Appleは2025年12月8日、同社のフィットネス・ウェルネスサービス「Apple Fitness+」が来年早々に日本で利用可能になると発表しました。
これにより日本のユーザーも、iPhoneやiPad、Apple Watchを活用して、数百種類のワークアウトやメディテーションを手軽に楽しめるようになります。
また、各コンテンツの日本語デジタル翻訳音声にも対応予定で、初心者でも使いやすい環境が整います。
Apple Fitness+とは? iPhoneだけでも利用できるフィットネスサービス
Apple Fitness+は、筋力トレーニング、ヨガ、HIIT、ピラティス、ダンス、サイクリング、メディテーションなど、計12種類のワークアウトを提供するサブスクリプションサービスです。
iPhoneを持っていれば単体で利用できますが、Apple Watchと組み合わせることで心拍数・消費カロリー・アクティビティリングの進捗などの指標を画面にリアルタイム表示でき、トレーニングの精度が大幅に向上します。
Appleは発表の中で、次のような強みを強調しています:
・アップル製デバイスとのシームレスな連携
・リアルタイムでのパーソナル指標表示
・多様なトレーナー陣による包括的なコンテンツ
・毎週追加される新作ワークアウト
これらは米国などで高い評価を受けており、日本でも利用開始を待ち望む声は多くありました。
日本語のデジタル翻訳音声に対応。字幕も利用可能
今回の日本上陸に合わせ、Fitness+では日本語のデジタル翻訳音声が追加されます(来年早々に利用開始)。
これは、トレーナー本人の声をもとにした生成音声で、ワークアウトやメディテーションを日本語で聞きながら進められるのが特徴です。
字幕も利用可能で、普段英語に慣れていないユーザーでも安心して参加できます。
K-PopやJ-Popも! 音楽ジャンルが大幅に拡充

Fitness+の大きな魅力として、Apple Music連携による音楽体験があります。
今回、新たにK-Popが正式追加され、さらに今後J-Popの追加も予定されています。
グローバルヒット曲に合わせて動けるため、特に若い層のモチベーションアップにつながりそうです。
カスタムプランでトレーニング習慣を自動最適化

Fitness+には、ユーザーの運動習慣や好みに合わせてスケジュールを自動作成するカスタムプラン機能があります。
選べるプランの例:
・「これまでと同じ」:現在の習慣をベースにした継続プラン
・「さらに増やす」:運動量を増やしたいユーザー向け
・「はじめよう」:初心者がスタートしやすい定番プラン
また「落ち着き」「睡眠」「音浴」など、12種類のメディテーションテーマも用意されており、心身のリセットにも活用できます。
日本での提供開始時期と対応デバイス
日本での提供開始は「来年早々」と案内されています。
利用可能なデバイス(公式資料より):
・iPhone 8以降(iOS 16.1以上)
・Apple Watch Series 3以降(watchOS 7.2以上)
・iPad(iPadOS 14.3以上)
・Apple TV(tvOS対応モデル)
・AirPods Pro 3やPowerbeats Pro 2を使うと心拍数の自動取得が可能
さらに、Apple製デバイス購入者には3か月無料トライアルも提供されます。
日本上陸によって何が変わる?
日本でのフィットネス需要はホームトレーニングを中心に伸び続けていますが、継続できない人が多いという課題もあります。
Apple Fitness+は、デバイス連携・データ可視化・日本語対応という強みを持つため、初心者でも続けやすいフィットネスサービスとして大きな注目を集めるでしょう。
特にApple Watchユーザーにとっては、日常のヘルスケアデータとワークアウトがひとつに統合されることで、健康管理がより効率化されることが期待されます。
Source:Apple Newsroom
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