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【レビュー】Oura Ring 4徹底検証!美しさと正確性を極めたスマートリングの決定版

NEWS

2025.08.06

世界的に注目を集めるスマートリングブランド「ŌURA(オーラ)」が、2025年7月に発売した最新モデル『Oura Ring 4』。

本記事では、実際に着用して感じたリアルな使用感とともに、製品のスペックや機能を徹底レビューします。

レビューするモデルはこちら

Oura Ring 4

価格(税込)
・Silver/Black:52,800円
・Brushed Silver/Stealth:59,800円
・Gold/Rose Gold:74,800円

サイズ展開:US4〜US15(サイジングキットで事前に計測可能)

カラー展開:Silver、Black、Brushed Silver、Stealth、Gold、Rose Gold

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サブスクリプション料金:
Oura Ring 4をフル活用するには、月額999円(税込)または年額11,800円(税込)の「Ouraメンバーシップ」への加入が必要です。
購入後1ヶ月間は無料で体験でき、加入すると以下の機能が利用可能になります。

・詳細な睡眠・体調分析
・リアルタイムの心拍/ストレス測定
・月経周期予測、妊娠インサイト
・VO2 Max、心血管年齢の推定
・Stravaなど外部アプリ連携

主な機能について

スマートリングの購入を検討中の方は、「そもそもスマートリングって何ができるの?」という点が気になるでしょう。

そこで、当サイトが使用している主要機能表を使い、本モデルに搭載されている機能をチェックしてみました。

緑色の部分が搭載している機能で、色のない部分が未搭載の機能です。

1・2列目はスマートウォッチに一般的な日常の機能で、3・4列目が健康・運動の機能なのですが、このデバイスが健康・運動管理向けのデバイスということが一目瞭然でしょう。

スマホの通知や決済機能(Suica等)には非対応ですが、健康データの計測に特化しており、以下のような健康指標を高精度に測定します。

・睡眠スコア(睡眠時間、睡眠ステージ、効率、安静時心拍数)
・コンディションスコア(回復状態、体表温、呼吸数など)
・アクティビティスコア(運動時間、歩数、消費カロリー)
・ストレスとレジリエンス(HRV、ストレス傾向)
・心拍数と最大酸素摂取量(VO2 Max、心血管年齢の推定)
・血中酸素濃度(SpO2)
・月経周期トラッキングと妊娠インサイト(女性向け)

第3世代からの進化ポイントまとめ

Oura Ring 4は、第3世代から以下の点で大きな進化を遂げています。

・センサー数が8→18に倍増し、Smart Sensing技術により測定精度が向上
・センサー構造が刷新され、装着感と耐久性がアップ
・測定項目は50種類以上に拡張。ストレス・回復力の可視化機能を新搭載
・「妊娠インサイト」など女性向け機能が追加
・バッテリー駆動時間が最大8日間に延長
・サイズとカラーの選択肢が拡充、デザイン性も進化

【あわせて読みたい】Oura Ring 4はどこが進化した?第3世代からの違いを解説

見た目:スマートリング随一の美しさと高級感

Oura Ring 4の第一印象は「とにかく美しい」。

見た目の高級感、マットなチタンの質感、そして存在感のあるフォルムは、他のスマートリングにはない魅力があります。

近年のスマートリングは「軽さ・小ささ」が主流ですが、Oura Ringはジュエリー的な存在感とデザイン性をあえて重視。筆者が使用したBrushed Silverは、一般的なシルバーリングと比較しても遜色ない美しさでした。

項目 仕様
重量 3.3〜5.2g(サイズにより異なる)
幅・厚さ 幅 7.9mm/厚さ 2.88mm
素材 内外側ともに非アレルギー性チタン
耐水性 最大100mの耐水仕様(プールやシャワーも可)

着用感:存在感がありつつも、生活に馴染む

Oura Ring 4は、見た目の高級感を引き立てるぶん、他のスマートリングと比べてやや厚みと重さがある印象を受けます。

内外面ともにチタン製で、硬質な質感がしっかり感じられるため、人によっては「存在感が強い」と感じるかもしれません。

ただし、薬指に着けている限りは日常生活での違和感は少なく、寝ているときも含めて問題なく使えます。

一方、計測精度が高いとされる人差し指で着ける場合は、物を握る際にリングが当たる感覚があるため、指選びは使用スタイルに合わせて検討するのが理想です。

アプリの使いやすさ:表示が整理され、日本語も丁寧

アプリの使用感も非常に良好です。

表示は主に「コンディション」「睡眠」「アクティビティ」「心拍」の4つに分かれ、それぞれの項目が100点満点でスコア表示されます。

UIはシンプルで情報の整理も行き届いており、日本語翻訳も違和感なく自然。筆者がこれまで試したスマートリングの中でも、最も完成度の高いアプリでした。

某雑誌で大賞を受賞した他モデルと比べても、翻訳精度やビジュアルの丁寧さは段違い。Oura Ringはソフト面でも「プロダクトとしての完成度」が際立っています

各々の計測データの印象

ここからは、実際に使って得られた各データの印象をスコア別に見ていきます。

● 睡眠スコア

合計睡眠時間、ベッドにいた時間、睡眠効率などが丁寧にスコア化されます。

睡眠ステージ(浅い・深い・レム)やSpO2、呼吸数も詳細に記録され、信頼できる印象です。

また、これは睡眠スコア以外のすべての健康データにも共通していますが、指に装着するスマートリングは、手首型よりも脈波や皮膚温の変化を正確に捉えやすいという利点があります。

