Apple Watchを新しく購入したとき、多くの人が「そのまま使い始めて大丈夫かな?」と感じるはずです。
実際、Apple Watchは単体でも十分便利ですが、周辺アクセサリーを揃えることで快適さ・安全性・ファッション性が大幅にアップします。
本記事では、購入直後に最低限そろえたいもの、あとから揃えると便利なもの、そして実は買わなくても良い場合が多いものを分けて、初心者にもわかりやすく解説します。
まずは数百円~の手頃なものから気軽に試してみてください。
100円~2,000円程度の充電スタンド(優先度:大)
Apple Watchは毎日の充電が基本です。平置きのままだとケーブルが動いて抜けやすかったり、見た目が雑然としがち。純正ケーブルを収められる充電スタンドが一つあるだけで、充電位置が固定され、ナイトスタンド表示が見やすくなり、ベッドサイドやデスクがすっきり整います。
セリア/ダイソーの充電スタンド(まずは“お試しの1台”に最適)
100円ショップにはApple Watch用スタンドが並んでおり、最小コストで充電体験を改善できます。質感は控えめですが、使い勝手は十分。まずは使い心地を試したい人におすすめです(店舗により取り扱いは変動)。詳しいレビューはこちら。
セリアの新作Apple Watch充電スタンド使用レビュー。見た目も使い勝手も大幅向上!
セリアの100円充電スタンドを使ってみたら……意外と良かった!
Spigen Apple Watch 充電スタンド(Classic C1)
往年のiMac G3を思わせるレトロポップな意匠。純正磁気充電ケーブルを組み込んで使うタイプで、設置後は置くだけで安定充電。ナイトスタンドの視認性も良好で、“見せる置き場”を作りたい人にぴったりです。(参考価格:2,990円(税込))
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【レビュー】Spigen Classic C1はレトロなiMac風で可愛すぎる!
Spigen Apple Watch 充電スタンド(ベーシック)
ミニマルな金属系デザインでデスクに馴染む定番モデル。平置きからの卒業に最適な1台です。(参考価格:2,399円(税込))
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シンプル&スマートで安定性も◎:Spigenスタンドレビュー
2 in 1~3 in 1充電器(優先度:中~大)
iPhone・Apple Watch・AirPodsをひとつの台で同時充電できます。配線が減るので見た目も管理もラクに。MagSafe対応ならiPhoneの着脱も快適。価格は幅広いですが、デスク整理と時短の効果は大きいので、まずは5,000円前後のモデルから検討すると失敗が少ないです。
miak 3in1 Wave ワイヤレス充電スタンド
モダンなウェーブ造形がインテリア映え。MagSafe対応iPhone(最大15W)+Apple Watch+AirPodsを同時・効率的に充電できます。据え置き派の“定位置化”に最適です。
RORRY 3in1 ワイヤレス充電器
MagSafe対応でiPhone・Apple Watch・AirPodsに対応。セール時は6,000円未満になることもあり、初めてのマルチ充電に取り入れやすい1台です。
シリコンやナイロンの替えバンド(優先度:大)
Apple Watchの魅力は簡単にバンドを着せ替えできること
。スポーツ時はシリコン、普段使いはナイロンなど、汗・水・肌あたり・重さで選ぶと失敗が少ないです。
まずは3本で1,000円前後のセットや、100円ショップのバンドで色・素材感を試し、気に入った方向にアップグレードしていきましょう。
【保存版】100円ショップで買えるApple Watch&ガジェット関連アイテムまとめ
レザーやメタルの替えバンド(優先度:小)
ビジネスやお出かけ用には、レザーやメタルの“大人素材”で印象を格上げ。重さ・肌あたり・留め具の扱いやすさもチェックしましょう。
チタンベルト with DLC(軽量&小傷に強い)
チタン素材でステンレス比 約40%軽量、DLCコーティングで小傷に強い高耐久仕様。価格は3,980円(税込)と手頃で、オン・オフ兼用しやすい万能メタルバンドです。
