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ランニング&マルチスポーツモデルの最高峰! Polarの新世代フラッグシップモデル「Polar Vantage V2」登場

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フィンランドに本社を置き、1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発したPolar(ポラール)。心拍トレーニングのスペシャリストであり、スマートウォッチのリーディングカンパニーでもある同ブランドが、フラッグシップモデルとなる「Polar Vantage V2」(ポラール ヴァンテージ ブイ ツー)を発表しました。

「Polar Vantage V2」は、Polarのスポーツに関する専門知識をすべて詰め込んだ、プレミアム マルチスポーツウォッチ。心拍数計測、パワー計測、加速度センサーなどの情報からパフォーマンスを数値化する機能や、脚力の回復状況をテストできる機能を新たに搭載。スマホの通知受取などのスマートウォッチとしての基本機能もしっかり搭載されています。

なおカラーはブラック、グリーン、グレー・ライムの3色展開で、価格は69,800円(税別)。11月5日から全国販売されます。

ランニング&マルチスポーツのカテゴリーの最高峰

上記の表のように「フィットネス」のシリーズと「ランニング&マルチスポーツ」に分類されるポラールの製品群。Vantage V2は「ランニング&マルチスポーツ」のカテゴリーの最高峰に位置します。中位モデルの「Vantage M」が「年に2回くらいレースに出る一般ランナー」向けの製品であるのに対し、今回の「Vantage V2」は「プロレベルでトレーニングするアスリート」をターゲットとしたもの。とてもハイレベルなカテゴライズとなっています。

フラッグシップモデルに相応しいプレミアムデザイン

Vantage V2はフラッグシップモデルに相応しいプレミアムデザイン。アルミ製のボディを採用することにより軽量化を図り、GPSの高性能化にも成功しています。フルメタルのケースとアクセントカラーを採用したベルトの組み合わせはスポーティーな雰囲気です。

標準ベルトカラーはブラック、グリーン、グレー・ライムで、さらに交換ベルト(価格:4,980円)としてホワイト、レッド、ローズ・プラムを用意。計6色展開となります。

Vantage V2ハードウェアの特徴

正確な心拍計測

Vantage V2のハードウェアの特徴として、前述のアルミケースのほかに、高精度の心拍センサーがあげられます。Vantage V2には過去のモデルからさらに改良された3色・10LEDの「Polar Precision Prime」を搭載。それぞれ波長が違うグリーン、オレンジ、レッドの3色・10LEDを採用することにより、皮膚の表層と深層を複合的に計測。より正確な心拍計測を可能にしています。

最大100時間のロングバッテリー

省電力モードで使用すれば最大100時間のロングバッテリーを誇ります。GPSをオンにしても40時間の連続使用ができるので、長い航行や長時間のレースにも対応できます。

さらにはミルスペック「MIL-STD-810G」準拠の100m防水機能、高精度のカラータッチディスプレイを搭載。フラッグシップモデルとして申し分ない機能が備わっています。

Vantage V2計測機能の特徴

徐々に上がる表示スピードに合わせて走る「ランニング パフォーマンス テスト」

Vantage V2の新機能として「ランニング パフォーマンス テスト」が追加されました。

この機能は、徐々にスピードを上げていくビルドアップ走を行い、最大有酸素スピード(MAS)、最大有酸素パワー(MAP)、最大酸素摂取量(VO2max)を計測します。時計画面に表示されたスピードに合わせて走り、表示されるスピードは時間がたつにつれ少しずつ早くなっていきます。

表示されるスピードについていけなくなると計測は自動で終了し、MAX、MAP、VO2maxなどの数値をフィードバックします。テスト結果によって、心拍ゾーン、スピード、パワーゾーンが最適化(更新)され、より現状の能力に合ったトレーニングを行うことができます。

こちらも新機能の「サイクル パフォーマンス テスト」

さらに新機能として「サイクル パフォーマンス テスト」が搭載されています。この機能は1時間を全力で走り切ったときに出せる平均パワー(FTP)と、VO2max、パワーウェイトレイシオ(W/kg)を計測します。設定した時間(20、30、40、60分)、ロードバイクなどの自転車に乗り続けます。計測には別売りのパワーメーターが必要になります。

