近年は利用者も増加し、使っている人からは「もう手放せない」という声も多く聞くロボット掃除機。今回は世界最小級というサイズ感とスペックの高さで注目の新作「SwitchBotロボット掃除機K10+」を、ブランド側の商品提供で先行レビューします。
なおSwitchBotは各種スマートホーム製品で日本でも人気のブランド。2022年には家電市場の需要予測・調査・分析を手掛ける『家電Biz』によって「IoTブランドNo.1」に選出。ロボット掃除機では「S1 Plus」が2022年8月、『家電批評』のベストバイ(水拭き対応ロボット掃除機コスパ部門)を受賞するなど、信頼性の高い実績があります。
本稿の主役「K10+」は発売当初は先行販売でしたが、現在は通常販売となっており、価格やクーポンは公式サイトで随時更新されています(最新の販売条件は下記リンクからご確認ください)。
レビューする製品はこちら!
SwitchBotロボット掃除機K10+

SwitchBotが日本のユーザー2,500人超にアンケートを行い、「日本人にとっての使いやすさ」にフォーカスして開発した、世界最小級(直径25cm未満)のゴミ収集ステーション付きロボット掃除機。主な特徴は以下です。
・直径25cm未満の超コンパクトでも高吸引(最大2500Pa)。狭い通路・家具間の掃除に強い。
・無駄のない設計ながら4L大容量のゴミ収集ステーション。市販のお掃除シートで水拭き対応。
・独自のSilenTech™で50dB以下の静音。集合住宅・夜間運用に最適。
・各種センサー+高機能アプリでマップ化、進入禁止、スケジュール、リモコン操作などに対応。
実機の動作イメージは下記動画レビューでも確認できます。
ここから商品レビュー!

届いた商品のパッケージ。ロボット本体は世界最小級ですが、自動ゴミ収集ステーション付きのため箱はそこそこのサイズです。ネコも興味津々。

手に持つとこのくらいのサイズ感。大評判だった「S1 Plus」から本体サイズ約50%カット。メチャクチャ小さい!

248×248×92mm。直径約25cm・高さ10cm弱のイメージ。一般的なロボット掃除機より直径で約10cm小さい体感で、障害物や狭い通路が多い家でも、行ける場所がグッと増えます。

ステーションに戻ると自動でゴミを吸い上げ。充電ドックも兼ねるので、電源近くに設置するのが吉。

筆者はリビングの一角に設置。水拭きモードも使うなら、和室や厚手カーペットの部屋にステーションを置くと戻れなくなるケースがあるので要注意。

初期設定はアプリの指示に従えば迷いなし。説明書の日本語も分かりやすいので、メカが苦手でもOK。
実際に使ってみた!

まず驚くのは狭路の通過性。本棚とベッドの間の細いスキマなど、諦めていたエリアにもスルリと侵入してしっかり清掃。

スティック掃除機だと難しいベッド下も余裕。ゴミが溜まっているときはアプリの「ゴミを収集」をタップすれば、自動でステーションに戻って吸い上げてくれます。

ステーション上部に紙パックをセット。約70日に一度交換目安でランニングコストは低め。本体のダストボックスは分離でき、直接ゴミ箱に捨てることも可能。

コンパクトだと椅子の脚まわりやデスク下のような入り組んだ場所にも入りやすいのが利点。

放置しがちな狭いスペースの埃も一掃。“掃除が続く部屋”に変わっていくのを実感します。
掃除能力や静音性は?

モードは静音/標準/パワー/MAXの4段階。普段は静音で十分ゴミを回収できました。50dB以下なので隣室だと気にならないレベル。必要時はMAXで一気に。カーペットは状況に応じてモードを上げるか、カーペットモードを有効化すると良好。吸引は最大2500Paで、猫砂の粒や細かい埃も問題なし。
マップ上で進入禁止エリアの設定も!

段差の乗り越えは約2cmまで。玄関の落差やペットの餌場・水場はアプリの「進入禁止エリア」で回避するのが安全です。マップ精度は高く、位置ズレのストレスは少なめ。

ペットの餌置きが押される問題も、禁止エリア設定で解決。
水拭きモードもあり、市販の掃除シートも活用可能!

付属アタッチメントにお掃除シートを装着して水拭き。純正に加え、市販シートも使えるのが実用的。用途別(ウエット/ドライ、油汚れ対応など)に選べ、いつでも清潔。
タイマーや各種設定も充実

平日・週末のスケジュール清掃や、部屋指定清掃に対応。留守中はパワー高めで一気に掃除、在宅時は静音で部分清掃など、生活リズムに合わせやすいです。

ほか、おやすみ期間(夜間は自動収集や音声を停止)、音声案内の音量・声質変更、リモコン操作など細やかな配慮が光ります。
感想まとめ(メリット/注意点)

良かった点
・狭い通路や家具間も通過しやすい超小型で、清掃カバー率が高い
・静音性が高く、夜間や集合住宅でも使いやすい
・紙パック収集で手間が少なく、ランニングコストも低め
・市販シートで水拭きでき、いつでも清潔運用
・アプリの進入禁止・部屋別清掃・スケジュールが直感的
注意したい点
・すべり止め無しのラグやフリンジ付きラグは苦手(巻き込み・乗り上げ失敗対策が必要)
・段差2cm超は要「進入禁止」設定
総じて、「日本の家で本当に使いやすいサイズと静音性」を突き詰めた実力派。ロボット掃除機導入で部屋の片付け習慣が生まれるのも大きな効用でした。
販売情報
「K10+」は現在通常販売中です。価格・クーポン・在庫は変動するため、最新情報は公式ページでご確認ください。
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