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スマートリングの次は“耳”へ。米国で血流トラッキング搭載のスマートイヤリングがデビュー

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次世代のウェアラブルデバイスとして注目を集める「スマートイヤリング」の新たなモデルが登場しました。米国ボストン発のLumiaは、血流をリアルタイムに計測できるスマートイヤリング「Lumia 2」を発表。合わせてJ2 VenturesやBonAngels Venture Partnersなどから700万ドルの資金調達を実施し、政府関連の契約・助成金510万ドルと合わせて、総調達額は1720万ドルに到達しています。

耳で血流をリアルタイム測定。新しいウェアラブルの形

Lumia 2は、耳に装着する“イヤリング型ウェアラブル”というユニークなデバイスです。ピアスホールを必要としないカフタイプを含め、フープ・カフ・スタッドなど多様なスタイルに対応。カラーもゴールド、シルバー、クリアと幅広く、アクセサリー感覚で自然に着用できます。

重量は1g未満と非常に軽量で、背面の「Lumia Core」モジュールに、PreciseLightセンサー、バッテリー、プロセッサー、各種ヘルスセンサーを集約。耳という身体の中心に近い位置に装着することで、指や手首では取得できない生体データを計測できる点が大きな特徴です。

血流の変化を可視化。生活習慣と“頭のコンディション”を理解

Lumia 2が計測する“血流(Blood Flow)”は、水分量、食事、姿勢、睡眠、運動などによって大きく変動します。これを継続的に追跡することで、「集中力」「エネルギー」「メンタルクリアリティ(思考の冴え)」にどのような影響があるかを把握できるのが本デバイスの狙いです。

血流解析技術は、POTS(起立性調節障害)やロングCOVIDなど慢性的な血流障害を持つ患者向けに開発された背景があり、ジョンズ・ホプキンス大学 / デューク大学 / ハーバード大学など複数の研究機関との共同研究を経て臨床的に実証されています。データは心臓学の主要学術誌にも掲載されており、科学的な裏付けもある点が特徴です。

生理周期・温度・睡眠・レディネスも計測。スマートリングの“次”へ

Lumia 2は血流だけでなく、睡眠、体温、レディネス(準備度)、月経周期といった主要なヘルスケア要素にも対応しています。Lumiaは「これはスマートリングの次に来るデバイスだ」と位置づけており、Oura Ringに続く新たなスマートウェアラブルカテゴリーの確立を狙っています。

デバイスはiOS/Androidの両方に対応し、バッテリーは5~8日持続。充電の頻度が少ない点も日常使いに適しています。

SwitchBackモジュールで“好きなイヤリングがスマート化”

Lumia 2の大きな特徴が、この「SwitchBack」モジュールによる拡張性です。ユーザーは自分のイヤリングやフープにスマートモジュールを取り付けられるため、「お気に入りのアクセサリーをそのままスマート化」できる点が大きな魅力です。

ユーザーの体験談では、POTSの症状管理に役立ったという声もあり、一般向けモデルとなるLumia 2でも「思考が冴える」「生活習慣の影響が分かる」といった体験が期待されています。

販売地域と会社情報

Lumia 2は、まず米国・カナダで販売開始予定。現時点では医療機器ではなく、診断や治療を目的としたものではないと明記されています。

同社は2020年創業で、元BOSEのエンジニアが中心となって設立。現在は35名のチームで、特許も複数取得済みです。

まとめ:耳から測る新しいウェアラブルカテゴリーが登場

ウェアラブルの主流が腕(スマートウォッチ)・指(スマートリング)へと広がってきた中、耳という新しい部位での計測を可能にしたデバイスは極めてユニークです。特に血流という指標を日常的にトラッキングできる点は、集中力・メンタル・生活習慣との関係を深く理解したいユーザーにとって大きな価値があります。

今後の日本展開や価格情報にも注目が集まりそうです。

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