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SUICA対応スマートウォッチFitbit Sense 2使用レビュー。便利さと健康が手に入ってしまうスマートウォッチの理想型。

REVIEW

2022.10.29

Fitbitの真髄「健康管理系」のスマートウォッチSenseシリーズの進化バージョン

アメリカ発のスマートウォッチブランドFitbitは「健康」「フィットネス」に特化した製品を多数発売しており、カリフォルニア州のご近所さん(?)のGoogleのグループ入りをしてさらに注目度が増しています。

そのFitbitの中でも最上位機種として位置付けられている「Sense」シリーズの最新版が2022年の9月に発売になりました。

このSenseシリーズは独自のセンサーを搭載してストレスチェックの性能が他社のスマートウォッチに比べて圧倒的に信頼度があり、また日本では解禁されていませんが米国では「心電図」の機能も利用できます。
(日本ではなかなか認可が下りないそうです)

このFitbitのフラッグシップモデルと言える「Fitbit Sense 2」をスマートウォッチライフ編集部で入手できましたので使用レビューをお届けします。

機能としてはスマートウォッチに求められるあらゆる機能が備わっていると言っていいモデルです。
特にSuica対応だというところが大きなポイントでしょうか。

■過去の記事

Googleファミリーとして初めての製品リリースするFitbit。「健康」をキーワードに次世代スマートウォッチ3機種を発売。

■公式動画

開封から見た目チェック

まずは外箱。
グループ企業であるGoogle社の「by Google」の文字が光ります。(物理的には光ってません)
今回のモデルには今の所Googleのテクノロジーが使われているのではなく、Google Mapなどとの連携もOSのバージョンアップ次第だそうです。

箱をカパッと開けると、他のFitbit製品と同じようにスマートウォッチ本体、替えベルト、充電器ケーブルがきれいにディスプレイされています。

パッケージの中身は「本体」「Lサイズの交換用ベルト」「専用充電ケーブル」「説明書」が入っています。

外観をチェックしてみると、ガラスにセンサーが組み込まれています。
前作ではベゼル部分にあったセンサーですが、ガラスに埋め込むことで薄型化に成功しているようです。
ケースの形状は、絶妙なラウンド感があるスクエア型。
他社のデザインとは明らかに違うので一目で「Fitbitだ」と分かります。
(Versaシリーズとの見分けはほぼつきませんが。)

また、Senseシリーズの今回のバージョンアップの特徴は「物理ボタンがついた」ということでしょう。
前回モデルは物理ボタンがなく、それでもケースのサイド部分をプッシュするとボタンのように反応するのですが、これは説明されないと分かりにくかったです。
説明書などはほとんど誰も読まないので、前作のSenseのサイドボタンの機能に気づかずに使用している人も(今だに)いるのではないでしょうか。
「ボタンがあれば押してみる」のが普通ですが「ボタンがなくても押してみる」という人はほとんどいなかったはずです。

ただ、不思議なのが物理ボタンがケースの左サイドについていることです。
通常の時計にはリューズが付いていて、そのリューズは基本的にはケースの右側についています。
左腕に着ける腕時計は当然右手で操作するのですが、リューズはクルクル回して使うので親指と人差し指を使うため、ケースの右側の方が扱いやすいのです。

アップルウォッチなんかもデジタルクラウンを回すために当然のようにケース右側にボタンがついています。

このSence 2の場合は、右手の親指でプッシュするだけだからむしろケース左側にあった方がユーザビリティーとして優れている、という判断なのだと理解しています。
ただ、画面表示がない状態でこのSense 2をはめようとした時に「あれ、こっちの向きでいいのかな」とちょっと迷ってしまいました。

表側にもセンサーがあると書きましたが、裏側にはもっとたくさんのセンサーが付いています。

・心拍数センサー
・皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)
・血中酸素ウェルネスモニタリング用の赤色および赤外線センサー
・推定睡眠時皮膚温センサー
と、これでもかと健康に関するセンサーが組み込まれています。

充電器を接続するとこんな感じになります。
前モデルやVersaシリーズとの互換性もありそうです。
充電は0%から100%までのフル充電には2時間、通常使用で6日間のバッテリー駆動時間があります。
いろんな機能を使っての体感としての駆動時間は3日程度でしたが、それでもアップルウォッチに比べれば3〜5倍は持つと言えるでしょう。

替えベルトを使って、Mサイズ、Lサイズどちらでも対応します。
女性でも男性でも問題なく使えるでしょう。
筆者は標準的な手首の太さで、MでもLでも入りましたが、まあMサイズの方が使いやすいですね。

ちなみにベルトはワンタッチで簡単に取り外し可能です。
前モデルとの互換性ももちろんありました。
カラー違いの替えベルトも多数発売されているので、気分を変えるために数本持っておくのもいいと思います。

ケースの厚みは全モデルからかなり薄くなりました。(画像では少し分かりにくいかもしれませんが)
ケース厚みは12.3mm、重量は38gです。
着けていることを忘れてしまうくらい、といったら大袈裟に聞こえるかもしれませんが、まさにそんな感じです。

