Table of Contents
「スキャンして終わり」から、「スキャンして、すぐ使える」へ——。株式会社PFUは、スキャナー「ScanSnap」の新しいクラウドサービス「ScanSnap Cloud+(プラス)」を、2026年7月14日より提供開始しました。AIが紙の情報を理解し、探せて・整って・次の行動につながるPDFに変えてくれるのが特徴です。あわせて、スマートフォンのカメラをScanSnap化する新機能「ScanSnap Camera」も登場します。
「ScanSnap Cloud+」とは? 紙を“残す”から“活かす”へ

ScanSnapは25年にわたり、“簡単ワンタッチ”で紙をデジタル化する体験を磨いてきました(PFUはスキャナーで16年連続シェアNo.1を記録しています)。「ScanSnap Cloud+」は、その価値を「保存」の先、「活用」の先へ広げる新サービスです。
ScanSnapシリーズと連携するクラウドサービス「ScanSnap Cloud」の有料プランとして提供され、料金は月額980円〜(Sプランは1か月の無料トライアルあり)。スキャナーからでも、スマートフォンのカメラからでも、スキャンするだけで、紙の情報が“探せて・整って・動き出す”。スキャン後に発生していた「探す・考える・整理する」という手間を、まとめて手放せるのが狙いです。
「ScanSnap AI」が実現する新しいPDF体験

中核となるのが、文書の内容を理解する「ScanSnap AI」です。主に3つの機能があります。
・手書き文字にも対応したOCR:領収書やメモに書かれた手書き文字も認識し、キーワードで検索できるようになります
・次のアクションにつながるPDF:文書内の日時・メールアドレス・QRコードなどを検出し、カレンダーへの予定登録やメール作成、リンク先へのアクセスへ1クリックでつなげます
・AIによるファイル名の自動生成:文書の内容に応じた適切なファイル名を自動で付与し、保存も後から探す手間も省けます
会議で受け取った資料をスキャンすれば、次の予定をカレンダーに登録できる状態で手元に届く。手書きのメモも、キーワードで瞬時に探せる——そんな使い方ができます。共有した相手も、ScanSnapを使っていなくても、受け取ったその場から予定登録やメール作成へと動き出せます。
なお、AI処理はクラウド側で行われますが、スキャンデータをAIモデルの学習目的で利用することはない、とされています。
スマホがScanSnapになる「ScanSnap Camera」

「ScanSnap Camera」は、モバイルアプリ「モバイル版ScanSnap Home」から使える新機能です。スマートフォンのカメラで、会議資料や外出先の書類、自宅に届いた紙文書を、スキャナー品質でデジタル化できます。
向き補正やカラー自動判別といった基本機能は無料。さらに「ScanSnap Cloud+」と組み合わせると、AIによる影けし(撮影時に生じやすい影を自動で除去)やフラット補正(折れや紙面のカーブによる歪みを補正)が使え、仕上がりがScanSnap品質になります。スキャナーが手元にない場面でも、“今、残したい”という瞬間を逃しません。
なお、ScanSnap Cameraの利用には、iOS/iPadOS 18以降またはAndroid 12以降と、ScanSnap Home 4.0.0以降が必要です。
料金プラン(サービス体系)

ScanSnap Cloudは、無料プランと有料プラン「ScanSnap Cloud+」で構成されます。
・無料プラン:各種クラウドサービスへの直接連携、原稿種別に応じた自動振り分けなど
・ScanSnap Cloud+:ScanSnap AI(手書きOCR・AIファイル名生成・リンク付きPDF生成)と、ScanSnap CameraのAI補正(影けし・フラット補正)に対応
有料プランは利用量に応じてS/M/Lの3種類(月額980円/1,980円/2,980円・税込)。Sプランには1か月の無料トライアルが用意されています。ScanSnap Cameraの基本機能は、モバイル版ScanSnap Homeで無料で利用できます。
まとめ
ScanSnapはこれまで、紙を素早くデジタル化・整理することを支えてきました。「ScanSnap Cloud+」は、その一歩先として、紙の情報を“すぐ使えるデジタル資産”へと変えていきます。スキャンするだけで、探せて、整って、共有できて、次に進める——場所やデバイスに縛られない、新しい情報活用のかたちです。効率化を求める人にも、日常を少しアップデートしたい人にも、気になるアップデートといえそうです。
Source: 株式会社PFU プレスリリース
あわせて読みたい関連記事
AIを活かした“デジタル活用”については、こちらもどうぞ。
ScanSnap/PFUの強さがわかる記事はこちら。
ScanSnapのPFUが16年連続シェアNo.1を記録|「ScanSnap大還元祭」も開催
AIをローカルで動かすプライバシー重視の動きはこちら。
Notta、PCローカルで完結する「Nottaデスクトップ」をリリース|完全ローカル処理のプライバシーモード
紙のかわりに“書く”デジタルデバイスの最新事情はこちら。
新「Kindle Scribeシリーズ」発売|カラーディスプレイ初搭載モデルも登場
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