YUTORI Apple Watch用レザーバンド(色で遊べる上質レザー)
表革は独タンナーの高級カーフ「ワープロラックス」、裏革は仏デギャーマンの防水カーフ「ツェルマット」。日本の職人仕立てで着け心地と耐久性に優れます。(参考価格:22,000円(税込))
モバイルバッテリー(優先度:中)
旅行・出張・終日外出などコンセントに触れにくい日は、モバイル電源が安心。容量だけでなく、携帯性(サイズ・重さ)や使い方(直挿し/ケーブル要否/パススルー)もチェックしましょう。
CIO「SMARTCOBY DUAL」:小型&電源いらずの二刀流
Apple認証のモバイルバッテリー一体型充電器。電源接続なしで充電でき、約38×74×18mm・約60gと軽量コンパクト。スライド収納式USB-C、パススルー、高速充電対応で、日常の“保険”にも旅行にも最適です。(参考価格:7,128円(税込))
CIO「SMARTCOBY DUAL」詳細レビューはこちら
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(番外)ダイソー「USB直挿し充電器」:最軽量の“保険”
モバイルバッテリーではありませんが、USB-Aに直挿しで充電できるコンパクト充電器(参考価格:700円(税込))。ノートPC・モバイル電源・カフェのUSBポートなど、ポートさえあればどこでも充電できます。超軽量で“持ち歩き用のサブ”として優秀です。
保護ケースやケース一体型バンド(優先度:中)
日常使いでは不要でも、スポーツやアウトドアでは衝撃・擦れ対策として有効。必要なシーンだけで運用すると、普段は軽快さ、アクティブ時に安心感が両立します。写真のエレコム NESTOUTシリーズは、サイズが合えば1,000円未満で購入できることもあります。
G-SHOCK風にカスタムできるambandのケース一体型バンドも人気。3,000円~1万円程度で個性的な外観に仕上がります。レビューはこちら。
この写真、実はApple Watch!完成度高すぎのG-SHOCK風カスタムの秘密
用途別・まずはこれだけセット
ビジネス用
・充電スタンド(デスクの定位置化)
・レザー or チタンバンド(印象アップ)
・小型モバイルバッテリー(終日外出の保険)
スポーツ/アウトドア用
・シリコン/ナイロンバンド(汗・水に強い)
・保護ケース or ケース一体型バンド(擦れ&衝撃対策)
・USB直挿し or 小型モバイルバッテリー(遠征・キャンプ)
ミニマリスト用
・100円スタンド(まずは試す)
・ナイロンバンド(軽さと通気性)
・USB直挿し充電器(最軽量の“保険”)
実はあまり買わなくて良いもの
保護フィルム
Apple Watchのディスプレイは端が緩やかな曲面で、フィルムは貼りづらく見た目も損ねがち。
さらにサファイア/Ion-Xガラスで強度はそもそも高めです。
タッチ感・透明感が落ちる可能性もあるため、基本は不要。どうしても気になる人は、アクティブな日だけケース運用がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 充電スタンドは純正ケーブルがなくても使えますか?
A. 100円~2000円程度の多くのスタンドは純正の磁気充電ケーブルを組み込むタイプです。3in1などのマルチ充電器はスタンド側に充電機構を内蔵しているものが多いので、商品説明を確認しましょう。
Q. バンドのサイズはどう選べばいい?
A. Apple Watchのケースサイズ(例:41/45/49mm)に適合するバンドを選びます。手首周りの長さ表記(例:150–215mm)も要確認。調整穴が多いタイプや面ファスナー式は失敗が少ないです。
Q. まず何から買うべき?
A. 1)充電スタンドで毎日の体験を改善 → 2)3in1充電器で配線整理 → 3)替えバンドでTPO最適化 → 4)モバイル電源で外出の不安解消、の順が定番です。
まとめ
まずは充電環境(スタンド/マルチ充電)を整えて日々の手間と見た目を改善。次に替えバンドで「運動=シリコン/ナイロン」「お出かけ=レザー/メタル」と使い分ければ、快適性もファッション性もアップします。ケースはアクティブ時のみ、保護フィルムは基本不要というのが編集部の結論です。