ジャンプ3回行で脚の回復度を数値化!「脚力回復度テスト」

「脚力回復度テスト」はジャンプを3回行うことで、脚の回復度を数値化します。プロのアスリートでもトレーニング前にジャンプの高さを測って、回復度を確認しますが、これをVantage V2で計測することができるようになりました。

スマホの通知受取などの基本機能もしっかり搭載

またスマートウォッチとしての基本機能もしっかり搭載。スマートフォンからのスマート通知を受け取れるので、大事なメッセージを見逃す心配もありません。電話の受信、メッセージ、Eメール、カレンダー行事ほか、アラート通知を受け取れます。睡眠状態や一日のアクティビティ(活動量)の計測ももちろん可能です。

そのほか、スマートフォンの音楽再生コントロール機能や、ウェブサービス「Polar Flow」上で各種テストで計測したデータを一括で分析できるサービスが追加されています。

世界的なトレイルランナーも心拍計の精度を称賛

今回の新製品Vantage V2の発表では、Polarの契約アスリートである宮崎喜美乃さんと、ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社の園部社長とのトークセッションも開催。国際的に活躍する女性トレイルランナーの視点から、その使用感を伺うことができました。

宮崎さんがVantage V2を使用して一番に感じたことは「心拍計測の精度の良さ」だそう。特に「心拍数が上がったところでの計測にズレがないこと」が他社のスマートウォッチとの違いとのこと。たしかに、この数値に信頼を置けないとトレーニングの効率が下がってしまいます。

また計測したデータを「Polar Flow」上で自分で加工・閲覧できるところも評価ポイントで、トレーニングに上手く活用できているとのこと。さらにトレーニング機能以外の部分では、睡眠ログを取る機能にも言及。睡眠の深さのステージを表す「睡眠ステータス」に加え、睡眠の質を表す「自律神経ステータス」も表示される点に感心を示されていました。

宮崎さんの場合は、飲酒した夜の自律神経ステータスは「非常に低い」と計測されたそうで、結果的に断酒につながった……なんていう話も。アスリートの生活面にも改善を促すVantage V2は、一般ユーザーにもさまざまなメリットをもたらしてくれそうです!

なおVantage V2の開発テストには、ポラールのオフィシャルグローバルアスリートで世界トップクラスのレーシングドライバー、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)氏も参加。ボッタス氏の以下のコメントからも、Vantage V2が日常のトレーニングに役立つアイテムだということが分かるはず。発売が待ち遠しいですね!

「トレーニングの時間を確保し、睡眠をしっかりとって身体を回復させることは、パフォーマンスを向上させるために重要なことです。しかし、忙しい生活を送っていると、この時間を確保することが非常に難しくなります。そのため、より効率的にトレーニングするために必要なデータとツールが必要になります。Polar Vantage V2 は、この条件を満たしてくれるため、トレーニング時間の確保が難しい時期でも活用することができました」

Polar Vantage V2製品概要

製品名:Polar Vantage V2
色:ブラック、グリーン、グレー・ライム(M/Lサイズ)
バッテリー:24時間心拍計測使用で最大7日間
高精細記録によるトレーニング連続使用で最大40時間
(GPS1秒毎、心拍計測オン)
省電力設定によるトレーニング連続使用で最大100時間
(GPS2分毎、心拍計測オフ)
操作:カラータッチディスプレイ+5ボタン
重さ:52g(リストバンド含む)
サイズ:直径47mm×厚さ13mm
防水:100m防水(WR100)
希望小売価格:単体69,800円(税別)、H10心拍センサーセット75,800円(税別)
発売日:2020年11月5日
セット内容:単体:Polar Vantage V2、USBケーブル、スタートガイド
H10セット:Polar Vantage V2、Polar H10、USBケーブル、スタートガイド

 

■お客様の問い合わせ先
ポラールサービスセンター
Email: info.jp@polar.com
TEL: 03-6704-4109
受付時間:月曜日~金曜日(祝日を除く)10:00~12:30、13:30~17:00
https://www.polar.com/ja/node/98966

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