スマホの通知を受け取れたり、キャッシュレス決済ができたり、歩数や消費カロリーを記録できたりと、多様な機能を持っているスマートウォッチ。
高性能な機種にはランニングのタイムや距離、心拍数を記録できたり、アスリートの心肺能力を測定する有力な指標であるVO2MAX(最大酸素摂取量)を測定できたりと、ランニングに役立つ機能が豊富なものも多いです。
そのように各種データをスマートウォッチで記録できれば、ランニングのモチベーションは上がりますし、より効果的なトレーニング計画を立てられます。
スマートフォンでも距離やタイムのデータを取ることができますが、腕からの心拍数の測定は不可能。本気でランニングに取り組みたいなら、心拍計測できる腕時計型のスマートウォッチは非常に役立つアイテムなのです。
本記事では、そうしたスマートウォッチをランニングに使うメリットを紹介しつつ、最新のオススメモデルをご紹介します。
スマートウォッチをランニングで着けるメリット
ランニングのログ等の数値を取れてタイム向上に役立つ
運動のログを取れるスマートウォッチの多くは「ランニングモード」を搭載しています。ランニングモードで計測されるのは走行距離や心拍数など。高性能な機種ならラップタイム(一定の距離ごとの所要時間)なども計測可能で、GPS搭載の機種なら走行ルートの記録も可能です。なお記録したログはスマホアプリでも閲覧可能で、ログを見返すことでより効果的なトレーニングも可能になります。以下で紹介するモデルはVO2Maxに対応するものが中心で、心肺能力の変化を数値で実感できます。
参考リンク:VO2maxの解説記事はこちら!
目標距離を設定することでモチベーションにつながる
スマートウォッチのランニングモードでは、目標を設定可能なモデルもあります。アプリと連動して目標距離を設定しておくと、達成したときにスマートウォッチのバイブが鳴ってお知らせしてくれたりするので、モチベーションのアップにつながるでしょう。
ランニング向けスマートウォッチおすすめ10選
以下は提供テキストの仕様・画像・リンクに基づいて構成しています。
Garmin Forerunnerシリーズ
ランナー向けに特化したGarminの王道シリーズ。
VO2maxやトレーニング負荷・回復時間、ペース配分、レース予測、地図(上位機)など走る人のための解析とガイダンスが充実。AMOLED表示のモデルも増え、見やすさと電池のバランスを選べます。初心者向けのエントリーからプロ志向のフラッグシップまでラインアップが広いのも魅力です。
多くのモデルがSuica対応している点も魅力です。迷った場合は、このシリーズのミドルレンジ機種を選んでおけば間違いありません!
モデル名 | 価格(税込) |
---|---|
Forerunner 970 | 121,800円 |
Forerunner 570 | 89,800円 |
Forerunner 965 | 84,800円 |
Forerunner 265 | 62,800円 |
Forerunner 165 Music | 44,800円 |
Forerunner 165 | 39,800円 |
ForeAthlete 55 | 32,000円 |
このGarminのランナー向けシリーズについては、各モデルの違いを詳しく解説する記事も別途用意しています。
下記リンクからぜひチェックを!
Garmin Forerunnerシリーズ徹底比較|55・165・265・570・965・970の違いを詳しく解説【ランニング向けスマートウォッチ】
Suunto Suunto RACE 2 ステンレス 85,800円/チタン 99,000円
Suuntoの最新ハイエンド。1.5インチAMOLED(最大2,000ニット)とLTPOで視認性と省電力を両立し、最大55時間の連続GPSでロングレースにも対応。新世代光学心拍やHRV、オフラインマップ、クライムガイドなどレース機能が充実し、フルからトレイルまで幅広いシーンで実力を発揮します。2025年9月16日発売(予約8月27日開始)。
Suunto Suunto Run(スント ラン) 43,890円
Suuntoの軽量ラン特化モデル。36g・厚さ11.5mmで日々の走りに負担をかけず、トラックラン補正やゴーストランナー、マラソンモードを搭載。GPSセーブ時は最大40時間に対応し、ライト層からサブ3・サブ4を狙う中上級者まで、快適さと実用機能のバランスに優れます。
Suunto Suunto Race 66,000円〜
Suunto初のAMOLED×デジタルクラウン×HRVを備えた実績モデル。デュアルバンドGPSで最長40時間(ツアーは最大120時間)のトラッキングが可能で、無料のオフラインマップにも対応。RACE 2ほどの最新仕様を求めない人に、価格と性能のバランスが光る選択肢です。
Suunto Suunto Race S 61,226円〜
Suunto Raceの小型軽量版。手首の細いランナーや軽さ重視派に向き、レース機能をコンパクトに凝縮。長時間走でも装着感を損なわず、トレーニングからレースまで安心の相棒になります。
Polar Polar Vantage V3 ¥93,500
Polarのフラッグシップ。次世代「Polar Elixir™」センサーで手首心拍の精度を高め、SpO2や皮膚温にも対応。有機ELの大画面と強化CPUで操作は軽快、Komoot連携のオフライン地図にも対応します。トレーニング最大61時間、省電力140時間でロング走も余裕です。
Polar Polar Vantage M3 ¥69,300
Polarの中核オールラウンダー。スマートコーチングや睡眠・自律神経分析に対応し、日常ジョグからポイント練習まで幅広く活躍。軽量で装着感が良く、価格と機能のバランスを重視するランナーにぴったりです。
Polar Polar Pacer ¥29,700
初めての本格GPSランウォッチに好適。心拍・距離・スピード・ラップに加え、FuelWiseや睡眠/自律神経分析、ウォーキングテストまで基本を過不足なく網羅。軽量で扱いやすく、毎日の練習を安定して支えます。
Polar Polar Pacer Pro ¥53,900
41gの軽さで35時間のGPS連続記録に対応し、手首で「ランニングパワー」計測が可能。Hill Splitterやパフォーマンステスト、三大栄養素別消費分析など分析機能が豊富で、レース志向のランナーにも心強い一本です。使用レビューは下記からどうぞ。
COROS COROS NOMAD ¥49,940
COROSの最新多機能機。音声や写真で記録できる「アドベンチャーノート」を搭載し、思い出とログを一体管理。二周波GPSや道路名付きグローバルマップでナビも快適。日常最大22日/GPS最大50時間の電池で、ランから遠征まで頼れます。
COROS COROS PACE 3 ¥33,000
超軽量クラスの定番エントリー~中級者向け。二周波対応、ルートナビ、音楽再生、豊富なスポーツモードを搭載し、コスパ重視の毎日ランナーに最適。初めての本格GPSウォッチとしても失敗しにくいモデルです。
Amazfit Cheetahシリーズ
Amazfitのランニング特化モデル。先進的なGPSトラッキングとAIコーチング機能で、トレーニングの質を大幅に向上。軽量設計ながらVO2maxや心拍分析も高精度で、プロ仕様のPro版も展開。Garminなどの競合よりもコストパフォーマンスが高い点も魅力です。
HUAWEI WATCH GT Runner
HUAWEIのランナー専用ハイエンド。独自アンテナ設計で正確なGPS測位を実現し、乳酸閾値やVO2maxの計測も可能。AIランニングコーチが個々に合ったプランを提示し、ビギナーから上級者まで対応します。軽量かつ高級感のある仕上げで、日常の通知・通話・音楽再生などスマート機能も充実しています。
使用レビューもありますのでぜひチェックを!
ランナーのためのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Runner」使用レビュー。ビギナー~上級者まで役立つ機能が満載!