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Apple Watchの「Series 5」と「Series 3」の違いを徹底解説!機能充実の最新版か、安さの旧モデルか?

NEWS

2020.08.29

圧倒的な高性能を誇りながら、価格も5万円程度~とややお高めなApple Watch Series 5。なおApple Watchでは、2世代前のモデルにあたるSeries3が現在も入手可能。価格も約2万円とリーズナブルなため、「ならApple Watch Series3にしておこうかな」と思っている方は多いでしょう。そこで今回の記事では、スマートウォッチの記事を専門に扱う当サイトが、Apple WatchのSeries 5とSeries 3の違いや両者のメリット・デメリットを徹底解説します!

価格はSeries 3が2万円ほど安い!

Photo by Bhawin Jagad on Unsplash

まずは価格について比較しましょう。Series 5とSeries 3の価格は以下の通り。Apple Watch単独で通信が可能な「GPS + Cellularモデル」にするか、iPhoneと連携して使用する「GPSモデル」にするかで価格の違いはありますが、どちらもSeries 3のほうが2万円ほど安いです。

●Apple Watch Series 5とSeries 3
GPS + Cellularモデル
53,800円(税別)から

GPSモデル
42,800円(税別)から

●Apple Watch Series 3
GPS + Cellularモデル
30,800円(税別)~

GPSモデル
19,800円(税別)~

なお下記の記事で詳しく解説していますが、iPhoneと連携して使用する「GPSモデル」でもApple Watchの機能の大半は使えるので、多くの方は「GPSモデル」を選ぶ形で問題ないはずです。

Apple Watchの「GPS」「セルラー」モデルの違いは? どっちを買うべき?

Series 5はディスプレイが常時表示。とにかく便利!


Series 5とSeries 3の大きな違いの1つが、ディスプレイの表示。最新のSeries 5はディスプレイが常時表示(常に画面が表示されている状態)で、Series 3は手首を上げたときにディスプレイの表示がオンになる形式です。

Series 3のディスプレイも、手首を上げると瞬時に点灯してくれるので、「使い勝手が悪い!」ということは特にありません。ただ、手首を上げられない状況(電車の吊り革を掴んでいる、自転車のハンドルを握っている、手に荷物を持っている)でも画面が確認できて、時計にパッと目を移したときに画面を即座に確認できるSeries 5はとにかく便利! しかもディスプレイは常時表示なのに、バッテリーの持ち時間はSeries 3と変わりません。

またApple Watchの文字盤はファッショナブルな見た目のものが多いですが、Series 5はその文字盤が常時表示されているため、見た目のオシャレさも上と言えそう。「その日の服装に合わせて文字盤も変えて楽しみたい」と思っている方もSeries 5がオススメです。

ディスプレイの表示領域もSeries 5のほうが広い

photoSource:Apple

ケースサイズ(時計本体のサイズ)はSeries 5が44mmと40mmの2択。Series 3は42mmと38mmの2択です。そう聞くと「画面の大きさは大差ないのかな」と感じるかもしれませんが、Series 5は本体の端のほうまで画面が表示されるので、ケースサイズはほぼ同じでも、表示領域はSeries 3より30パーセント以上大きめ! しかも厚みはSeries 3より0.7mm薄くなっています。画面の見やすさは見た目のスマートさはSeries 5のほうが断然上といえるわけです。

素材はSeries 3はアルミ一択。5は4つの選択肢が!

Photo by Luke Chesser on Unsplash

Apple WatchのSeries 5はケースの素材が「アルミニウム」「ステンレススチール」「セラミック」「チタニウム」から選択可能。一方のSeries 3は「アルミニウム」一択です。素材の特性は各々異なりますが、Series 5で選択可能な「ステンレススチール」「セラミック」「チタニウム」などは剛性が高く(つまり丈夫ということ)、見た目の高級感も高め。そのぶん価格も高めです(ステンレススチールは税別7万2800円~、チタニウムは税別8万2800円~セラミックは税別13万3800円~)。

そのため、高級感が高く剛性も強いケースを選びたい……という方はSeries 5がオススメです。なお、いずれのシリーズでも、GPSモデルを選択した場合は、ケースはアルミニウムしか選ぶことができません。

ケースのカラーもSeries 5のほうが選択肢が豊富

Photo by Jess Bailey on Unsplash

ケースのカラー(ディスプレイ周囲の側面の色)についても、Series 5のほうが選択肢が豊富。まとめると以下のような形です。

●Series 3
アルミニウム:シルバー、スペースグレイ
Apple Watch Nike:スペースグレイ

●Series 5
アルミニウム:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
ステンレススチール:ステンレススチール、スペースブラック(DLC)、ゴールド(PVD)
チタニウム:チタニウム、スペースブラック
セラミック:ホワイト
Apple Watch Nike:シルバー、スペースグレイ
Apple Watch Hermès:ステンレススチール、スペースブラック

 

Series 5はケースの素材が豊富なのに加え、女性に似合うピンクのバンド等と相性がよく、見た目もゴージャスな「ゴールド」のカラーがあるのがの特徴です。なお「スペースグレイ」という名前のカラーは、いわゆるブラックのこと。「チタニウム」「ステンレススチール」といった素材の名称を冠したのカラーは、いわゆる「シルバー」と思っておけば間違いありません。

Apple Watch Hermèsを買いたい人もSeries 5を!


Hermes(エルメス)とのコラボレーションモデルの「Apple Watch Hermès」に憧れを持っている方も多いでしょう。価格は13万3,800円~(税別)とややお高めですが、ラグジュアリーな雰囲気は他のApple Watchにはない魅力です。その「Apple Watch Hermès」は、現在はSeries 5のみ新品が販売中。なので「Apple Watch Hermès」が欲しい方は、自動的にSeries 5を選ぶことになります。なお「Apple Watch Nike」に関してはSeries 5でもSeries 3でも入手が可能です。

そのほかSeries 5のみにある機能

Photo by Nick Jio on Unsplash

そのほかの「Series 5のみにある機能」の主だったものを下記にまとめました。上で説明してきた違いと比べると、そこまで使い勝手や満足感を左右するものではないですが、自分が気になるものがないかチェックしてみましょう!

・転倒検出
・海外における緊急通報
・コンパス
・電気心拍センサー
・第2世代の光学式心拍センサー(Series 3は第一世代)
・加速度センサーが最大32Gに(Series 3は16G)
・スピーカーの音量が50%アップ
・容量が32GB(Series 3はGPS + Cellularモデルが16G、GPSモデルが8GB)
・チップがS5(Series3より最大2倍速い64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)
・Bluetooth 5.0(Series3は4.2)

結論:安さ優先ならSeries 3、機能やモデルの豊富さ優先ならSeries 5


ここまで見てきたように、最新のSeries 5にはSeries 3にはない機能やモデルが複数。機能やモデルの豊富さを優先するならSeries 5がやはりオススメです。一方で、「Series 5と比較して、Series 3の使い勝手が圧倒的に悪いか」というと、決してそんなことはありません。ベーシックなシルバーかスペースグレイ(黒)のアルミのケースで、とりあえずApple Watchを試してみたい……という人は、価格が半額以下のSeries 3を選ぶのもアリといえるでしょう!

Photo by Simon Daoudi on Unsplash

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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