検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. 5000円台スマートウォッチ「Redmi Watch 3 Active」と「Redmi Watch 3」を比較レビュー!

5000円台スマートウォッチ「Redmi Watch 3 Active」と「Redmi Watch 3」を比較レビュー!

NEWS

2023.08.14

5000円台で買えるハイコスパのスマートウォッチとして話題沸騰中のRedmi Watch 3 Active。

当サイトのレビュー記事、レビュー動画も幅広い方に見られて反響が大きいです。

あわせて読みたい:Redmi Watch 3 Active使用レビュー。驚愕コスパの5000円台スマートウォッチ!

なお同じブランドのXiaomiには、名前も見た目も非常にソックリな「Redmi Watch 3」というモデルがあります。

大きな違いは、設定されている希望小売価格が17,800 円(税込)と1万円以上高いこと。

といっても最近は価格が下がってきていて、Amazonブラックフライデーの期間は¥9,980まで下がっています!

とはいえ定価が7000円ほど価格が違う両モデルは、一体何がどう違うのかを、今回は実機を並べてレビューしたいと思います!

※本記事ではブランド側から製品の貸与を受けていますが、感想は率直にお伝えします!

比較するモデルはこちら!

Redmi Watch 3

Amazonで詳細を見る

Redmi Watch 3 Active

Amazonで詳細を見る

Redmi Watch 3の主な搭載機能の一覧表

 

では当サイト調べの主要機能チェック表を使って、両モデルの違いをチェックしてみましょう。

緑色の部分が搭載している機能です。

間違い探しみたいになってますが(笑)、違うのは3段目の「GPS機能」の搭載の有無。

1万円以上高いRedmi Watch 3のほうが独立GPSを内蔵しており、5つの測位システムにも対応しているため、高精度で高速な測位が可能。

一方の5000円台のRedmi Watch 3 ActiveはGPSの搭載ナシ、というわけです。

そのためRedmi Watch 3 Activeでランニングなどの屋外運動の軌跡(ルート)を記録したい場合は、スマホを持って運動する必要が出てきます。

ランニングでの使用をメインに考えていて、ルートもしっかり記録したい人には、この点はネックかもしれません。

ただ、スマホを持たずにRedmi Watch 3 Activeでランニングをしても、ランニングのデータ自体はしっかり記録できることは、上のレビュー記事・動画でも確認済みです。

また逆にいえば、「主要な機能で大きな違いはGPSの搭載有無くらいしかない」とも言えるので、やっぱり両モデルはかなり似ている気がします。

では、細かな部分の違いを以下で見ていきましょう。

見た目の違い

まずは見た目の違いをチェックします。

左が5000円台のRedmi Watch 3 Activeで、右がRedmi Watch 3です。

バンドの色の違いは置いておくとして、まず目を引くのはケースの側面の素材の違い。

価格の高いRedmi Watch 3はメタリック仕上げとなっていて、フレームの素材は「NCVM」と公式データで記載がありました。

NCVMは調べるとNon-Conductive Vapor Metallization(非導電性蒸気メッキ)のこと。いわゆる「金メッキ」「銀メッキ」などと言われるメッキ仕上げのことと考えればいいでしょう。

そして真正面から見てみると、ケースの大きさも違うことが分かります。

5000円台のRedmi Watch 3 Activeは46.94×38.88×10.94 mm

価格が高価なRedmi Watch 3は42.58×36.56×9.99mmとなっています。

5000円台のRedmi Watch 3 Activeのほうが、縦横が2~4cmほど、厚さも1cmほど大きいわけですね。

廉価版のほうが画面が大きい、というのは少し面白いポイントですね。

なおストラップを含む重量も、5000円台のRedmi Watch 3 Activeのほうが4g重い41.67 gとなっています。

ディスプレイの解像度は?

