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こんなに高級感あるスマートウォッチは見たことない!『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』「model IG」試用レビュー

REVIEW

2021.02.17

veldt

今、時計好きを中心に注目度がぐんぐん上昇している新感覚ウォッチ『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア』。ラグジュアリーブランド顔負けのハイクオリティな時計本体の作り込みに加え、最先端IoT技術を活用したハイテクな機能を持ち合わせているのも特徴です。今回そんな『VELDT LUXTURE』の最新モデル「model IG(モデルIG)」をじっくり使ってみたのでさっそくチェックしていきましょう。

話題の新感覚スマートウォッチ『VELDT(ヴェルト)』ってどんなブランド?

veldt
『VELDT LUXTURE』は、IoT製品・サービス・ソフトウェアとデータ解析技術を得意とする日本のテック企業『VELDT』が手掛けているブランドです。この『VELDT』、日本が世界に誇るウォッチメーカー『シチズン』と資本業務提携していることでも有名。IT企業でありながら、時計好きからも話題を集めるクオリティの時計を製造できるのも納得というわけなんです。
高品質な時計作りに加え、この『VELDT LUXTURE』の最大の特徴は、スマートウォッチでありながら、伝統的な腕時計と同じように針を持ち、時間以外の情報は文字盤に埋め込まれた光とバイブレーションを使って直感的に表現すること。内部的には最先端の技術を使っているのに関わらず、表現にはあえてアナログな方法を採用する『VELDT LUXTURE』は、業界の潮流の逆を行く斬新なコンセプトで、スマートウォッチに新しい価値を与えようとしている最注目ブランドなのです。

『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』の最新作「modei IG」の作りは高級時計そのものだった!


『VELDT LUXTURE』「Model IG」の最大のウリは高度なIoT技術や光によるユニークな表現方法ですが、まずは時計本体の作り込みからレポートをスタート。それほどこのモデルのルックスは秀逸なんです!

スマートウォッチとは思えないケースのクオリティにびっくり!

まず、手にとってびっくりしたのが、時計としての完成度の高さです。今までもアナログ時計にデジタル技術を融合した時計は何本も登場していましたが、その多くは、”とりあえずデジタル載っけてみました”というような企画ありき。モノとしての魅力に欠けていたものがほとんどで、所有する喜びという点では満足できるものではありませんでした。
でも、この『VELDT LUXTURE』「ModelIG」、最初に持った瞬間からこれは違うという感触がビンビン伝わってきました。まずは重量感。腕にずっしりくる重みが、密度の高い質のいいステンレススチールを使っていることを物語っています。この時点で、ブランドが本気でいい時計を作ろうとしている意気込みが伝わってきます。
そして、ケーシングのクォリティが高いこと。面と面のエッジがしっかり立っているのでメリハリが効いていてシャープな印象ですし、しかも面ごとにサテンとポリッシュの磨き分けまでしてあり、ラグジュアリーさが際立ちます。非常に手の込んだこの仕上げはまさに高級ブランドの十八番。アナログとデジタルが融合した時計で、時計だけでも使いたいと思ったのはこの『VELDT LUXTURE』が初めてかもしれません。
veldtエッジの立ったブレスレットはまさに高級時計そのもの。コマ同士が接する面はポリッシュになっており、手首の動きによって時折キラっと光るさまは、ラグジュアリーブランド顔負けの高級感です。

veldt立体的な文字盤構造もスマートウォッチの域を超えた作り込み。センターサークルは氷山からインスピレーションを受けた溝状の加工、また外周は光の当たり方で表情を変えるサンレイ加工が施されています。

都会的なデザイン性はファッションアイテムとしても最適!

高い質感に大満足の『model IG』ですが、使っているうちに魅力的に感じたのが、38mmというケース径です。このサイズは40mm超えが当たり前の今の時計シーンからすると、かなり小振りなほう。ただ、日本人の腕に馴染むという点では、このくらいのサイズ感がちょうどいい感じで、何よりシャツの袖口に引っかからないので、着けていてストレスゼロなのがうれしいポイントです。

