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2026年10月22日に発売されるSuunto Core 2と、10月29日に発売されるAmazfit T-Rex Dual Solarを、左右の腕に1本ずつ着けて、埼玉県の加治丘陵を歩くハイキングと、栃木県のキャンプ場での1泊で同時に使いました。
どちらも高度、気圧、方位を測れる時計ですが、コイン電池で機能を絞ったSuunto Core 2と、GPSと地図までそろえたソーラー充電のT-Rex Dual Solarでは、性格がまったく違います。同じ山道で使って見えた2本の違いを紹介します。
本記事で紹介したSuunto Core 2は、Suuntoより貸与を受けて執筆しています。Amazfit T-Rex Dual Solarは、Amazfitより提供を受けた製品です。記事の内容は実際に使用したうえでの評価であり、提供元による内容の指定や事前確認は受けていません。
2本の時計の違いを表で比較

左がT-Rex Dual Solar、右がSuunto Core 2です。カラーのAMOLEDの画面と、昔ながらの液晶の画面で、並べると見た目の印象から大きく違います。
| 項目 | Suunto Core 2 | Amazfit T-Rex Dual Solar |
| 価格(税込) | 39,600円 | 109,800円 |
| 発売日 | 2026年10月22日 | 2026年10月29日 |
| 電池 | コイン電池CR3032(最大15か月) | 充電式660mAh(通常の使い方で最大25日) |
| 充電 | 不要(電池を自分で交換) | 充電器とソーラー(画面側と裏側) |
| 高度・気圧・方位 | あり | あり |
| GPSと地図 | なし | デュアルバンドGPS、オフラインマップ |
| 通知・健康の記録 | なし(歩数のみ) | あり(心拍、睡眠、血中酸素など) |
| 画面 | 1.3インチの液晶、緑と赤のバックライト | 1.32インチのAMOLED、最大3,000nit |
| 重さ | 74g(ストラップを含む) | 69g(ストラップを除く) |
| 防水 | 10気圧 | 10気圧 |
| 表示の言語 | 英語 | 日本語 |
いちばん大きな違いは、電池とGPSです。Suunto Core 2は充電そのものが要らないかわりに、GPSも通知もありません。T-Rex Dual Solarは充電が要りますが、歩いた道を地図に残し、スマホの通知や健康の記録まで1本で済みます。

裏側を並べると、電池の違いがそのまま形に出ています。T-Rex Dual Solarは心拍センサーの周りにソーラーの面があり、Suunto Core 2の裏ぶたには、使う電池のCR3032が刻まれています。

同じ腕に2本を着けてみました。手前がSuunto Core 2、奥がT-Rex Dual Solarです。液晶の画面とカラーの画面で、腕の上でも見た目の印象が大きく違います。

横から並べると、T-Rex Dual Solarの側面には金色の2つの接点があり、Suunto Core 2の側面には3つのボタンが並びます。

どちらも10気圧防水です。腕に着けたまま水道の水をかけても、2本とも画面は消えず、水滴の付いた画面で時刻を読めました。
同じハイキングで、上った高さはほぼそろった

歩いたのは、埼玉県入間市の加治丘陵です。西武池袋線の仏子駅の近くから丘陵へ上り、塔の形をした桜山展望台を通って下りる、約4.5kmのコースです。
先にお断りしておくと、Suunto Core 2は、歩き始める前に高度の基準を合わせる設定を忘れていました。そのため、Suunto Core 2が表示した高度そのものは、実際の標高とずれています。たとえば展望台の塔の上では、T-Rex Dual Solarが203m、Suunto Core 2が243mと、40mほど違う数字が出ていました。
それでも、歩き始めからどれだけ上ったか、下ったかという「高さの変化」は、きちんと測れていました。Suunto Core 2はスタート地点からの高度差(alt.dif)を、T-Rex Dual Solarは表示された高度の差を並べると、次のとおりです。
| 地点 | Suunto Core 2 | T-Rex Dual Solar |
| 展望台の下 | +110m | +111m(78mから189m) |
| 展望台の塔の上 | +123m | +125m(78mから203m) |
| ゴール | +58m | +55m(上り177m、下り122m) |

