スマートウォッチ所有率が3年続けて16%前後で横ばい|非所有者の購入意向は4% 所有者の4人に1人は買い替えを検討

コラム・業界分析

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NTTドコモ モバイル社会研究所は2026年10月26日、全国の15〜79歳を対象にした調査から、スマートウォッチの所有率が2024年から2026年まで16%前後で大きく変わっていないとする調査結果を発表しました。2年前の調査では所有率は2割弱で、若い世代で伸びているとされていましたが、その後は横ばいが続いています。

スマートウォッチを持っていない人で1年以内に買いたいと答えたのは4%にとどまり、持っている人は4人に1人が買い替えを考えていました。調査は2026年1月にWebで行われ、有効回答数は6,748人です。

スマートウォッチ所有率は全体で17%・16%・16% 20代が21%で最も高い

2024年から2026年の年代別スマートウォッチ所有率の推移グラフ。全体は17%、16%、16%で横ばい

2024年から2026年までの所有率を年代別に見ると、どの年代も13〜26%の範囲に収まっていて、3年間で大きな変動はありません。全体は2024年が17%、2025年と2026年が16%でした。

年代 2024年 2025年 2026年
10代 16% 13% 14%
20代 26% 20% 21%
30代 21% 19% 19%
40代 15% 16% 14%
50代 14% 13% 15%
60代 13% 17% 14%
70代 15% 14% 15%
全体 17% 16% 16%

2026年に最も高いのは20代の21%、次が30代の19%です。20代は2024年の26%から下がりましたが、2025年の20%からはほぼ同じ水準でした。60代以上も14〜15%あり、若い世代と大きな差はありません。研究所は、全体が16%前後で動かないことから、安定した需要があると見ています。

年ごとの数字は、2024年が「2024年健康意識とICT利活用調査」(7,159人)、2025年が「2025年 一般向けモバイル動向調査」(6,962人)、2026年が「2026年 一般向けモバイル動向調査」(6,748人)の結果です。

1年以内に買いたい人は非所有者の4% 所有者は26%が買い替え意向

1年以内のスマートウォッチ購入・買い替え意向のグラフ。所有者は26%、非所有者は4%

1年以内にスマートウォッチを買う、または買い替えたいかを聞くと、今持っている人の26%が「はい」と答えました。一方、持っていない人で「はい」と答えたのは4%でした。

持っている人は一定の割合で買い替えを考えていますが、新しく持つ人が近いうちに大きく増える様子は見えません。研究所は、所有率が伸びないことと関係があるかもしれないとしています。

スマートウォッチ所有者と非所有者のスマートフォン購入時期のグラフ。4年以上前は所有者15%、非所有者24%

使っているスマートフォンをいつ買ったかも聞いています。スマートウォッチを持っている人は、3年未満に買った人が合わせて74%(1年未満29%、1〜2年25%、2〜3年20%)で、4人に3人にあたります。持っていない人は4年以上前に買った人が24%で、持っている人の15%より9ポイント高くなっています。スマートウォッチを持っている人のほうが、比較的新しいスマートフォンを使っている傾向です。

健康の不便さにICTが役立つと感じる人は所有者59% 非所有者48%

健康状態の不便さの軽減にICTが役立っていると感じる割合のグラフ。所有者59%、非所有者48%

体の調子や持病など、健康状態について日常生活で不便を感じることがあると答えた人に、スマートフォンやインターネットなどのICTが不便さの軽減に役立っていると感じるかを聞きました。役立っていると感じる人は、スマートウォッチを持っている人で59%、持っていない人で48%と、11ポイントの差がありました。

研究所は、スマートウォッチには健康状態の把握や健康管理に役立つ機能が付いた機種が多く、ICTが役立つことを実感しやすいのかもしれないとしています。ただし、これは回答者の感じ方を聞いたもので、スマートウォッチを着けたことで健康状態が良くなったかどうかを調べたものではありません。

今の生活の満足度のグラフ。満足は所有者83%、非所有者74%

今の生活の満足度を0〜10点で聞くと、6点以上の「満足」と答えた人は、スマートウォッチを持っている人で83%、持っていない人で74%でした(5点の「どちらでもない」は除いて計算)。こちらも、スマートウォッチを持つと満足度が上がるという意味ではなく、持っている人に満足している人が多いという傾向を示した結果です。

調査の概要

調査名 2026年 一般向けモバイル動向調査
実施 NTTドコモ モバイル社会研究所
調査方法 Web調査
対象 全国の15〜79歳の男女
有効回答数 6,748人(設問によって回答者数は異なる)
割り付け 性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例
調査時期 2026年1月

スマートウォッチは、持っている人が買い替えを続ける一方で、新しく持つ人の広がりは止まっている、という姿が3年分のデータから見えてきました。同じ研究所のこれまでの調査結果は、下の記事で紹介しています。

Source: NTTドコモ モバイル社会研究所「スマートウォッチ所有率は16%前後で3年間横ばい」

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2年前、2024年の調査結果を紹介した記事です。

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