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ティム・クックApple CEO「最も誇りに思う製品はApple Watch」2026年9月退任前に明言

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2026年9月1日にApple社のCEOを退任することになったティム・クック氏が、自身のキャリアの中で「最も誇りに思う製品」としてApple Watchを挙げています。海外メディアのBGRによると、2026年4月20日に発表されたCEO交代にあわせて、クック氏は社員向けタウンホールミーティングや公開メッセージの中で、Apple Watchの健康機能が多くの人の命を救ってきたことが自身にとって特別な意味を持つと語ったとのこと。Apple Watchユーザーにとっては、その存在価値があらためて公式に裏付けられた発言と言えそうです。

ティム・クック氏、2026年9月にCEO退任 後任はジョン・ターナス氏

15年間Apple社のCEOを務めてきたティム・クック氏は、2026年9月1日付でCEO職を退き、その後も同社の取締役会会長として残ることが2026年4月20日に正式発表されました。後任のCEOには、ハードウェアエンジニアリング部門を率いてきたジョン・ターナス氏が就任します。

クック氏はApple社員に向けたコミュニティレターの中で、CEOとしての15年間、毎朝のメールチェックでユーザーから届くメッセージを読み続けてきたと振り返っています。なかでも印象的なエピソードとして、レターの2段落目という早い段階でApple Watchについて言及。「お母さんがApple Watchに命を救われた瞬間」をユーザーから知らされたことに触れ、Apple Watchへの強い思い入れをにじませました。クック氏はApple Watch発表時にこのウェアラブルを「私たちがこれまでに作った中で最もパーソナルな製品」と表現しており、その言葉どおりの存在感が15年間積み重ねられたことになります。

「最も誇りに思う製品はApple Watch」と明言

CEO交代の発表後に行われた社員向けタウンホールミーティングでは、クック氏が在任中の数ある成果のなかで「最も誇りに思っているのはApple Watch」だと明言したとBloombergが報じています。

クック氏は最初にApple Watchが命を救ったというユーザーからのメッセージを受け取った時のことについて、いまでは毎日のように同様のメッセージが届くものの「最初の一通は特に強く心に残り、歩みを止めて立ち尽くしてしまった」とコメント。心拍計測や転倒検出といったApple Watchの健康・安全機能が積み重ねてきた「人命を救った実績」こそが、クック氏にとって自身のCEOとしての歩みを象徴するものになっていることがうかがえます。

Apple創業50周年のタイミングで放送された米Good Morning Americaの取材でも、クック氏はAppleの歴史を振り返るなかで「音楽の再発明、スマートフォンの再発明、クリエイティブな表現の領域、そしてApple Watchで人々の命を救ってきたこと」をAppleの大きな貢献として並べて挙げており、Apple Watchをほかの歴史的プロダクトと同列に位置づけている様子が伝わってきます。

iPhoneへの思いと、Apple Watchが「最も誇り」になった理由

クック氏は米Wall Street Journalのインタビューでは、Apple在籍中の最も好きな瞬間として初代iPhoneの発表を挙げています。当時使われていた他社のスマートフォン体験が「ひどかった」と語り、タッチインターフェースの登場が「自分の頭の中で考えていることがそのまま動く」体験をもたらしたと振り返ったとのこと。

ただ、iPhoneはスティーブ・ジョブズ氏がCEOだった時代に生まれた製品です。一方のApple Watchは、クック氏自身がCEOとして立ち上げたまったく新しいカテゴリーの製品でした。同インタビューでクック氏は、初期のApple Watchについて「最初から想定していたわけではないが、結果としてあなたの健康を見守るガーディアンとなり、フィットネスのパートナーになった」とも語っています。当初の構想を超えて健康デバイスへと進化した過程そのものが、クック氏にとって特別な意味を持っているようです。

クック体制で築かれた、Apple Watch以外のレガシー

BGRの記事はクック氏のレガシーがApple Watchだけにとどまらないことも整理しています。2016年9月に登場したAirPodsはワイヤレスイヤホン市場の風景を一変させ、各社のフォロワー製品を生むほどの大きなカテゴリへと成長しました。2023年6月発表のVision Proは「コンピューティングの新時代の始まり」とクック氏自身が表現した空間コンピュータです。さらにApple製品の中核機能となったプライバシー保護や、MacBook・iPadの性能を底上げしたMシリーズチップも、クック体制で生まれた重要なレガシーとして紹介されています。

もちろんすべてが順風満帆だったわけではなく、クック氏は同じタウンホールでApple Mapsのローンチを「最初の本当に大きな失敗」だったと認めています。

Apple Watchユーザーに改めて伝わる「健康と安全」の存在意義

スマートウォッチを「とりあえず通知を見るための端末」として使ってきた人にとっては、心拍数アラートや転倒検出、衝突事故検出といった機能はどこか「念のため」のもののように感じられるかもしれません。しかし、退任を前にしたApple CEOが自ら「最も誇り」と挙げるほど、Apple Watchの健康・安全機能はユーザーの命に関わる場面で確実に役立ってきました。

新しいモデルが出るたびに注目されがちな最新機能だけでなく、すでに搭載されている健康関連機能をきちんと有効化しておくこと。日々のApple Watchの使い方を見直すきっかけとして、今回のクック氏の発言は受け止めたいところです。

まとめ

ティム・クック氏が2026年9月にApple CEOを退任することは、Apple Watchをはじめとするウェアラブル時代の一つの節目を意味します。とはいえ、クック氏が「最も誇りに思う」と語った健康機能の進化は、後任のジョン・ターナスCEO体制にもしっかり受け継がれていくはずです。Apple Watchユーザーは、これまで以上に健康機能を活かしながら、自分と家族の安心につながる使い方を続けていきたいですね。

Source: BGR

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