Apple Watchの高心拍数の通知が敗血症性ショックの受診につながる|Appleが実話動画2本を公開【海外ニュース】

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Apple Watch Series 12の心拍数アプリ。67拍/分の表示の下に「2分間の履歴」として点が細かく並んでいる

Appleは2026年10月27日(米国時間)、公式YouTubeチャンネルで「True Apple Watch Story」の新しい動画2本を公開しました。Apple Watchを使う人の実話を紹介するシリーズです。海外メディアの9to5Macが伝えています。

1本は、Apple Watchの高心拍数の通知をきっかけに受診し、敗血症性ショックと診断されたMorganさんの話です。もう1本は、アクティビティリングで体力づくりに取り組んだJoshさんの話です。どちらも35秒ほどの英語の動画で、字幕は英語のみです。8月には同じシリーズで、心電図がトライアスリートの心房細動を捉えたConnorさんの動画も公開されていました。

Morganさんは高心拍数の通知が続いて受診し敗血症性ショックと診断された

動画の説明によると、Morganさんは、Apple Watchから高心拍数の通知を何度も受け取ったことをきっかけに受診しました。医師の診断は、腎臓の感染症が進んで敗血症性ショックになっているというもので、命に関わるおそれのある状態だったため、すぐに治療を受けました。Morganさんは、通知が命を救う助けになったと話しています。

Apple Watchが病気を見つけたわけではなく、通知が受診のきっかけになり、医師の診察で原因が分かったという流れです。

高心拍数の通知は設定した値を上回る状態が続くと届く

Appleのサポートページによると、高心拍数の通知は、心拍数が自分で指定した値(1分あたりの拍数)を上回る状態が続いたときに、Apple Watchが知らせる機能です。iPhoneのWatchアプリで「マイウォッチ」から「心臓」を開き、「高心拍数」で値を選ぶとオンになります。同じ画面で「低心拍数」の通知も設定できます。

Apple Watch Series 1以降で、13歳以上が対象です。低電力モードがオンのときは通知が届きません。Appleは、胸に痛みや圧迫感がある場合はすぐに緊急通報サービスに連絡し、体調が悪いときは医師の診察を受けるよう案内しています。通知が届かなくても、具合が悪いと感じたら受診するのが基本です。設定の手順は高心拍数・低心拍数の通知を受け取る方法で詳しく紹介しています。

Apple Watch:心臓の健康に関する通知(Appleサポート)

Joshさんは約154kgからアクティビティリングで体力づくり

もう1本の主人公のJoshさんは、体重が約340ポンド(約154kg)ありました。Apple Watchのアクティビティリングを使って体力づくりに取り組み、動画の説明では、それが人生を大きく変えたと紹介されています。

アクティビティリングは、1日の活動を3つのリングで表示する機能です。動いて消費したカロリーを示す「ムーブ」、早歩き以上で運動した時間を示す「エクササイズ」、1時間のうち1分以上立った回数を示す「スタンド」があります。3つのリングの違いはムーブリングとエクササイズリングの違いで解説しています。

Appleは実話の動画で健康と安全の機能を紹介している

9to5Macによると、Appleはこれまでも、新製品の発表イベントで利用者がApple Watchへの感謝を話す「Dear Apple」のコーナーを流してきました。最近はそれが、実際の体験を取り上げる専用のキャンペーンに広がっています。中国では、健康と安全の機能を取り上げたキャンペーンも行われました。

「True Apple Watch Story」のシリーズには、今回の2本のほかにも動画があります。2026年8月20日には、心電図アプリが心房細動を示したConnorさんの動画が公開されました。9月2日には、安静時心拍数と睡眠中のバイタルの変化に気づいて受診し、珍しいがんが見つかったAmandaさんの動画が公開されています。どちらもAppleの公式YouTubeチャンネルで見られます。

Apple Watch ECG: Connor’s True Apple Watch Story(YouTube)

Apple Watch Heart Rate: Amanda’s True Apple Watch Story(YouTube)

Apple Watchの通知は診断をするものではありませんが、いつもと違う状態に気づくきっかけにはなります。心拍数の通知を使ったことがない人は、一度設定を見直しておくと安心です。Apple Watchが受診や救助のきっかけになったほかの事例は、下の記事で紹介しています。

Source: 9to5Mac/Apple(YouTube)

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