AIエージェントに指輪から頼めるスマートリング「Interface」発表|99ドルでClaudeに声で依頼 電池は最大12日【海外ニュース】

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Naturaのスマートリング「Interface」。シルバーのステンレス製リングの側面にボタンとマイク穴があり、内側に「Interface · Natura」の刻印

米国のスタートアップNaturaが、AIエージェントに声で用事を頼むためのスマートリング「Interface」を発表しました。2026年10月8日(米国時間)に米TechCrunchが報じたもので、価格は99ドルです。指輪のボタンを押して話すと、ClaudeやMetaの「Muse」などのAIエージェントに依頼が届き、スマホを取り出さずに調べものや予約を任せられます。

Interfaceは、AIエージェントへの「呼び出しボタン」と、心拍や睡眠を測るヘルスケア機能を1つにまとめたスマートリングです。指輪型のAI録音デバイスでは、日本でもVocci Ringがクラウドファンディングを始めています。Interfaceは録音に加えて、外部のAIエージェントに作業そのものを頼めます。

なお、日本での発売や価格は案内されていません。

ボタンを押して話すとAIエージェントに依頼が届く

使い方は、人差し指に着けたInterfaceのボタンを親指で押したまま話し、指を離すだけです。依頼はNaturaのアプリ「NatureOS」を通じて、あらかじめ選んだAIエージェントに送られます。エージェントが何かを実行する前に確認が必要な場合は、NatureOSが承認を求めます。

結果は、つないだイヤホンへの音声、iPhoneのロック画面に出るライブアクティビティ、NatureOSアプリのいずれかで受け取れます。ボタンを押したときだけ録音が始まる仕組みで、常に聞き耳を立てているわけではないと公式サイトは説明しています。

TechCrunchが紹介した使い方の例は次のとおりです。

・ランニング中にワークアウトの記録を始める
・朝起きてその日の予定を聞く
・シャワー中にシャンプーが切れたと気づいたら再注文を頼む
・テレビを見ながら寝落ちしそうなときにテレビを消して目覚ましをセットする
・会議を録音したあと、メモを同僚に送ってもらう

Claude・Codex・Metaの「Muse」などエージェントを使い分ける

発売時点で対応するエージェントは、Claude、Codex、ChatGPT、Grok Bot、Metaの「Muse」、Instinct、Hermes、OpenClaw、Natura自社のtinyNatureなどです。

対応するエージェントは、発売までにまだ変わる可能性があります。

複数のエージェントを使っている人は、作業ごとに頼む相手を指定できます。たとえば、コードを書くのはClaude、レストランの予約はInstinct、といった使い分けです。NatureOSでは、エージェントごとにどのアプリを使わせるかも選べます。

創業者のカルロ・エドアルド・フェラーリス氏は、アクセサリーブランドRolling Squareの創業者でもあります。NaturaはこれまでAIエージェントと話すためのイヤホン「HumanPods」を出していました。指輪を選んだのは、シャワー中も寝ている間も外さずに済むからだと、フェラーリス氏はTechCrunchの取材に答えています。HumanPodsはInterfaceと組み合わせて結果を耳で聞くためのオプションで、なくても使えます。

会議の録音とメモ、心拍や睡眠の計測もできる

短い依頼はボタンを押している間だけ録音し、長い会話はダブルクリックで録音を始めて、もう一度ダブルクリックで止めます。録音した会議は、NatureOSで決まったことや次にやることを整理したメモとして見返せます。思いついたことを口述でメモしておく使い方もできます。

ヘルスケアの計測項目は次の4つです。

・心拍:心拍数、安静時心拍数、心拍変動(HRV)
・睡眠:覚醒・浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠の睡眠段階
・活動:歩数と1日の活動量
・体温:皮膚温とその変化

ただし公式サイトは、ヘルスケア機能は検証中で、最終的な内容は発売前に確定するとしています。

電池は1回の充電で6〜12日もつ

公式サイトによると、ふだんの使い方で1回の充電につき6〜12日使えます。録音だけを続けた場合は約13時間です。充電は空の状態から100分で満タン、75分で80%まで。充電ケースには、リングを10回満充電できる容量があります。

素材はステンレスで、ヘアライン仕上げのシルバー1色。サイズはUS7〜13の7種類で、人差し指に着けて親指でボタンを押す前提で作られています。防水の設計ですが、正式な耐水等級は発売前に発表される予定です。

価格は99ドル 3〜6か月の無料期間のあと月額9ドル

TechCrunchによると、Interfaceは99ドルで発売され、のちに値上げする予定です。最初の3〜6か月は無料で、その後は月額9ドルのサブスクリプションがかかります。製造コストはOura RingやGalaxy Ringと同じくらいかかっていて、まずは手に取りやすい価格で使う人を増やす狙いだといいます。

予約は11月に始まり、出荷は12月か2027年1月の見込みです。公式サイトでは現在ウェイトリストへの登録を受け付けていて、最終的な価格・予約時期・お届け時期は購入手続きの前に示すとしています。

主な仕様

項目 内容
製品名 Interface
メーカー Natura
価格 99ドル(3〜6か月の無料期間のあと月額9ドル)
予約・出荷 予約は11月開始予定、出荷は12月か2027年1月の見込み
素材・仕上げ ステンレス、ヘアライン仕上げのシルバー
サイズ US7〜13(7種類)
リングの幅 7.35mm
計測項目 心拍数、安静時心拍数、HRV、睡眠段階、歩数・活動量、皮膚温(検証中)
バッテリー 6〜12日(録音のみなら約13時間)
充電時間 100分で満充電、75分で80%
充電ケース リングを10回満充電
防水 防水設計(等級は発売前に発表)

まとめ

Interfaceは、指輪のボタンを押して話すだけでClaudeなどのAIエージェントに作業を頼めるスマートリングです。心拍や睡眠の計測、会議の録音もこなし、電池は最大12日もちます。

本体は99ドルと、Oura RingやGalaxy Ringより手ごろですが、無料期間が終わると月額9ドルがかかります。ヘルスケア機能や対応エージェントはまだ確定しておらず、日本での発売も案内されていません。日本で買えるスマートリングを探している人は、関連記事の比較記事もあわせて読んでみてください。

Source: TechCrunch、Natura

アイキャッチ画像:Natura公式サイト

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