Fitbitのスマートウォッチやトラッカーを端末にタッチするだけで決済が可能なサービスで、世界中の42を超える国・地域で使われているFitbit Pay。
日本でも2020年7月から対応が開始しており、Visaのタッチ決済対応店舗での使用が可能となっています。
そこで今回の記事では、Fitbitのキャッシュレス決済の使用開始までの手順を説明します。
①ソニー銀行のVisaデビットカードを作る
まず最初のハードルが一番高いのですが、日本でFitbitのキャッシュレス決済(Visaのタッチ決済)を行うには、提携している銀行のVisaデビットカードが必要。
2020年12月3日現在、Fitbitが対応しているのは「ソニー銀行」のみです。ソニー銀行のVisaデビットカードを持っていない人は、口座開設とカードの発行を行いましょう。
なお上記動画の解説にもあるように、口座開設とカードの発行は1週間程度で終えられます。申し込みさえしてしまえば、そこまで手間はかかりません! 詳細と申込みは下記からどうぞ。
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)|MONEYKit – ソニー銀行
https://moneykit.net/visitor/sbw/
②スマートフォンの「Fitbit」アプリで設定を開始
カードの作成を終えたら、スマートフォンの「Fitbit」アプリで設定を開始します。アプリを開いた後、ペアリングしているスマートウォッチを選ぶと「ウォレット」の項目があります。ここからVisaデビットカードとの連携が可能です。今回は最新機種のFitbit Senseで設定してみます。
③PINコードの設定
まずFitbitのキャッシュレス決済では、支払いを行う際にPINコードの入力が必要。仮にスマートウォッチを紛失してしまっても、このPINコードがあるので他人に勝手に決済をされてしまう心配がない……というわけです。
④Visaデビットカードを追加
カード番号と有効期限、セキュリティコードを入力します。そして利用規約に同意。特に難しいことはありません。
⑤設定完了!
これでもう設定は完了!非常に簡単ですね。
決済方法は非常に簡単
そして決済方法も非常に簡単。Fitbit Senseの場合は、サイドボタンを2回続けてタップすると、上の写真のようなウォレットの画像が表示されるので、それで決済端末にタッチするだけ。店員さんには「Visaのタッチ決済で!」と伝えましょう。
コンビニではセブンイレブンやローソンで使用が可能!
現在、Visaのタッチ決済はコンビニだとセブン-イレブンやローソン、ミニストップなどで使用可能。そのほかスーパーのイオンや、カフェのタリーズコーヒー、ドトール、ファーストフードのマクドナルドなど、このVisaのタッチ決済が使えるお店は想像以上に多いです。ちなみに上の画像は「すき家」で実際に決済をしてみたときのものです。
対応店舗の一覧は下記からご確認ください。国内における対応店舗は急速に普及拡大しているので、今後はより便利に使えるようになりそうです!
Visaのタッチ決済
https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/featured-technologies/contactless.html
雑誌版の記事でも使用レポートを掲載中!
12月7日発売の日本初のスマートウォッチ専門誌『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)でもFitbitのスマートウォッチを使用したキャッシュレス決済の記事を掲載中。記事の中にはApple Pay等との比較も行っています。興味のある方はぜひご覧ください!