Xiaomiが、エントリークラスのスマートウォッチ「Redmi Watch 6」のグローバル展開を改めて公式に明らかにしました。海外メディアのNotebookcheckによると、通常モデルに加えてタッチ決済対応の「Redmi Watch 6 NFC」も用意され、最大24日間というロングバッテリーや2,000ニトの高輝度AMOLEDディスプレイなど、価格を抑えたモデルとは思えない仕様が並んでいます。なお現時点では海外での展開のみが明らかにされており、日本での発売についてはまだ正式なアナウンスはありません。
Source:Notebookcheck / Xiaomi Global公式サイト
Redmi Watch 6が中国市場から世界へ
Redmi Watch 6は2025年に中国市場で先行して発表されたモデルで、しばらくは中国限定の販売が続いていました。海外メディアの報道によると、4月下旬にハンガリーの一部小売店で取り扱いが始まり、予約受付を案内する販売店も登場。今回、Xiaomiがグローバル向け公式サイトに通常版とNFC版の両モデルを追加したことで、複数の地域での正式展開が現実的なものとして見えてきました。
Notebookcheckは、今回の動きについて「Redmi Watch 5の後継として、限定的な地域だけでなく複数の市場で置き換える計画が示されたもの」と伝えています。Redmi Watch 5は手頃な価格で大画面・高輝度ディスプレイを備えたモデルとして注目を集めていただけに、その後継機がどのように受け入れられるかが気になるところです。
NFC版はMastercard・Visaのタッチ決済に対応
Redmi Watch 6の見どころの一つは、上位機種でおなじみのタッチ決済機能を備えたNFC版が用意されていることです。Notebookcheckによれば、NFC版ではMastercardとVisaのタッチ決済に対応するとされています。買い物のたびにスマートフォンや財布を取り出さずに済む利便性は、毎日のちょっとしたストレスを減らしてくれるはずです。
カラーバリエーションは通常版・NFC版ともに「Obsidian Black」と「Silver Gray」の2色が用意され、通常版にはこれに加えて「Glacier Blue」もラインアップされます。NFC版にはこのGlacier Blueが含まれない点には注意が必要です。
2.07インチAMOLEDと9.9mmの薄型ボディ
Xiaomi Global公式サイトの情報によると、ディスプレイは2.07インチのスクエア型AMOLEDで、解像度は432×514ピクセル、画素密度は324PPI。画面占有率は82%で、ベゼルは2mmと細く、視覚的な情報量はかなり多くなっています。リフレッシュレートは60Hz、最大輝度はHBM時で1,500ニト、ピーク時で2,000ニトと、屋外で太陽光が直接当たるような環境でも視認しやすいレベルです。
本体サイズは46.45×40.03×9.94mm、重量はストラップを除いて約31g。Xiaomiは「前世代のRedmi Watch 5より1.4mm薄くなった」とアナウンスしており、9.9mmという薄型ボディと軽量設計の組み合わせは、長時間装着していても腕が疲れにくいポイントになりそうです。フレームには高強度のアルミニウム合金、ストラップには135〜205mmの手首に対応するTPU素材が採用されています。
2つの物理ボタンと豊富なウォッチフェイス
Redmi Watch 6では、回転対応のステンレススチール製クラウンに加えて、サブボタンを新設。1回押しでコントロールセンターへのアクセス、長押しで電源・再起動メニュー、3回押しで緊急連絡先への通報といった、シーンに応じたショートカット操作ができるようになっています。クラウンの赤いラインデザインなど、ディテールにも上位機種を意識した作り込みが見られます。
ウォッチフェイスはバリエーションが豊富で、ポートレート写真を時刻表示の上に重ねて表示する「ポートレートウォッチフェイス」にも対応。常時表示(Always-on display)も可能で、画面オフ時でも時刻が確認できます。
主な仕様
Xiaomi Global公式サイトに掲載されているスペックを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスプレイ | 2.07インチAMOLED/432×514ピクセル/324PPI/60Hz/HBM 1,500ニト・ピーク2,000ニト |