睡眠の質の評価においても、スマートウォッチ以上の精度を感じました。

特に、睡眠中の血中酸素濃度(SpO2)モニタリングについては、スマートウォッチでは不安定になりがちなこの指標も、Oura Ringではしっかりと計測できている印象でした。

さらに、リング自体が非常に軽量で装着感も少ないため、睡眠計測用デバイスとしては非常に優秀だと感じます。

● コンディションスコア

「今どれだけ体が回復しているか、今日1日をどう過ごせるか」を判断する総合指標です。

以下の生体データをもとに、日々100点満点でスコア化されます:

・安静時心拍数(Resting Heart Rate)
・心拍変動(HRV)
・体表温の変動
・呼吸数
・前日の活動量や睡眠の質

心拍変動(HRV)は、身体のコンディションや回復具合を客観的に評価する指標として定番で、このスコアは特に信頼性が高いと感じました。

筆者が風邪気味で体調が悪かった日には、夜間の心拍数の下がりきらなさが影響し、スコアが大きく低下。体感と連動したスコア変化から、データの精度と実用性の高さを実感しました。

● アクティビティスコア

日々の運動量や活動・休息のバランスをもとにアクティビティスコアが算出されます。

評価に使われる主な項目は以下の通りです:

・活動時間と運動強度(軽度・中度・高強度)
・歩数
・消費カロリー
・1週間の運動傾向(習慣的な動きの有無)
・日中の非活動時間(座りっぱなし時間)

筆者は在宅ワーカーで座り時間が長く、運動も不足気味。そのため、このスコアは一貫して低めでしたが、改善すべき点が可視化されるのは非常にありがたいと感じました。

単に「運動を計測する」だけでなく、「健康的な生活習慣ができているか」を多角的に評価してくれるのがOura Ringの強みです。

また、本モデルは「6分間歩行テスト(6MWT)」を基にした最大酸素摂取量(VO2 Max)や心血管年齢の推定も可能です。

運動の自動検出機能も優秀で、ウォーキング・ランニング・サイクリングなどを自動で識別し、あとから手動で修正もできます。

リアルタイムトラッキングやワークアウト時の心拍トラッキングもできますが、スマートウォッチほどの詳細なデータ(ストライド、ケイデンスなど)は非対応です。

本格的にランニングやワークアウトを記録したい人は、スマートウォッチとの併用をおすすめします。

● 心拍とストレスデータ

Oura Ring 4は5分おきに心拍数を測定しており、これをベースに以下のようなデータを表示します:

・現在のストレス状態(緊張/リラックス)
・心身の回復状態(レジリエンス)
・自律神経の働き(交感神経・副交感神経のバランス)

実際、横になって休んだ時間が「修復時間」として正確に記録されていたことに驚きました。

また、運動した時間は「アクティビティ」、ストレスがかかった時間は「ストレス」と分類され、時間帯ごとに自分の状態を把握できるのがユニークです。

これらの分類は心拍変動、心拍数、動き、体表温など複数の指標を総合して行われています。

例えば、宴会中の時間が「ストレス」と判定されたのも興味深く、お酒による心拍上昇や体温変化も的確に反映されていることがわかります。

その他にも、以下のような便利な機能が搭載されています:

体温トレンドの可視化(月経周期や体調変化の把握)
カスタムタグで行動・感情・環境を記録可能
就寝ガイド機能で最適な就寝タイミングを提案
トレンドダッシュボードで日・週・月単位の変化を確認

総評:スマートリングの完成形に限りなく近い一台

高精度な健康トラッキング、美しいデザイン、快適な装着感。

Oura Ring 4は、まさに「スマートリングの完成形」と呼ぶにふさわしい製品です。

センサー精度・アプリの完成度・デザインのレベルが非常に高く、初めてスマートリングを使う人はもちろん、他のデバイスからの乗り換えユーザーにもおすすめできます。

価格がやや高めで、サブスクリプション料金がかかることはネックですが(最近はサブスク無料の製品も多いため)、

高級感のあるデザインのリングが欲しい
世界で信頼されているスマートリングを使いたい
アプリも含めて使いやすく、長く続けられる健康管理をしたい
毎日のコンディション・睡眠・運動を正確に把握したい

――そんな方には、まさに理想的なプレミアムデバイスだと断言できます。

関連リンク

Oura Ring 4はどこが進化した?第3世代からの違いを解説

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