腕時計の美しさをそのままに、スマート機能を追加する——そんな独自のコンセプトで人気を集めてきた「wena」が、新たな形で復活しました。
augment AI株式会社は、日本発のスマートウォッチ「wena X(ウェナ クロス)」を発表。2026年3月20日より、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」での販売を開始します。
ソニーから独立したチームが手がける新生wenaの第一弾モデルとして、従来のコンセプトをさらに進化させた注目製品です。
ソニーから独立したチームが「wena」を継承

wena Xは、これまでソニーが展開してきたwena事業の流れを受け継ぐプロダクトです。
開発チームは、ソニーグループから商標・特許を継承し独立。新会社augment AIとして再スタートを切りました。
単なる後継モデルではなく、「スタートアップとしてのスピード」と「ソニーで培った品質」の両立を掲げた、新しい挑戦という位置づけになっています。
腕時計とスマートバンドを切り替える“2way構造”

wenaシリーズの最大の特徴は、「腕時計を主役にする」という発想です。
wena Xではこの思想をさらに進化させ、腕時計スタイルとスマートバンドスタイルを切り替えられる“2way構造”を採用しています。
ワンタッチで着脱できる機構により、シーンに応じて使い分けが可能です。
・外出時は腕時計としてフォーマルに使用
・運動時や睡眠時はスマートバンドとして活用
対応ラグ幅も16〜24mmに拡大され、より多くの腕時計と組み合わせられるようになっています。
世界最小サイズと進化した装着感

wena Xは、1.0インチ以上のフルカラーディスプレイを搭載するスマートウォッチの中で「世界最小」を実現しています(同社調べ)。
前モデルからさらに小型化しつつ、以下のような進化が盛り込まれています。
・ワイド型カーブAMOLEDによる表示領域の拡大(約1.7倍)
・超小型カーブバッテリーの搭載
・3次元基板実装による高密度設計
また、外装には腕時計と同様のSUS316Lを採用し、DLCコーティングによる高い耐久性も確保。単なるガジェットではなく「時計としての質感」を重視した設計になっています。
独自OSで実現した1週間バッテリー
wena Xには、RTOSベースの独自OS「wena OS」を搭載。
超省電力設計により、約1週間のバッテリー駆動を実現しています。
さらに以下のような機能も搭載予定です。
・NFC決済(開発中)
・ジェスチャー操作
・ChatGPT連携機能(予定)
・音楽操作、カメラシャッターなどのスマート機能
日常の利便性と操作性を両立する構成になっています。
睡眠と運動を統合したヘルス管理

wena Xは、単なる活動量計ではなく、「睡眠・運動・回復」を一体で管理する設計が特徴です。
東京大学発のスタートアップACCELStarsとの連携により、AIによる睡眠解析機能を開発。
・4段階の睡眠ステージ分析
・睡眠スコアやスマートアラーム
・仮眠検出
など、日常改善に直結するデータが提供されます。
また、130種類以上のスポーツに対応し、VO2Maxや回復時間などのトレーニング指標も可視化されます。
日本発ならではのデータ管理と安心設計
wena Xは、取得したヘルスデータを日本国内のサーバーで保管・管理する方針を採用しています。
スマートウォッチは個人データを扱うデバイスだからこそ、機能だけでなく「信頼性」も重視している点が特徴です。
クラウドファンディング概要
販売はクラウドファンディング形式で行われ、以下のような価格設定が用意されています。
・wena X loop rubber:46,800円(最大18%OFF)
・metal/leatherセット:56,800円(最大16%OFF)
・10周年限定モデル:349,800円(最大31%OFF)
発送は2026年12月末から順次予定されています。
腕時計好きにこそ刺さるスマートウォッチ

wena Xは、「スマートウォッチを腕に着ける」という従来の発想とは異なり、「腕時計にスマート機能を追加する」というアプローチを徹底しています。
そのため、Apple Watchのようなオールインワン型とは異なる魅力を持ちます。
・お気に入りの腕時計をそのまま使いたい人
・機械式時計とスマート機能を両立したい人
・ビジネスシーンでも違和感なく使いたい人
こうしたニーズに対して、かなりフィットするプロダクトと言えます。
一方で、アプリ連携やエコシステムの広さを重視する場合は、一般的なスマートウォッチのほうが向いているケースもあります。
このあたりは「時計中心で考えるか」「スマート機能中心で考えるか」で選び方が分かれる部分です。
まとめ
wena Xは、単なる新モデルではなく、「wena」というプロダクトの再定義とも言える存在です。
ソニーから独立したチームによる再出発、そしてスタートアップとしての進化。その両方が詰まった一台になっています。
スマートウォッチの選択肢は年々広がっていますが、「腕時計を主役にしたい」という人にとっては、依然として数少ない選択肢のひとつです。
クラウドファンディングという形での展開も含め、今後の展開にも注目が集まりそうです。
関連記事はこちら
・スマートウォッチの基本から選び方まで知りたい方はSmart Watch Lifeトップページで最新情報をチェック
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











