計算、英単語の読み方などを尋ねる例が並んでいますが、こちらもネットへの接続が要るかどうかは書かれていません。仕様表には、レノボのAIアシスタント「天禧」に対応するとあります。

オフラインの音声操作は「小天管家」で呼び出す

Notebookcheckは、オフラインで使えるAI音声アシスタントについて、ウォッチの機能を開いたり止めたりする音声コマンドが中心のようだと書いています。

製品ページによると、スマートフォンのネット接続に頼らずに音声アシスタントを呼び出せる機能で、呼び出す言葉は「小天管家」です。初期設定ではオフになっていて、ウォッチの設定にある「AI离线语音」をオンにしてから使います。紹介されている操作は、心拍数・血中酸素・睡眠・天気・音楽・アラームの画面を開くこと、運動の記録を始めたり止めたりすること、決済用のコードを表示することなどです。

心拍と血中酸素と睡眠を測り運動モードは50種類以上

健康管理の機能は、24時間の心拍数の記録、血中酸素の記録、睡眠の記録(深い眠りと浅い眠りの区別)、消費カロリーと1日の活動量の記録です。水分補給、座りすぎ、薬の時間、目を休めるための遠くを見る時間、読書、外出の予定を知らせるリマインダーもあります。

運動モードは50種類以上で、ランニング、サイクリング、ハイキング、山登り、球技などに対応します。運動の分析には、GOMOREのアルゴリズムを使っているとしています。

Bluetooth 5.4でスマートフォンの電話をウォッチで受けたりかけたりでき、スマートフォンの音楽の操作、スマートフォンを探す機能、緊急通報、ライト、電卓などもそろっています。公式の機能一覧に、GPSを内蔵しているという記載はありません。

バッテリーは通常6日以上で軽い使い方なら9日以上

バッテリーの容量は390mAhで、付属のケーブルでおよそ2.5時間で充電できます。駆動日数は、通常の使い方で6日以上、軽い使い方で9日以上です。

製品ページの注記によると、どちらも心拍数を1時間ごとに測り、睡眠の記録をオンにし、1日200件の通知を受けた場合の数字です。9日以上の条件は、1日にアラーム4回、手首を上げて画面をつけるのが200回、着信4件、1週間に通話30分と運動150分です。6日以上の条件は、1日にアラーム6回、画面をつけるのが300回、着信6件、1週間に通話45分と運動200分です。いずれもレノボの実験室での数字です。

決済は微信と支付宝のコード払いでIP68は水泳に使えない

オフライン決済は、微信(WeChat Pay)と支付宝(Alipay)のコード払いに対応します。注記によると、「联想健康生活」アプリで支払いの設定をすると、ウォッチに表示したコードで支払えるようになります。中国の決済サービスのアカウントで使うことを前提にした機能とみられ、日本で同じように使えるかは分かりません。

ウォッチを使うには、Android 8.0以降かiOS 13.0以降のスマートフォンに、この「联想健康生活」アプリを入れる必要があります。

防水・防じんはIP68です。製品ページの注記では、中国の規格(GB/T 4208-2017)の基準を満たすものの、プールや海での水泳には向かず、潜水、飛び込み、シャワー、温泉、サウナ、水の勢いが強い場所での使用にも適さないとしています。

レノボのウォッチは海外ではモトローラブランドが中心

Notebookcheckによると、レノボはモトローラブランド以外のスマートウォッチを、ふつうは中国の外では発売しません。ただし、こうしたモデルもいずれAliExpressで売られることが多いとしていて、2025年のLenovo Watch Fitは記事の時点で25.31ドルで出ていたと紹介しています。

モトローラはレノボのグループのブランドで、9月のIFA 2026ではWear OSを載せたmoto watch ultraを発表しています。こちらも日本での発売は発表されていません。

まとめ

Lenovo Watch Fit3は、中国で199元で売られているスマートウォッチです。1.96インチ・410×502のAMOLEDを厚さ9.9mmの本体に収め、バッテリーは通常の使い方で6日以上、軽い使い方で9日以上もちます。製品ページはAI同時通訳を宣伝文句の先頭に置き、呼びかけで機能を開くオフラインの音声操作や、微信と支付宝のコード払いにも対応します。

日本での発売は発表されていません。翻訳機能の仕組みや対応する言語、決済が日本で使えるかどうかは製品ページからは分からないため、新しい情報が出たらお伝えします。

Source: Notebookcheck/聯想商城 製品ページ/画像:Lenovo(聯想商城)

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