カシオの新型リングウォッチは心拍センサー搭載か? 7月29日にティザー公開、噂の「CRW-H001」を整理【海外リーク】

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人差し指に着けた指輪サイズのG-SHOCK DWN-5600と、手首の通常サイズのG-SHOCK

カシオが7月29日に何かを発表しようとしています。中国のカシオ公式アカウントが公開したティザー画像には、リング状のシルエットと、その片側に小さく赤い光が灯っている様子が写っているだけ。ただ、この形と時期から「心拍センサーを積んだリングウォッチではないか」という見方が海外で強まっています。もし本当なら、指輪型で時刻も読めて心拍も測れるという、いまのスマートリング市場にはない立ち位置の製品が出てくることになります。あくまで現時点では噂の段階ですが、材料を整理しておきます。

ティザーが示すのは「指先の境界を壊す」何か

 

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カシオの中国アカウントが投稿したティザーには、次のようなキャプションが添えられていました。

「新しいトレンドの予感。クールな何かがもうすぐやってくる。指先で境界を壊し、アクセサリーの着け方を再定義する」

公開日は7月29日と明示されています。画像そのものは影に沈んだリング状のシルエットで、片側に小さな赤い光。この形は、カシオが既に持っているリングウォッチとよく似ています。

5月には規制当局のデータベースに「CRW-H001」が

実は伏線がありました。2026年5月、中国の認証機関CMIITのデータベースに「CRW-H001」という型番のカシオ製リングウォッチが登録されていたことが確認されています。当時は型番以外に手がかりがなく、ティザーも公式コメントもありませんでした。

注目されたのは末尾の「H」です。カシオはランナー向けの「G-SQUAD」シリーズ、たとえばGBD-H2000で心拍センサーを搭載しています。この命名規則からの類推で、「H」は心拍センサー(Heart rate)を指すのではないか、というのが大方の見立てでした。

Instagramのリーカー@geesgshock氏も同じ5月の登録情報を根拠に、今回の7月29日の発表がCRW-H001のものだとほぼ確定とみなしています。

そもそもカシオのリングウォッチとは

カシオは2024年12月、ブランド50周年を記念して初のリングウォッチ「CRW-001」を発売しました。時計としての機能を指輪サイズに収めた製品で、発売直後から欠品が続くほどの人気となり、何度も再入荷を繰り返しています。アメリカでは2025年7月にも再入荷がかかりました。

搭載されているのはデュアルタイム、100分の1秒単位のストップウオッチ、LEDバックライト。ここが重要なのですが、健康計測の機能は一切ありません。あくまで「小さな時計」であって、スマートリングではないのです。

去年は「指輪サイズのG-SHOCK」も出していた

カシオのリング型はCRW-001だけではありません。2025年10月には、指輪サイズのG-SHOCK「DWN-5600」を発表し、11月8日に発売しています。

指に着けたDWN-5600と手首に着けた通常サイズのG-SHOCK DW-5600を並べて比較した写真

通常のG-SHOCK(DW-5600UE)の約10分の1というサイズながら、耐衝撃構造と20気圧防水を備えているのが凄いところです。ケースサイズは23.4mm×20mm×7.5mm。電池を含む小型部品の採用と、狭いスペースに緻密に部品を配置する高密度実装技術で、あの耐衝撃構造を指輪サイズに落とし込んでいます。

デザインはG-SHOCK初号機の角型フォルムを受け継ぐ「5600」そのもの。ベゼルやバンドの複雑な造形は射出成型技術で細部まで再現され、ボタン・美錠・裏蓋には通常のG-SHOCKと同じステンレスが使われています。フェイスも「5600」と同じ6桁表示のデジタル液晶です。

指輪サイズのG-SHOCK DWN-5600-4 レッドの正面と全体像。6桁表示のデジタル液晶とバンド穴式のバンド

バンドは樹脂モデルと同じ穴式なので、着ける指のサイズに合わせて調整できます。機能は時・分・秒の表示、カレンダー、LEDバックライト、ストップウオッチ、デュアルタイム。カラーはブラック(DWN-5600-1)、レッド(DWN-5600-4)、イエロー(DWN-5600-9)の3色で、いずれも14,300円(税込)でした。

DWN-5600に同梱されるG-SHOCKロゴ入りのスペシャルパッケージ、ディスプレイスタンド、収納袋

Gマークをかたどったディスプレイスタンドが同梱されるスペシャルパッケージも用意され、コレクションとして飾れる仕様になっていました。

ただし、こちらも健康計測の機能はありません。カシオのリング型は2年続けて出ていますが、いずれも純粋な「時計」だったわけです。

心拍センサーが載ると、何が変わるのか

いまのスマートリング市場は、健康計測を第一に設計された製品が主流です。睡眠、心拍、血中酸素、活動量を測ることが目的で、時刻表示の機能はほぼありません。指輪に画面を載せるのが難しい以上、当然といえば当然です。

そこにカシオが心拍センサー付きのリングウォッチを投入するとしたら、方向がまったく逆になります。「時計に健康機能を足す」というアプローチだからです。時刻が読めて、なおかつ心拍も測れる指輪。これは既存のスマートリングとは競合しそうでしないポジションです。

もっとも、これは全部「もし載っていれば」の話です。型番の「H」が心拍を意味する保証はどこにもありませんし、ティザーの赤い光がセンサーだという確証もありません。7月29日の発表を待つのが確実でしょう。

まとめ

整理すると、確定しているのは「カシオが7月29日に、指まわりに関係する何かを発表する」ことだけです。CRW-H001という型番が5月に登録されていたこと、末尾の「H」がカシオの命名規則では心拍センサーを示唆すること、ティザーの形状が既存のリングウォッチに酷似していること。この3点が重なって、心拍センサー搭載モデルではという観測につながっています。

カシオはこれまで、指輪サイズに時計を詰め込むことにこだわってきました。CRW-001も、指輪サイズのG-SHOCKであるDWN-5600も、機能は時計に徹していました。そこにセンサーが加わるとすれば、カシオにとってかなり大きな方向転換になります。発表は7月29日、水曜日です。

Source: Notebookcheck/DWN-5600についてはカシオ計算機 ニュースリリース(DWN-5600の画像:カシオ計算機)

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