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ドンキの1980円スマートウォッチ『Duck』試用レビュー! 超格安機の実力やいかに!?

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2020.07.21

『激安の殿堂』のキャッチフレーズに違わぬ圧倒的な安さが魅力で、日本最大級の総合ディスカウントストアとして君臨するドン・キホーテ。同店が起こす価格破壊の波はスマートウォッチの世界にも押し寄せています。ドン・キホーテは、昨年にも2980円のオリジナルスマートウォッチ『ACTIVE GEAR』の発売で話題に。今年5月下旬からは、さらに安い1980円のスマートウォッチ『Duck(ダック)』等の新製品の販売を開始しています。本記事では超格安スマートウォッチとして話題の同製品のレビューをお届け。1980円の『Duck』の着用レビュー記事へのリンクも記事末尾に記載しています。

まず、「売ってる店を見つけるのに一苦労」


5月下旬からの販売……と発表されていた『Duck』ですが、6月中に都内のドン・キホーテを巡っても販売しているお店は見つからず。店員さんに質問をしても、「1980円のスマートウォッチですか……?そこに出てなければないですねぇ」という薄い反応でした。それでも諦めず、各地のドン・キホーテの前を歩くたびに入店し、店内をチェックしていたところ……高田馬場駅前の店舗でついに発見!見た目がソックリの『Xiaomi Mi Smart Band 4(Miスマートバンド4)』と並んで売られておりました。

いざ開封!


パッケージは立派でカッコいい『Duck』。表面には「フルカラーモニター」「メール受信通知」「メッセージ通知」「着信通知」の表示。胸に期待が踊ります。


箱裏面に書かれた製品仕様はコチラ。17gという軽さが魅力です。


中に入っていたのはバンド、時計本体、充電ケーブル、かんたんな説明書のみ。


充電する際は、このようにバンドから取り外して充電ケーブルに接続する必要があり。ちょっと面倒ですね。

ペアリングではちょっと混乱


ペアリングについてちょっぴり苦労がありました。手順としては、まず、本製品に対応した『FitPro』というアプリをスマホにインストール。スマホのBluetoothもオンにしておきます。そして『FitPro』のアプリの画面下「設定」の部分をタップすると、表示される画面が上記のもの。ここで画面の上のほうの「より多くの機能を体験するためにデバイスをバイ……」と書かれている部分をタップすると、ペアリングができます。「機器を探す」の部分をタップしても一向にペアリングはできずに苦労したので、購入した方は要注意を!

通知等の各種設定もアプリ上で


通知をオンにするアプリを選んだり、手首を上に向けると画面が明るくなるよう設定したり、ヘルスケアと連動したり……という設定はアプリ上で可能。最初のペアリングでつまづいた以外は、このアプリは使いやすい印象でした。

実際に着用して使ってみます!


着用して気づいたのは、やはり触れ込み通りの軽さ。そして液晶のトップ画面のキレイさです。腕を上げた時に画面が表示されるように設定しておけば、時計本来の機能である「時刻を確認する」という動作もスムーズに行えました(設定していない場合は、画面の下の方を一度タップしないと液晶が表示されません)。

説明書に記載の機能はどこまで使える?


説明書に書かれていた『Duck』の機能は以下のものでした。ここから先は、これらの機能がどこまで使えるのか検証していきます。

・歩数計測
・1日ごとの移動距離の表示
・消費カロリーの表示
・心拍数計測
・睡眠モニター
・着信通知
・メッセージ通知
・リモートシャッター
・タイマー

歩数計測等はしっかり作動


歩数計測や移動距離の表示などは、しっかり作動していました(作動して当たり前なんですが)。なお左手にApple Watch、右手にDuckを付けて1日動き回ったところ、計測された歩数には結構な違いがあり、Duckのほうが数値が低めでした。家の中で数歩だけ歩いたときなどは、Apple Watchのほうが正確に歩数を計測してくれる印象だったので、そうした誤差が数値の違いになったものと思われます。そのほか心拍数計測もApple Watchとだいたい同じ程度の数値が表示され、それなりに使えることが確認できました。

通知は一応表示されるけど……


一方で問題を感じたのは各種の通知機能。LINEやSNSにメッセージが届くと、画面が明るくなって通知が表れましたが、表示されるのはメッセージの漢字部分のみで、バイブレーションや音声での通知はありませんでした。アプリ上では「振動設定」という項目があり、そちらもオンにしたのですが、やはりバイブは作動せず。目覚まし(タイマー)を設定しても、画面が明るくなって時計のマークが出るのみでした。筆者のスマートフォン(iPhone X)との相性の問題や、何か設定の見落としがあるのかもしれないですが……。

バッテリーが切れるのも早かった


また不満を感じたのはバッテリー切れの早さ。説明書には「充電時間:約1時間」「スタンバイ時間:約7日間」との表示がありましたが、充電を終えたDuckを朝から着用して動き回ったところ、夜には電池が切れてしまいました。睡眠モニターも一応は使える製品ですが、バッテリー切れがこれだけ早いとなると、睡眠時も含めて使い続けるのはストレスになりそうです。

やはり格安スマートウォッチならXiaomi mi band 4のほうがいい?


……と、ここまで書いてきたように、各種性能が今ひとつだったドン・キホーテで販売中のスマートウォッチ『Duck』(設定の見落としや筆者のスマートフォンとの相性の問題があったのかもしれませんが)。同じ低価格帯なら、あと1000円ちょっとを足せば手に入るXiaomi mi band 4のほうがやはりオススメ……というのが正直な感想でした!

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