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ペットと暮らしていると、掃除しても掃除しても毛が落ちてきます。フローリングをコロコロしたそばから、また空中を漂っていた毛が着地する。においも同じで、自分は慣れてしまって気づかないのに、来客のときだけ急に不安になる。スマート家電ブランドのMOVA(ムーバ)が2026年7月28日、その2つに正面から向き合った空気清浄機「MOVA 空気清浄機 Puris P10(ピュリス P10)」の応援購入プロジェクトをMakuakeで開始しました。上下2か所からの360度吸引と6層フィルターが特徴で、一般販売予定価格は79,000円(税込)です。
上下2か所から360度、まとめて吸い込む
Puris P10のいちばんの特徴は吸気の設計です。本体の上部と下部の2か所から、360度同時に空気を吸い込みます。
ペットの毛は床に落ちているだけでなく、空中を舞っています。一般的な空気清浄機は前面や側面の1か所から吸うタイプが多く、床付近を漂う毛には手が届きにくい。上下から吸うことで、高い位置の微粒子と低い位置の抜け毛を同時に処理しようという発想です。

CADR(粒子)は380m³/h。メーカーによると16畳(26m²)なら約9〜10分、31畳(50m²)でも約17〜19分で空気清浄が可能としています。運転音はモードによって42dB〜60dB前後です。
上下フィルターで役割分担、寿命は最長1年に
上下から吸うだけでなく、上下のフィルターで担当する汚れを分けているのがこの製品の工夫どころです。

上部フィルターは花粉やペットのフケ、ニオイなどの微細な汚れを担当。下部フィルターはペットの毛や大きなゴミをキャッチします。毛が先にメインフィルターに到達するのを防ぐことで目詰まりを抑え、吸引力を保つという設計です。
この分担のおかげで、使い捨てフィルターの寿命は約3か月から最長1年に伸びたとしています(使用頻度や風量により変動)。プレフィルターには静電棉を採用しており、毛が溜まったらフィルターを切ってそのまま捨てるだけ。洗う手間がないのは、正直かなり助かる部分です。
6層フィルターで毛から花粉、ニオイまで
メインのフィルターは6層構成です。

1層目の浮遊毛吸引フィルターがペットの毛を吸着し、2層目のアンモニア分解フィルターがアンモニアや異臭を低減。3層目のアレルゲン捕集フィルターが花粉やフケなどの微小な浮遊物質を吸収し、4層目のH13級HEPAフィルターが0.3μm以上の微粒子をキャッチします。さらに5層目の活性ミネラルフィルターが硫化水素などの異臭を除去し、6層目の活性炭フィルターがホルムアルデヒドやニオイ成分を吸着する、という流れです。
ペット用をうたっていても中身は普通の空気清浄機、という製品も少なくないなかで、毛の処理と脱臭に層を割いているのは一貫しています。
消臭率99%は活性ミネラル。試験条件も見ておきたい
MOVAが押し出しているのが、独自の活性ミネラル技術による消臭率99%という数字です。ペットのトイレまわりで発生するアンモニアや硫化水素由来の不快臭を分解・消臭するとしています。この素材は高級車や航空機、プレミアム猫砂などにも採用されているとのこと。
ただ、消臭率の数字は試験条件とセットで読む必要があります。今回の試験は温度23±2℃、相対湿度50±5%RHの条件下で、30m³の試験チャンバー内で実施されたもの。浄化効率は気体汚染物質の初期濃度と、運転開始1時間後に測定した濃度を比較して算出しています(試験報告書番号:2026FM09151R01、ペットの排泄物臭および体臭に対する消臭率99%、第三者機関による試験結果)。
実際の部屋は30m³より広く、ペットが継続的にニオイを出し続けます。「1時間で99%消える」というより「密閉条件でこれだけの脱臭能力がある」と読むのが妥当でしょう。
高さ約61cm、天面は小物置きにもなる
本体サイズは260×260×610mmで、重量は5.1kg。高さ約61cm、直径26cmの円筒形です。天面は木目調で、ブランド推奨の耐荷重は25kg以内。小物置きとして使えるほか、メインビジュアルのように猫が乗ることも想定されているようです。
ペットと暮らす家ならではの配慮もあります。好奇心による誤作動を防ぐチャイルドロック、厚手で噛みにくい電源コード、爪とぎで劣化しにくいテキスタイル調のPVCカバー。空気清浄機は床置きでペットの生活圏に入るので、こうした対策があるのは実用的です。
本体は3色のライトで空気中の粒子濃度を可視化し、PM2.5・PM10などの浮遊粒子の状況をひと目で把握できます。スマホアプリとも連携し、外出先から電源のON/OFFや風量調整が可能。フィルターの交換時期もアプリで確認できます。設置は上下のフィルターをセットしてカバーを付けるだけで、約5分で完了するとのことです。
MOVA 空気清浄機 Puris P10の主な仕様
| 製品名 | MOVA 空気清浄機 Puris(ピュリス)P10 |
| 出力 | 36W |
| CADR(粒子) | 380m³/h |
| HEPAフィルター | H13級 |
| フィルター構成 | 6層(浮遊毛吸引/アンモニア分解/アレルゲン捕集/H13 HEPA/活性ミネラル/活性炭) |
| その他機能 | UV、アンビエントライト、プラズマ、アプリ連携、チャイルドロック |
| 風量調節 | 1段・2段・3段/Auto |
| 運転音 | 42dB〜60dB前後(モードによる) |
| 本体寸法 | 260mm×260mm×610mm |
| 本体重量 | 5.1kg |
| 製造国 | 中国 |
価格とプロジェクト期間
一般販売予定価格は本体単体が79,000円(税込)、カートリッジとネットフィルターが付くプレミアムセットが98,999円(税込)です。Makuakeでは31%〜39%OFFのリターンが用意され、本体単体は47,999円から。ただし各枠は数量限定で、埋まり次第受付終了となります。
プロジェクト期間は2026年7月28日11時から9月29日22時まで。目標金額の達成に関わらず購入が成立するAll in型で、リターンの配送は2026年10月末までの予定です。公開当日の時点で目標金額30万円に対して支援額は約210万円と、7倍近くまで伸びています。
なお、交換用の使い捨てフィルターはプロジェクト終了後にMOVA公式サイトで販売予定とのこと。ランニングコストが読みにくい点は、購入前に確認しておきたいところです。
まとめ
空気清浄機は「とりあえず置いておけば何とかなる」と思われがちですが、ペットのいる家では求められる仕事がかなり違います。舞い上がる毛をどう捕まえるか、トイレのニオイをどう分解するか、そしてフィルターが毛で詰まったときにどれだけ手間なく戻せるか。Puris P10はその3つに素直に答えを出した製品に見えます。
一方で、応援購入である以上、実物が手元に届くのは2026年10月末の予定です。仕様が変更になる可能性もあります。79,000円という一般販売予定価格を考えると、割引の大きいうちに動くか、正式販売とレビューを待つかは分かれるところでしょう。フィルター代が継続的にかかる製品でもあるので、そこも含めて判断したいところです。
Source: Spacewalker Technology Japan株式会社 プレスリリース/Makuakeプロジェクトページ(画像:MOVA)
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