世界最大級のイエネコ行動データの研究機関『Catlog総研』設立。年齢別の平均運動時間、季節別の睡眠時間などの研究結果が面白い！

公開日： 2021.11.16

猫の行動を24時間365日見守る首輪型デバイス「Catlog」と、トイレの下に置くだけで猫の体重や排泄情報を記録する「Catlog Board」を展開する株式会社RABO。

同社がCatlogシリーズの利用者の猫から取得・蓄積された28億件（*2021年11月時点)超の行動ログデータ・体重・排泄データなどを活用した研究機関「Catlog総合研究所」の設立を発表しました。

Catlog総研が保有し解析する研究データは、今後は適宜レポートとして発表。また将来的には異変の検知や症例の早期発見など、イエネコに還元できる有益な情報にもなることを期待しているとのこと。

以下、Catlog総研の所有するデータの一例を本稿ではご紹介します。

2歳未満の子猫様が突出して運動時間が長く、その後は年齢が高くなるにつれ運動時間が短くなることがわかります。貴重な子猫時代には、是非飼い主さんもご愛猫様と遊ぶ時間を楽しんでください。

猫様の睡眠時間は月によって違いがあることがわかりましたが、どうやら春ではなく冬が一番寝る模様。調べてみたところ、日長時間との関連性が大きくありそうだと判明しました。太陽の隠れている時間が長ければ睡眠時間も短く、短ければ睡眠時間も長くなるようです。

Catlogをご利用の猫様で登録数が多い猫種トップ10を毛の長さで分類し、それぞれの毛づくろい時間を見てみました。

結果は以下のとおりでした。

猫種によっての違いも大きいですが、短毛の猫様より長毛の猫様の方が比較的毛繕い時間が長いことがわかります。ニンゲンと同じように、長さがあるとケアにも時間がかかるようです。

その他のレポートは下記の記事にて確認できます。

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