検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. Apple Watchはカーナビ替わりになる? Apple Watchの純正「マップ」アプリを車のナビに使った感想

Apple Watchはカーナビ替わりになる? Apple Watchの純正「マップ」アプリを車のナビに使った感想

NEWS

2021.10.07

車のナビには何を使ってますか?

車の運転に必須と言ってもいいアイテムのカーナビ。

昭和の時代には全国地図を片手に(あるいは同乗者に道案内をしてもらって)目的地までたどり着いていましたが、平成の時代では紙の地図を車に乗せている人は少数派でしょう。

そして令和の今、カーナビももしかしたら徐々に過去の産物になっていくかもしれません。

なおネットリサーチ会社のマイボイスコムが行った『カーナビの利用』に関する2020年のインターネット調査によると自家用車での車載カーナビ機器の所有率は80%以上だそうで、車載カーナビ選びの基準としては、操作の簡単さ、地図のわかりやすさ、画面の見やすさ、情報の精度、、と続いていくそうです。

カーナビ付きでもスマホのナビを使う人が多い

それでは80%の人はカーナビを使い、スマートフォンのカーナビアプリは使っていないかというと実はそうではなく、車載カーナビを使用している人のうち10%弱の人は「ほぼ毎回スマートフォアプリを使う」そうで、「時々利用する」(25%)「あまり利用しないが使うことがある」(13%)を含めると実に半数の人がカーナビアプリと併用しているそうです。

車載の純正カーナビは新しい道路が開通した時などに、最新の情報が更新されていなかったり、目的地までのルートを遠回りに案内することがあり、併用する人が多数いるのだそうです。

※上記写真を含め、車内で撮影した写真はいずれも赤信号の停車中に撮影しています

人気のカーナビアプリはGoogleマップやYahoo!カーナビ、カーナビタイムなどですが、アップルユーザーであればApple純正のMapアプリを使う方もいるでしょう。

筆者は併用するならばGoogleマップ派ですが、Apple Watchをさらに併用すると便利さが増すとの情報を得ましたので、本記事ではその使用レビューをお届けします。

スマホのナビにApple Watchが加わると意外なメリットがたくさん

早速Apple Watchのナビを運転中も使ってみると、今まで知らなかった便利さが沢山あることがわかりました。

まず、Apple Watchのマップのナビを設定するには、iPhoneのマップアプリで目的地を設定しますが、この操作はカーナビで目的地を設定するのに比べてとても簡単です。

運転中などはSiriを使って目的地設定してもいいですし、目的地まで地図をスクロールさせてピンをタップすれば簡単にゴール設定ができます。

車での経路をタップして「出発」ボタンをタップすればすぐにナビがスタートします。


なおApple Watchには上記のような注意喚起のメッセージが表示され、

・到着予想時間
・現在時刻
・「マップ表示」の場合は現在地点の状況
・「ポイント表示」の場合は次に曲がる場所までの距離と曲がる方向

もそれぞれ表示されます。

Apple Watchをナビに使う意外なメリットとしては、「前方への視線をずらさずに指示が見える」ということでしょうか。

カーナビをじっくり見ようとすると、どうしても前方から目をそらしてカーナビ画面を数秒見つめることになります。

信号待ちしているような時はいいのですが、走行している時に2〜3秒前方から目を離してしまうと、前の車が急ブレーキをかけた時など、危なく追突してしまいそうな時があります。

そんな時でも、前方への注意と同じ目線で指示を確認できるのは安全です。

到着時間の表示もありますので、カーナビ画面を見る回数が格段に減ります。

また、曲がる場所や車線変更の場所で腕元への振動で教えてくれるので、過って通過してしまうことも無くなるでしょう。

意外と「この信号で曲がるのか、一つ先の信号で曲がるのか」が曖昧な時があり、そんな時も役に立ちます。

「もうここまで来れば分かった」という場所で終了ボタンを腕元で押せることも便利なポイントかもしれません。

使い勝手が悪い点といえば、「マップ表示がさすがに小さすぎて見づらい」ということと「いちいちバイブレーター機能で教えてくれるのはうっとうしい場合がある」ということくらいでしょうか。

バイブレーターは、本当に曲がる場所が曖昧な時は助けになるのですが、明らかに曲がる場所がわかる時は少し鬱陶しく、「LINEの通知でもきたのかな?」と勘違いしてしまうこともあります。

スマートフォンとの同期をさせない方法は

スマートフォンのマップアプリがあれば十分で、Apple Watchと同期させたくない場合は、設定から同期を解除できます。

車、自転車、徒歩と、ナビゲーションの種類によってオフにできるので、「自転車だけは外しておこう」とか「徒歩の時だけONにしておこう」というように設定できます。

今まで必要性をあまり感じずに、マップアプリを使用していませんでしたが、アップルの純正Mapアプリがどんどん進化していることに気づきました。

車載カーナビと併用して使用する機会がこれから増えそうです。

あわせて読みたい

Apple Watchの「マップ」と「Googleマップ」の違い&使い分け方
https://www.smartwatchlife.jp/25338/

Apple Watchの「マップ」ナビ機能は自転車移動で超便利!
https://www.smartwatchlife.jp/20610/

     

関連記事


     
 

RANKING

  1. 「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴6つ。謎ブランドの格安モデルや「Amazonの商品名に機能列挙」は要注意!

  2. Apple Watch Series 8の色選びを大量の写真・動画と7000字で徹底解説!

  3. 1日300kcalだけで平気なの?Apple Watchの「ムーブ」のカロリーは何の数値か

  4. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2022年版】 Suica、QUICPay、iDをApplePayで使う方法とその便利さとは

  5. iPhoneで計測できる「歩行非対称性」とは?何%なら正常?

  6. この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました。

  7. 石田ゆり子、二宮和也、齋藤飛鳥……。Apple Watchを使っている有名人40人を動画・画像付きで紹介します!

  8. 超スムーズなApple WatchのSuica改札通過法! 時計の裏側の”腕タッチ”でもOK

  9. Apple WatchはLINEも使えてやっぱり便利! 「4つの返信法」「既読を付けない読み方」ほか、便利な使い方と疑問を徹底解説

  10. 2022年6月時点の「Suicaが使えるスマートウォッチ」20選。Apple Watch、Garmin、Fitbit、SONYの主要モデルを網羅!

NEW CONTENTS

  1. Apple Watchを着けてカリフォルニア州花の花見&サイクリング

  2. ランナーに圧倒的な支持を受けるGarminからランニング用スマートウォッチの最上位モデル『Forerunner 965』が発売に

  3. AppleWatch専用の急速充電器&モバイルバッテリーが登場。『SMARTCOBY DUAL』「Makuake」にてプロジェクトスタート

  4. スリムで軽量なボディでラウンド型の最新スマートウォッチ「Amazfit GTR Mini」が新発売

  5. ナビットの1000人アンケートでわかった スマートウォッチのリアルな利用状況

  6. エレコムから発売された4つの異なる素材のApple Watchバンド。あなたの好みはどのタイプ?

  7. ケースごと着替えて印象をガラッと変える。新発売スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT Cyber』。

  8. Apple Watchをエレガントに楽しみたいなら2重巻のレザーバンドはいかが?EPONASからドゥーブルレザーバンドが登場。

  9. 春の季節にぴったり。ポラールのGPSプレミアムランニングウォッチPolar Pacer Proに新色ゴールド・シャンパン登場!

  10. Apple、Samsungなど大手のウェアラブル出荷量が軒並み減少! 2022年第4四半期のデータを読み解く

TAG

タグをさらに表示