Appleの公式保証であるAppleCare+は、安心感はあるものの決して安いサービスではありません。たとえば最新のiPhone Proシリーズでは、AppleCare+の月額料金は1,580円(2年間一括で31,800円)。月額契約で2年間利用すれば約38,000円の出費になります。
筆者は最近iPhone 15 Pro Maxを整備済製品(購入価格は13万7000円)で購入しましたが、その際にAppleCare+(2年間一括で31,800円)ではなく「モバイル保険」に加入しました。
モバイル保険を選んだ理由
モバイル保険の保険料は月額700円。補償額は年間最大10万円までと、Pro Max本体価格をすべてカバーできるわけではありません。それでもAppleCareと比べて半額以下の負担で済むのは大きな魅力です。
さらにメリットは、他の端末2台も一緒に保証に加えられること。iPhoneだけでなく、Apple WatchやAirPods、ノートPCやゲーム機なども補償対象にできるので、複数のデジタルデバイスを持つ人にとっては圧倒的にコスパの良い選択肢となります。
AppleCare+とモバイル保険を比較
AppleCare+とモバイル保険の違いを表にまとめると、コスト面でモバイル保険の優位性が際立ちます。
項目 | AppleCare+(iPhone Proシリーズ) | モバイル保険 |
---|---|---|
月額料金 | 1,580円 | 700円 |
対象台数 | 1台 | 3台まで |
補償額 | ◎端末購入額まで(例:13万円超) | 〇年間最大10万円(主端末) |
盗難対応 | △(月額で追加料金が必要) | △盗難の場合は上限価格が2万5000円に |
水没対応 | 〇 | 〇 |
モバイル保険の概要
・月額700円(非課税)
・対象端末は3台(主端末1台、副端末2台)
・年間最大10万円までの修理補償(主端末の場合。2台追加する副端末は年間合計3万円まで)
・故障、破損、水濡れ、盗難まで幅広くカバー
・オンラインで簡単に請求、最短5営業日で振込
・AppleCareやキャリア補償との併用も可能
キャッシュレス修理に対応している端末もあり、利便性の面でも評価されています。
Apple Watchも追加して72%お得に!
AppleCare+(iPhone Proシリーズ向け)だと月額1,580円。2年間で38,000円前後の出費となり、筆者の購入額13万7000円の約3割に相当します。
一方モバイル保険なら月額700円、年間8,400円で3台まで保証可能。「AppleCareの半額以下で、かつ他のデバイスも一緒に守れる」という点が、モバイル保険を選んだ最大の理由です。
また筆者の場合は購入済みのApple Watch Series 10(AppleCare+の場合は月額580円)、今年購入するApple Watch SE 3(AppleCare+の場合は月額380円)もモバイル保険の保証に副端末として追加。
月額合計の2,540円を700円まで圧縮でき、約72%お得になったことになります。
なお端末の登録は購入から1年以内なら可能です。
モバイル保険に関するよくある質問
Q:中古や整備済iPhoneでも加入できますか?
A:中古端末については、販売店による3ヶ月以上の動作保証が付けられていることが条件。購入から1年以内であれば加入可能。
Q:AppleCareと併用できますか?
A:可能です。AppleCareで修理した際に発生した自己負担額を、モバイル保険でカバーできるケースもあります。
Q:副端末はどんなデバイスが登録できますか?
A:Apple Watch、AirPods、iPad、ノートPC、ゲーム機など、Wi-FiやBluetoothに対応した純正端末なら登録可能です。
まとめ:複数端末を持つならモバイル保険が有力
iPhone 15 Pro MaxやApple Watch SE 3の購入を検討している人にとっても、モバイル保険は非常に有力な選択肢です。スマートフォン、スマートウォッチ、イヤホンやPCまで。高額なデバイスを複数所有している人ほど「モバイル保険」の恩恵は大きいでしょう。
AppleCareの安心感は確かですが、コストとのバランスを考えるなら、モバイル保険は非常に現実的な選択肢です。
モバイル保険の詳細については、以下の記事もぜひ参考にしてください。
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