なお画面がデカいからといって、Redmi Watch 3 Activeのほうが画面が見やすいか……というと、そうは言えなかったりします。

以下、ディスプレイのスペックを比較してみます。

◎Redmi Watch 3

1.75インチ有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ
解像度:390×450 ピクセル
輝度:最大600nit、調整可能
指紋防止コーティングを施したガラス

◎Redmi Watch 3 Active

1.83 インチ LCD ディスプレイ
解像度:240 × 280 ピクセル
輝度:最大 450 nit、調整可能

まずサイズの違いは置いておくとして、解像度や最大輝度(明るさ)は価格が上のRedmi Watch 3のほうが上なことが一目瞭然です。

またRedmi Watch 3のほうだけ指紋防止コーティングを施したガラスも表面に採用されています。

そしてディスプレイの種類自体が違うことも分かります。

Redmi Watch 3 ActiveのLCD ディスプレイというのは、いわゆる液晶ディスプレイ。

一方のRedmi Watch 3 は有機EL(AMOLED)ディスプレイです。

2つのディスプレイの違いをザックリ言ってしまえば、有機ELディスプレイのほうが高精細で視野角も広く、なおかつ省電力というメリットがあります。

たしかに細かな表示の違いを見ると、Redmi Watch 3 のほうが同じ画面でも文字がハッキリ・クッキリ見えていることが分かります。

ただこれは「並べて比較すれば分かる」という話で、5000円台のRedmi Watch 3 Activeの表示が見づらい・見えないということは全くありません。

ただ、このようにディスプレイのグレードも変わってくることは理解しておいてもいいでしょう。

Alexa対応の有無

5000円台のRedmi Watch 3 Activeは、非常に安価なのにマイク&スピーカーを搭載していることが話題を呼びましたが、Amazon Alexaなどの音声アシスタントには現時点で未対応。

一方で価格が上のRedmi Watch 3はAmazon Alexaに対応しています。

Amazon Alexaで何をするかは人それぞれですが、筆者の場合はスマートウォッチのタイマー機能を色んな場面で使うので、時計に「タイマー5分」と話しかけたりして、ササッとタイマーをかけられるのは大きな魅力。

この違いは事前に認識しておくとよいポイントといえるでしょう。

タイマーのバックグラウンド動作の可・不可

そんなタイマー愛好家の筆者からすると気になった違いをもう一つ触れておくと、「タイマー機能のバックグラウンド動作が可能かどうか」にも違いがありました。

5000円台のRedmi Watch 3 Activeは、バックグラウンド動作が不可能。タイマーの画面を表示し続けていないと、タイマー機能が動作しません。

一方で高価なRedmi Watch 3は、バックグラウンド動作が可能。タイマーを開始したら、画面を切り替えて別の動作をしても、タイマーは動作し続けてくれます。

タイマー機能を頻繁に使う人は、この違いも認識しておきましょう!

ウォッチフェイスのカスタマイズ性

これは細かい話ですが、ウォッチフェイスのカスタマイズ性も違いがあることが分かりました。

Apple Watchのような高価なスマートウォッチには、ウォッチフェイス(時計上のトップ画面)に表示する項目を自分でカスタマイズできて、その項目をタップすることで詳細データにジャンプできる機能が搭載されています。

今回の2モデルについては、高価なRedmi Watch 3 はその機能を搭載。

5000円台のRedmi Watch 3 Activeは、その機能が搭載されていません。

いろいろなスマートウォッチを使ってきた筆者としては、この違いはけっこう気になる部分でした。

ただ、初めてのスマートウォッチでシンプルな使い方をする人なら、カスタマイズ不可のRedmi Watch 3 Activeでも十分楽しく使えると思います!

ワークアウトの自動検出機能

細かな部分でいうと、ワークアウトの自動検出機能にも違いがありました。

高価なRedmi Watch 3 はウォーキングやランニングなどの運動を自動で検出し、歩いていると「ウォーキング中ですね。運動を記録しますか?」といった通知をしてくれる機能を搭載(不要な人はオフにもできます)。

