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Google Pixel WatchやGalaxy Watchを使っている方の中には、「腕時計だけで改札を通れるのは便利だけど、チャージ以外は結局スマホでやっている」と感じていた方も多いのではないでしょうか。とくに定期券は、これまでWear OS搭載スマートウォッチのSuicaでは買えませんでした。
JR東日本は2026年7月23日、Google Pixel WatchとSamsung Galaxy WatchのSuicaを、Android端末の「モバイルSuicaアプリ」から操作できるようにすると発表しました。これにより、スマートウォッチに入っているSuicaでも定期券やSuicaグリーン券、おトクなきっぷが購入できるようになります。サービス開始は2026年8月中旬以降、順次です。
スマートウォッチのSuicaを、スマホのアプリから操作できるようになる

Google Pixel Watchは、2022年10月以降に日本で発売されたモデルで、端末上でのSuica発行に対応してきました。Wear OS搭載スマートウォッチだけで交通系電子マネーが使える点は、Android派にとって大きな魅力です。
ただし、これまでスマートウォッチ内のSuicaに対してできたのは、基本的に時計側でのチャージまででした。今回のアップデートで、ペアリング済みのスマートウォッチの「Google ウォレット」アプリ上にあるSuicaを、Android端末のモバイルSuicaアプリから確認・操作できるようになります。
モバイルSuicaアプリ側では、スマートウォッチのSuicaは券面左上に時計マークが付いた状態で表示されます。手元のスマホの画面を見れば、どのSuicaが時計に入っているものかがひと目で分かる仕組みです。
追加されるのはチャージ・定期券・グリーン券・おトクなきっぷ

今回のリリースでスマートウォッチ上のSuicaに追加されるサービスは、次の4つです。
| 追加されるサービス | 内容 |
|---|---|
| クレジットカードからのチャージ | モバイルSuicaアプリに登録したクレジットカードでチャージできる |
| 定期券の購入 | 通勤・通学定期券をアプリから購入し、スマートウォッチのSuicaに反映できる |
| Suicaグリーン券の購入 | 普通列車グリーン車のグリーン券をアプリから購入できる |
| おトクなきっぷの購入 | 期間限定の企画乗車券などをアプリから購入できる |
いずれも利用にはモバイルSuicaアプリのダウンロードとログインが必要です。通勤で毎日使う定期券が腕時計だけで完結するようになるのは、Android+スマートウォッチという組み合わせを選んできた人にとって、待ち望んでいた変化と言えそうです。
サービス開始は2026年8月中旬以降
サービスの開始時期は2026年8月中旬以降で、順次提供されます。利用にあたっては、スマートウォッチとスマートフォンの両方で、モバイルSuicaアプリ・Google ウォレット・関連するシステムアプリをそれぞれ最新版に更新しておく必要があります。
開始直後は「まだ表示されない」ということも起こり得ますので、あわてず両方の端末のアプリ更新を確認するのがよさそうです。
対応するスマートウォッチ

今回対応が案内されているのは、以下のモデルです。いずれも日本で購入した端末のみが対象となります。
| ブランド | 対応モデル |
|---|---|
| Google Pixel Watch 1/2/3/4 | |
| Samsung | Galaxy Watch 6/6 Classic/7/8/8 Classic/9、Galaxy Watch Ultra/Ultra 2 |
対象機種は今後拡大する予定とされています。なおGalaxy Watch9とWatch Ultra2は、8月7日に国内発売される最新モデルです。海外で購入した端末は対象外である点には注意してください。
これからSuicaが使えるWear OSスマートウォッチを選ぶなら、対応が明記されているGoogle Pixel Watchが分かりやすい選択肢になります。
設定方法は2パターン
設定の手順は、スマートウォッチにこれからSuicaを入れる場合と、すでに入れている場合で異なります。
新しくスマートウォッチにSuicaを移行する場合
まずAndroid端末側の操作として、おサイフケータイアプリのマイサービスで「メインカードの確認・切替」をタップし、続けて「カードを預ける(機種変更)」をタップしてカードを預けます。
次にスマートウォッチ側の操作です。スマートウォッチでGoogle ウォレットアプリを開き、プラスボタンをタップします。ペアリングしているスマートフォンに表示される指示に従ってSuicaを追加すると、Android端末のモバイルSuicaアプリにスマートウォッチのSuicaが表示されるようになります。
すでにスマートウォッチにSuicaが入っている場合
こちらは特別な操作は不要で、Android端末のモバイルSuicaアプリにスマートウォッチのSuicaが自動で表示されます。いずれの場合も、券面左上の時計マークでペアリング状態を確認できます。
まとめ
スマートウォッチで改札を通れること自体はすでに実現していましたが、定期券が買えるかどうかは、日常の使い勝手を大きく左右するポイントでした。今回の対応で、Wear OS搭載スマートウォッチのSuicaは「チャージして使う電子マネー」から「通勤・通学の相棒」へと一歩進むことになります。
2026年8月中旬以降、順次利用できるようになる予定です。Google Pixel WatchやGalaxy Watchをお使いの方は、開始のタイミングでモバイルSuicaアプリとGoogle ウォレットを最新版に更新して、券面左上の時計マークを探してみてください。
Source: 東日本旅客鉄道株式会社 プレスリリース
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