Amazonは2026年5月12日(火)、ノート機能搭載の電子書籍リーダー「Kindle Scribe」シリーズを刷新すると発表しました。新シリーズは3モデルで展開され、なかでも注目はKindle Scribe史上初となるカラーディスプレイを搭載した「Kindle Scribe Colorsoft」の登場です。全モデル共通で薄型化・軽量化・高速化が図られ、クラウド連携や手書きのカラー対応など生産性を高める新機能も多数追加されています。本日から予約受付を開始しており、出荷開始は2026年6月10日(水)の予定です。
Kindle Scribe史上初のカラーディスプレイ搭載「Kindle Scribe Colorsoft」
「Kindle Scribe Colorsoft」は、Kindle Scribeシリーズとして初めてカラーディスプレイを搭載したモデルです。カラー表示はもちろん、カラーでの書き込みにも対応しており、読書と手書きの両方をカラーで楽しめます。
カラー表示のクオリティを高めるために採用されたのが、独自にカスタマイズされた「Colorsoftディスプレイ技術」です。カラーフィルターと窒化物LEDを用いたライトガイドにより、細部を損なうことなく豊かな色彩表現を実現しています。また、カラー手書きを滑らかに処理するための新しいレンダリングエンジンも開発されており、高速で自然な書き心地を確保しながら色彩表現ができます。目への負担が少ない柔らかな色合いも、このモデルの大きな特徴です。
なお、カラー表示の対象はカラーに対応したコンテンツのみです。モノクロのコンテンツをカラーに変換する機能は搭載されていません。

新シリーズ共通の大幅アップデート
「Kindle Scribe Colorsoft」「Kindle Scribe」「Kindle Scribeフロントライト非搭載モデル」の3モデルは、前モデルと比べていくつかの点で大きく進化しています。
まずボディの薄型・軽量化です。本体の厚さはわずか5.4mm、重さはわずか400gを実現し、携帯性が大幅に向上しました。手書きとページめくりの速度も約40%向上しており、操作時のもたつきを感じにくくなっています。ディスプレイは11インチの反射防止タイプを採用し、フルサイズの文書を快適に閲覧できるサイズ感でありながら、メモ取りにも自然に使いこなせるバランスを両立しています。
書き心地の改善も大きなポイントです。新しいテクスチャ成形ガラスの採用により、ペンが画面上を滑る際の摩擦感が改善され、紙に書いているような自然な抵抗感が生まれています。再設計されたディスプレイスタックによって視差(パララックス)もさらに縮小されており、実際の紙に直接書いているような感覚にさらに近づいています。
処理性能面では、新しいクアッドコアチップ・増量されたメモリ・最新のOxideディスプレイ技術を搭載。フロントライトシステムも刷新され、小型化されたLEDを従来の2倍の数を搭載することで均一な照明を実現しています(フロントライト非搭載モデルを除く)。
Google Drive・OneDrive連携など生産性を高める新機能

使い勝手の向上も今回のアップデートの柱のひとつです。ホーム画面が一新され、インスピレーションが湧いた瞬間にすぐメモを取れる「クイックノート」が追加されました。最近開いた本・文書・ノートブックにも素早くアクセスできます。
クラウド連携ではGoogle DriveとMicrosoft OneDriveに対応しました。デバイスにドキュメントをインポートしてメモを追加できるほか、作成したノートをMicrosoft OneNoteにエクスポートしてPCから続けて編集することも可能です。ノートや本・ドキュメントをフォルダー別に整理できる「ワークスペース」機能も搭載されています。
手書き表現の幅も広がりました。10色のペンと5色のハイライターでカラー書き込みが可能になったほか、アーティストやクリエイター向けに、新しいシェーダーツールを使ってなめらかなグラデーションや繊細なトーンを表現できるシェーディング機能も追加されています。
価格と購入方法
新「Kindle Scribeシリーズ」の価格(税込)は以下の通りです。本日(5月12日)からAmazon.co.jpで予約受付を開始しており、出荷開始は2026年6月10日(水)を予定しています。
| 製品名 | 容量 | 価格(税込) | カラー |
|---|---|---|---|
| Kindle Scribe Colorsoft | 32GB | 106,980円 | グラファイト |
| Kindle Scribe Colorsoft | 64GB | 115,980円 | グラファイト / フィグ |
| Kindle Scribe | 32GB | 89,980円 | グラファイト |
| Kindle Scribe | 64GB | 98,980円 | グラファイト |
| Kindle Scribeフロントライト非搭載モデル | 16GB | 72,980円 | グラファイト |
別売りの純正カバーも3種類が用意されています。植物性レザーカバー(13,480円・グラファイト/マッチャ)、プレミアムレザーカバー(17,980円・グラファイト/フィグ)のほか、新登場の手帳型プレミアムレザーカバー(20,980円・グラファイト/フィグ/キャラメル)がラインアップに加わりました。
まとめ
今回の新「Kindle Scribeシリーズ」は、Kindle Scribe初のカラーディスプレイ搭載という大きなトピックに加え、薄型化・軽量化・高速化と書き心地の改善が同時に実現された大幅なアップデートです。Google Drive/OneDrive連携やOneNoteへのエクスポートなどクラウド活用機能も充実しており、仕事のメモや資料への書き込みにE Inkデバイスを活用している方にとって注目の新モデルといえそうです。予約受付は本日(2026年5月12日)からスタートしており、出荷開始は6月10日(水)の予定です。
Source: Amazon|プレスリリース(PR TIMES)
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