3つの地点とも、2本の差は1〜3mでした。基準の高度を合わせ忘れていても、Suunto Core 2は坂を上って下りる間の高さの変化をしっかり記録できていました。気圧で高さを測る仕組みは同じなので、出発前に標高の分かる場所で合わせておけば、表示される高度そのものもそろうはずです。
T-Rex Dual Solarは、歩いた道と高度を地図ごと残す

T-Rex Dual Solarは、GPSで歩いた道を記録しながら、地図の上に現在地を出してくれます。森の中では山道が点線で描かれ、分かれ道でどの道を来たのかを腕の画面でたどれました。歩き終えると、距離、時間、上り下りの量、心拍がZeppアプリに残ります。
そのぶん電池は使います。健康の機能をほぼすべてオンにした使い方では、88%から6日たたずに電源が切れました。ソーラーで電池を補えるとはいえ、何日も歩くときは、充電のことを考えておく必要があります。
Suunto Core 2は、充電を気にせず高度・気圧・方位に集中できる

Suunto Core 2にはGPSも地図もありません。そのかわり、コイン電池で最大15か月動くので、キャンプの間も電池の残りを一度も気にせずに済みました。箱には充電器が入っておらず、出かける前に充電する手間もありません。
展望台の上では、案内板にある富士山の方角にコンパスを向けると229°を指しました。地図の上で計算した方角の約227°と、2°しか違いません。高度の変化と方角という、山で知りたい基本の情報を、充電なしで手元に出し続けられるのがこの時計の役割です。
キャンプ場では気圧の表示の仕方に違いがあった
栃木県のキャンプ場では、気圧の画面に出る数字が2本で違いました。T-Rex Dual Solarはその場の気圧で995hPa、Suunto Core 2は1019hPaでした。Suunto Core 2の値は、海面の高さに直した気圧と考えられます。標高約200mの分を海面の高さに直すと、2本の値はほぼ同じになります。
天気予報で見る気圧と比べたいならSuunto Core 2の表示、その場所の気圧の変化を追いたいならT-Rex Dual Solarの表示が分かりやすく、同じ気圧計でも見せ方が違います。
どちらを選ぶといいか
Suunto Core 2が合うのは、充電の手間をなくしたい方です。何日もかけて山を歩く方や、紙の地図や登山アプリで道を確かめ、時計には高度と方角だけを任せたい方に向いています。腕で地図を見る必要はなく、高度や気圧の変化と時刻をさっと確かめられれば十分という登山やトレイルランニングの方にも、こちらが向いているかもしれません。表示は英語だけなので、ボタンの操作を最初に覚える必要があります。
T-Rex Dual Solarが合うのは、時計1本で地図、GPSの記録、通知、健康の記録まで済ませたい方です。山でも街でも使えるスマートウォッチを選びたい方に向いています。そのかわり、価格はSuunto Core 2の3倍近くになり、充電も必要です。
見た目も対照的です。T-Rex Dual Solarは、カラーの画面と八角形のベゼルで、ガジェット好きに響くハイテクなデザインです。Suunto Core 2はアウトドアウォッチらしいがっちりした見た目で、街で着ける腕時計としても引き締まったかっこよさがあります。
まとめ
Suunto Core 2とAmazfit T-Rex Dual Solarを同じハイキングで着けると、上った高さは1〜3mの差でそろいました。Suunto Core 2は出だしの高度を合わせ忘れていましたが、それでも高さの変化はきちんと記録できていました。
違いが出るのは、電池と機能の考え方です。充電なしで高度、気圧、方位に集中したいならSuunto Core 2、地図とGPS、健康の記録まで1本にまとめたいならT-Rex Dual Solarが選びやすいモデルです。
Suunto Core 2
Amazfit T-Rex Dual Solar
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