| 本体サイズ | 46.45×40.03×9.94mm(ストラップ除く) |
| 重量 | 約31g(ストラップ除く) |
| フレーム | アルミニウム合金 |
| ストラップ | TPU/対応サイズ135〜205mm |
| カラー(通常版) | Obsidian Black/Silver Gray/Glacier Blue |
| カラー(NFC版) | Obsidian Black/Silver Gray |
| バッテリー | 550mAh/軽い使用で最大24日/通常使用で12日/ハードな使用で7日 |
| センサー | 心拍センサー(血中酸素対応)/加速度/ジャイロ/環境光/電子コンパス |
| GNSS | GPS/Galileo/Glonass/BeiDou/QZSS(デュアルL1・5衛星対応) |
| 無線通信 | Bluetooth 5.4 |
| NFC | NFC版のみ対応(Mastercard・Visaタッチ決済) |
| 防水 | 5ATM |
| スピーカー/マイク | あり(Bluetooth通話対応) |
| 内部ストレージ | 512MB |
| 対応OS | Android 8.0以上/iOS 14.0以上 |
| 同梱物 | Redmi Watch 6本体/マグネット式充電ケーブル/取扱説明書 |
150以上のスポーツモードと健康モニタリング
Redmi Watch 6はフィットネス・健康管理機能も充実しています。150以上のスポーツモードに対応し、ランニング・サイクリング・ハイキングなどの記録に加えて、独立GNSSによる屋外ランニングのトラッキングにも対応。デュアルL1アンテナで装着方法に応じてより信号が強い側を自動選択する仕組みも導入されています。
ヘルスケア機能としては、終日の睡眠モニタリング、終日の心拍モニタリング(異常時のアラート対応)、終日の血中酸素モニタリング、終日のストレスモニタリングに対応。さらに呼吸エクササイズ、女性の生理周期管理機能も搭載しています。心拍モニタリングは水泳中の計測にも対応し、5ATMの防水性能を備えているため、プールでの利用にも耐えられる仕様です。なお、これらの機能はあくまでも一般的な健康管理を目的としたもので、医療機器ではない点は押さえておきたいポイントです。
Xiaomi HyperOSによるエコシステム連携
Xiaomi HyperOSの一員として、Redmi Watch 6は同社のスマートホームデバイスのコントロールにも使えます。腕時計から照明や家電を操作したり、スマートフォンのカメラのシャッターを腕元から切ったりといった連携が可能です(利用にはXiaomi Home app・Mi Fitness appの最新版および対応スマートフォンが必要)。Xiaomi製品で生活環境を揃えている人にとっては、相性の良い1本になりそうです。
日本での発売は?気になる現時点の情報
気になる発売時期について、Notebookcheckは「Xiaomiは現時点でRedmi Watch 6およびRedmi Watch 6 NFCの国際的な販売開始時期を明らかにしていない」と伝えています。日本での展開についても、現時点では公式なアナウンスは確認できていません。
ただ、グローバルサイトに正式に掲載されたこと、ヨーロッパの一部地域で予約受付の動きが出ていることを踏まえると、グローバル市場全体への展開は時間の問題と見てよさそうです。Redmi Watch 5が日本でも展開されたモデルであることを考えると、Redmi Watch 6シリーズも日本上陸の可能性は十分にあります。続報を待ちたいところです。
まとめ
Redmi Watch 6は、AMOLED・最大2,000ニト・最大24日間バッテリー・5ATM防水・タッチ決済(NFC版)といった、上位モデル並みの機能を価格を抑えて詰め込んだ意欲的なエントリースマートウォッチです。Apple WatchやGarminといった本格派のスマートウォッチと比べて、もう少し気軽に試せる選択肢を探している人にとって、有力な候補になりそうな1本に仕上がっています。日本での正式展開がアナウンスされた際には、改めて詳しい情報をお届けする予定です。
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