一方のRedmi Watch 3 Activeには、この機能がありません。

運動を細かく記録したい人には、少し気になるポイントかもしれませんね。

ちなみにワークアウト中の画面表示は微妙に配置が違いましたが、内容にそこまで大きな違いはありませんでした。

搭載しているセンサーの違い

さらに細かな話になりますが、搭載しているセンサー類にも両者には違いがあります。

5000円台のRedmi Watch 3 Activeは、心拍数センサー(血中酸素センサーを含む)、加速度計のみを搭載。

より高価なRedmi Watch 3は、心拍センサー(血中酸素レベルセンサーを含む)、加速度計に加えて、ジャイロスコープ、地磁気センサーを搭載しています。

磁気センサーが搭載されているので、コンパスが使えるのも一つ魅力ですね。

「コンパスって日常のどんな場面で使うの?」と思った人には、間違いなく不要な機能なので、この違いは気にしないで大丈夫です(筆者もまず使いません笑)。

筆者が気づいた違いはこのくらいでした

筆者が両モデルを使ってみて、気がついた違いはこの程度でした(細かな部分でまだまだ違う部分はあるかもしれません)。

バッテリーの容量や持続時間は両モデルともほぼ一緒で、防水性能なども同じでした。

人によって日常でよく使う機能は違うので、「こんなに違うなら高くてもRedmi Watch 3を買う!」と思った人もいれば、「価格も考えると自分には5000円台のRedmi Watch 3 Activeで十分だわ」と思った人もいるでしょう。

なおRedmi Watch 3についても価格が1万2000円前後まで下がってきていて、こちらもコスパがメチャクチャ高いことには変わりないので、価格が上でもRedmi Watch 3を選ぶというのも全然アリだと思います。

両モデルを比較検討中だった人のスマートウォッチ選びの参考になれば幸いです!


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。You Tubeでも各種レビューを行っています!

あわせて読みたい

Redmi Watch 3 Active使用レビュー。驚愕コスパの5000円台スマートウォッチ!

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


RANKING

  1. 日本糖尿病学会が「血糖測定機能をうたうスマートウォッチ」に注意喚起

  2. 超良コスパのスマートウォッチ「Redmi Watch 4」使用レビュー。1万円程度の大画面モデル

  3. Xiaomi Smart Band 8 ProとRedmi Watch 4を比較レビュー【どちらもハイコスパなスマートウォッチ】

  4. Haylouのアクティブスマートウォッチ「Solar Pro」先行販売スタート

  5. Google Pixel Watch 2とGalaxy Watch6を専門サイトが徹底比較! 勝つのはどっち?

  6. 土屋鞄、新ブランド「ATTITU(アティテュ)」発表。Apple Watchバンドなど全5型が新発売

  7. Xiaomi Smart Band 8 Pro使用レビュー。大画面の万能モデル!

  8. Xiaomi Smart Band 8と 8 Activeの違いを比較使用レビュー

  9. 『鬼滅の刃』スマートウォッチを4月24日(水)に予約販売、5月13日(月)に一般発売

  10. 薄型軽量で大人気のBandシリーズ最新作「HUAWEI Band 9」が新発売(8,580円)

NEW CONTENTS

  1. 日本糖尿病学会が「血糖測定機能をうたうスマートウォッチ」に注意喚起

  2. Haylouのアクティブスマートウォッチ「Solar Pro」先行販売スタート

  3. 薄型軽量で大人気のBandシリーズ最新作「HUAWEI Band 9」が新発売(8,580円)

  4. ドコモ、Visaのタッチ決済対応スマートリング「EVERING」を発売 ~ドコモとEVERING、スマートライフ事業の共創に向けた業務提携契約を締結~

  5. 軽量小型で4800mAhの大容量! ニトリがスティック型のモバイルバッテリーを発売(1,990円)

  6. 『鬼滅の刃』スマートウォッチを4月24日(水)に予約販売、5月13日(月)に一般発売

  7. 土屋鞄、新ブランド「ATTITU(アティテュ)」発表。Apple Watchバンドなど全5型が新発売

  8. NOMADのApple Watchスポーツバンドの限定カラー、1年ぶりの販売再開

  9. Withingsのハイブリッド型スマートウォッチ「ScanWatch Light」が販売スタート

  10. Xiaomi Smart Band 8 ProとRedmi Watch 4を比較レビュー【どちらもハイコスパなスマートウォッチ】

TAG

タグをさらに表示