普通、サイズが大きければ大きいほどファッション的なアクセント効果が高いわけですが、『model IG』がその点不利かと言えばまったく問題ありませんでした。と言うのも、前述したように、ケースそのものの作り込みが凄まじく高級感があること、そしてスマートウォッチとは思えないほどデザイン性が高いから。6時12時位置のアイコニックなくちばし状のフォルムは腕元から個性を演出できますし、サークルで色分けされたツートンカラーのレトロテイストもすごく今っぽい。ちょっとコーデに手を抜いても時計の存在感がなんとかしてくれる、そんな安心感も手伝って、積極的に街に連れ出したくなる時計に仕上がっています。
ケース径は38mm、厚さは12.4mm。現代の腕時計では小振りですが、このサイズ感が最高! シャツの袖口にすっぽり収まるサイズが日本人には一番腕馴染みがいいんです。

何気ないネイビージャケットだって、腕時計に高級感があれば、できる男を演出可能です。まさに、格上げアイテムに最適なアイテム。

veldt美しいツートンカラーは差し色としても機能。シンプルな装いでもコーデのアクセントとして使えば、都会的にアップデートできます。また38mm径は女性でも使えるのが魅力です。

何にでも合うからといって何も考えずに着てしまいがちな地味なグレーニットだって、さわやかなブルーアクセントを投入することで、こなれ感を演出できます。

カラーは3色。左からローズ・ブラウン(LXC1RBS-MSS1)、シルバー&ブルー(LXC1SBS-MSS1)、ブラック&オレンジ(LXC1BOS-MSS1)をランナップしています。

最新テクノロジー満載だけどアナログさが心地いい『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』のスマート機能

これまで『VELDT LUXTURE』「model IG」のルックスがいかにいいか、時計そのものの魅力を語ってきたわけですが、それだけで終わらないのがこの時計の魅力であり奥深さ。次は『VELDT LUXTURE』の特徴となっているLEDでの表現やスマート機能について見ていきましょう。

『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』の先進機能で毎日の生活がより豊かに!

『VELDT LUXTURE』を唯一無二の存在にしているのは、IoTデバイスであること、そしてアウトプットを文字盤周囲に埋め込まれたLEDによる光と振動で行うことです。
一度スマートウォッチを使い始めると、時計に時刻や日付以上の情報を求めてしまうのは自然なこと。『VELDT LUXTURE』「model IG」は、LINEやInstagram、メールなどの通知を受けることも可能ですし、天気予報、月齢、気温、波情報、日の出/日の入、地球気温、CO2メーターなど、多くのプリセット機能を搭載しています。高級時計のルックスを持ちながら、スマートウォッチのメイン機能である「通知」機能をちゃんと搭載しています。そして、その情報をLEDによる光と振動で直感的に表現します。例えば、「天気」ならオレンジは晴れ、白は曇り、水色なら雨といった具合。これらの機能はアプリ上で最大4つまで自由に割り当てることが可能です。
(左)アプリの設定画面。プッシュボタンに最大4つまで機能を割り当てられます。(中)最初から多くの機能がプリセットされています。後述するように、「Riiiver」プラットフォームに対応しているため、「iiidea」ストアの無数の機能から好きなものをダウンロードすることだってできます。(右)「LINE」通知の設定画面。LEDの色や振動のパターンをカスタマイズ可能で、ディスプレイがなくてもどのアプリの通知なのかしっかり認識可能です。

さて、肝心の使い勝手ですが、正直なところ、使う前は小さくてもディスプレイつけた方がいいんじゃないの?って思っていました。実際、情報の読み取り方に慣れるまで戸惑ったのも事実。でも2週間ほど使って直感的に理解できるようになってからは、これまでいかにスクリーンに支配されていたかを実感しました。ディスプレイでメールの内容まで確認できたら、頭の中は内容の把握と返信のことでいっぱい。でも光と振動だけなら、自分にアクセスがあり、時計を通じて外と繋がっていることは感じつつも、それまでやっていた作業が分断される感覚がまったくなくなりました。フルスクリーンのスマートウォッチももちろん便利なのですが、「Model IG」を使っているうちに、このくらいのシンプルさがむしろ心地よく感じてきたんです。
文字盤外周に仕込まれたLEDの色や強弱であらゆる情報を表現します。柔らかい光が文字盤真ん中の溝加工に当たると、なんとも言えない美しさ。

ステイホーム環境下の今、もっとも実用的だったのがポモドーロタイマーです。ポモドーロタイマーは、もっとも効率的に作業できると言われる25分の作業、5分の休憩を繰り返すポモドーロテクニック用のタイマー機能。スタートするとLEDが25分位置までのびカウントダウンしてくれます(左写真)。途中経過もしっかり光が表現してくれるので便利(右写真)。休憩時間や回数もアプリで自由に設定も可能で、一番押しやすい4時位置のプッシュボタンにこの機能を割り当ててヘビーユーズ中です!

