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2026年9月22日に発売されるMac miniとMac Studioの、最初のベンチマーク結果が出てきました。米AppleInsiderが2026年9月15日(米国時間)にM6 Mac miniの結果を、米MacRumorsが同日にM5 Ultraの結果を、それぞれGeekbench 7のデータベースから報じています。
結果から見えてきたのは、いちばん安いMac miniが、シングルコアでは最上位のMac Studioを上回っているという構図です。
いずれも登録が1件だけの未検証の結果なので、数字は目安として見てください。
M6 Mac mini:マルチコアでM4から48%伸びた

画像はイメージです(画像:Unsplash/amanz)
AppleInsiderによると、Geekbench 7に登録された「Mac18,5」は12コアのM6チップを搭載し、基本周波数は4.78GHzです。M4 Mac miniの4.4GHz、M1 Mac miniの3.2GHzから上がっています。
スコアは次のとおりです。
| シングルコア | マルチコア | |
|---|---|---|
| M6 Mac mini | 4,071 | 22,783 |
| M4比 | +24% | +48% |
| M2比 | +69% | +132% |
| M1比 | +89% | +165% |
AppleInsiderは、処理性能の違いを人が体感できるのは15%程度からだとしたうえで、この数字が正しければ買った人ははっきり違いを感じられるだろう、と書いています。
M5 Ultra:Appleの最速チップだが、価格も最上級
一方のM5 Ultraは、新しいMac Studioに載る最上位チップです。MacRumorsによると、36コアCPU版のスコアはシングルコア3,774、マルチコア52,516でした。
AppleはM4 Ultraを出さなかったため、比較対象は32コアCPUのM3 Ultra(シングル2,920/マルチ39,059)になります。差はシングルで約30%、マルチで約35%です。
Appleは公式に、M3 Ultra比でシングルスレッド最大1.25倍、マルチスレッド最大1.3倍としていました。今回の結果は、その説明とおおむね一致するか、やや上回っています。
ただし価格も相応で、36コアのM5 Ultraを積んだMac Studioは米国で6,799ドルからです。
面白いのは、M6がM5 Ultraのシングルコアを上回っていること
2社が伝えた数字を並べると、見過ごせない点が出てきます。
シングルコアのスコアは、M6が4,071、M5 Ultraが3,774。いちばん安い構成のMac miniのほうが、約8%高いのです。
UltraはCPUコアを大量に積んで並列処理で稼ぐチップなので、コア1つあたりの速さでは新しい世代に抜かれます。M6は2ナノメートル製造でM5 Ultraより1世代新しく、その差が出た形です。
逆に、マルチコアでは、MacRumorsが並べたスコアでM6(22,783)はM1 Ultra(23,328)にわずかに届きません。世代が5つ新しくても、4年前の最上位にコア数では及ばないということです。
MacRumorsが掲載したマルチコアの順位では、M6は上から10番目に位置しています。
どう受け止めればいいか
ここから読み取れることは、用途によって答えが変わるということです。
1つのアプリの反応速度や、日常の操作の軽さで効いてくるのはシングルコアの性能です。ここではM6 Mac miniが、6,799ドルからのMac Studioより速い可能性があります。
一方、動画の書き出しやコンパイル、複数のAIモデルを同時に動かすような作業では、コア数がものを言います。この領域ではM5 UltraがM6の約2.3倍のスコアを出しています。
Appleは新しいMac miniの発表時に、デバイス上でLLMを動かすエージェント的な使い方を挙げていました。その用途で見るなら、シングルコアの速さとM4比48%のマルチコア性能は、価格に対して十分な伸びだと言えます。
まとめ
M6 Mac miniはシングルコア4,071、マルチコア22,783。M4からそれぞれ24%と48%の向上です。M5 Ultraはシングル3,774、マルチ52,516で、M3 Ultraから約30%と約35%伸びました。
どちらも登録が1件だけの未検証の結果です。発売後に結果が増えれば数字は動きます。実際の速さは使い方によっても変わります。
新しいMac StudioとMac miniは、どちらも9月22日発売です。
Source: AppleInsider/MacRumors/画像:Unsplash
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