機能を追加したり作ったりと「Riiiver(リィイバー)」で可能性無限大!

この『VELDT LUXTURE』「model IG」は、シチズン時計と共同開発した、「Riiiver」に対応しており、さまざまな機能が公開されている「iiidea(アィイデア)ストア」から、好きな機能を自由にダウンロードできるのも大きなトピックです。これは、iPhoneにおける「AppStore」、アンドロイドにおける「Play Store」みたいなもの。機能をどんどん拡張することで、自分だけの「Model IG」を作り上げることができます。

その「Riiiver」の「iiideaストア」には、「株価」「リマインダー」「Spotifyコントロール」「カフェ検索」「MLB」や「NBA」など、ビジネス、食、エンタメに渡って数多くの機能がアップされています。さらにこの「iiideaストア」がスゴイのは、自分だけのオリジナル機能を作って公開することができること。「AppStore」や「Play Store」に自作アプリをアップするのは敷居が高いですが、「Riiiver」での機能制作はパーツを3つ組み合わせるだけ。オリジナル機能をアップしたり、逆に他の人がアップした機能を使用したりと、「Riiiver」内でのコミュニティも「Model IG」を使う楽しみの一つなのです。

「iiideaストア」には、さまざまな機能がアップされており、自由にインストール可能です。

『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』はスマートウォッチの新しいカタチだ!

Iot技術が活用されていることから、デジモノ好きのアイテムとみなされがちな『VELDT LUXTURE』。ですが実際に使ってみて感じたのは、時計としての基礎体力の圧倒的な高さです。モノとして非常に魅力があり、所有欲を満たしてくれるのです。ゆえに、時計好きや、時計をファッションの一部として捉える人たちにも自信をもっておすすめできます。
もちろん、スマート機能を備えていたり、新たな機能を自分で作り出すことができたりと、デジモノ好きにもたまらない要素も満点。また、LEDによる直感的でシンプルな表現で完結することから、多機能化するスマートウォッチに苦手意識を持つ人や高齢者にもおすすめできます。
なにより、直感的で分かりやすい光と振動によるユニークな表現は、スマートウォッチの概念を根底から変えるほどの、インパクトある体験をもたらしてくれます。リッチな表現力を追い求め競争が続くスマートウォッチ業界ですが、『VELDT LUXTURE』「Model IG」はそんな中にあって、ダイレクトに情報を伝達するのではなく、光を仲介することで感性を揺さぶるアプローチをとった野心的なモデル。最初はピンとこないかもしれませんが、しばらく使っていると、情報との付き合い方は「これで十分」と思わせる魅力に満ちた新感覚ウォッチなのです。

『VELDT LUXTURE(ヴェルト ラクスチュア)』商品概要

・商品名 : VELDT LUXTURE Model IG (ヴェルト ラクスチュア モデルIG)
・価格 : 6万3800円(税込)
・型名/型番:シルバー&ブルーLXC1SBS-MSS1、ローズ・ブラウン(LXC1RBS-MSS1)、ブラック&オレンジ(LXC1BOS-MSS1)
・素材 : ステンレススチール、サファイアガラス(表面)、ミネラル・カラーガラス(背面)
・サイズ : 外径:38mm、厚さ:12.4mm 、ベルト幅:20mm
・通知 : メッセージ、電話、Eメール、SNS、アプリ通知、カレンダー通知など
・時計モジュール : クオーツ(ボタン電池内蔵、持続期間 約2年間)
・バッテリー : リチウムポリマー、持続期間 待機約3日間
・センサー : 加速度センサー、照度センサー、UVセンサー
・充電方法 : 無線給電方式(USBケーブル使用専用充電器付属)
・防水 : 5気圧防水
・無線通信 : Bluetooth Low Energy 5 Ready
・対応OS : iOS 10+, Android™ 6+
・主なプリセット機能 : 各種通知およびデジタルタイムアウト機能、UVアラート、天気予報、月齢、気温、波情報、日の出/日の入、地球気温、CO2メーター、大気質指数、深呼吸サポート、タイマー、ポモドーロタイマー、スケジュール、世界時計、ライフログ機能

公式サイト

www.veldtwatch.jp

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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