インストールして表示画面のチェック

実際にインストール&ペアリングして使用できるようにします。
Fitbitアプリをダウンロード・登録し、「デバイスの設定」から「Sense 2」を選びます。

Fitbit本体の画面に表示されている4桁の数字をスマートフォンに入力するとペアリング完了。
ほとんど時間がかかることはないでしょう。

前モデルから使用できている機能ですが
・Amazon Alexa
・Fitbit Pay(Suica)
が使えるのは大きな利点です。
3万円程度のスマートウォッチでSuicaが使える商品を探そうとしてもほとんど見つからないのが実情でしょう。
「健康管理系」を全面に出している「Fitbit Sense 2」ですが、便利さの点でもかなり優れています。

ウォッチフェイス

Fitbit Sense 2にはたくさんのウォッチフェイスが用意されています。

スマートフォンアプリの左上のアイコンをタップして「アカウント」から「Sense 2」を選び、「ギャラリー」を選ぶとウォッチフェイスの選択をすることができます。
「+」ボタンをタップするとウォッチフェイスのストアが表示されますので、そこから選んでいきます。

中には「有料」のものもありますので(これいいな、と思うものは結構有料のことが多いです)、「無料」のボタンをタップして無料でインストールできるもののみを表示するのもいいでしょう。

またそれぞれのウォッチフェイスには、常時表示機能を使っている際の「スリープ時」の画面も用意されていますが、中にはスリープ時の表示の用意がないものもあります。

その場合はデフォルトのデジタル表示がスリープ時に表示されます。

個人的にはFitbitのようなスクエアの「いかにもスマートウォッチ」といった形状のものにはデジタルのモジュラー表示が一番合う気がしますが、アナログのウォッチフェイスにすると結構スタイリッシュになります。

しかも、コンプリケーションだったり針のカラーなんかをかなり細かくカスタマイズ可能です。

ウォッチフェイスは5つまで保存できますのでよく使うものを登録しておくと良いでしょう。
(ウォッチフェイスの呼び出しはスマートフォンアプリから行います)

タイル

通常時に文字盤をフリックして送っていくと、時刻だけでなくさまざまなステータスを確認できます。
こちらもよく使うものを登録できます。

「アカウント」から「Sense 2」を選び、「ギャラリー」から上部のタブを「Tiles」に合わせて追加・削除ができます。

メイン目標(ステップ数)・コアスタッツ


心拍数・睡眠


タイマー・エクササイズ

健康機能やエクササイズ機能の使用感は

次は実際に数日使ってみての感想です。

睡眠計測

個人的には、数あるスマートウォッチの中で最も睡眠計測に信頼感があるのがFitbitのスマートウォッチです。
そのFitbitのフラッグシップモデルですから、睡眠の数値に関しては信頼せざるを得ません。

個人的には精度が良すぎて「就寝前にベッドで動画を見ていた」時間を「睡眠中だけれども目覚めていた時間」とカウントされているのが気になりましたが、レム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠・覚醒時間、それぞれのバランスには納得がいきます。

スコアをつけてくれるのもいところです。

また「推定睡眠時皮膚温」の記録をつけてくれる機能もあり、有料サービスのPremiumに入っていればさらに深く自分の体調を管理することができるでしょう。。

ストレスチェック

Fitbit Sense 2と他のスマートウォッチ製品との最も大きな違いは「ストレスチェック」だと断言してもいいでしょう。
Sense 2では、新たにcEDA(継続的皮膚電気活動)センサーが搭載され、終日の身体反応計測が可能になりました。

そして、ストレスチェックをするために体を「スキャン」することができます。
片方の電極はスマートウォッチ裏側にありこちらは常に肌に接触していますが、もう一方の電極が画面ガラス部分にあり、時計を覆うようにして反対の手のひらをスマートウォッチに押し当てて2分間の計測をします。

使用手順が下の動画で確認できますので(こちらは前モデルのSenseですが使用方法は同じです)試してみてください。

エクササイズ

健康とフィットネスがFitbitのキーワードですが、エクササイズ機能にも信頼が置けます。

少し早足で歩いていると「ウォーキング」を自動検出してくれます。
いちいちスマートウォッチのボタンを押してウォーキングを起動させるのは面倒ですが、かといって毎日早歩きをしているのに「今週はまったく運動していません」などと判定されてしまうのは心外です。
Fitbit Sense 2は自動でウォーキングを認識してくれて、移動距離、平均心拍数、移動時間などを細かくログしてくれて後で見返すこともできます。

もっとしっかりと運動する場合、例えばランニングなどをする場合にはしっかり「エクササイズ」画面から「ランニング」を選択してきっちりと運動ログを取りましょう。

GPSは5サテライトシステムで正確ですし、心拍計測にも信頼が置けます。
皇居を2周走ってみましたが、GPSは大きくズレることなく計測されました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
しばらく使ってみての感想は、やっぱり「健康」に特化した商品だな、というところです。
もちろんSuica対応では便利ですし、Amazon Alexaが使用できたり、通知を腕元で受けられるというのはとても便利です。

ただ、心拍の変化などをキャッチして「今どんな気分ですか?」みたいなことを聞いてきたり、ちょっと歩くと自動的にウォーキングのログを取ってくれたりと、常に健康でいることを意識させられる、という感じでした。
しかも装着感がストレスにならず、自然な感じで過ごすことができます。

これなら左腕は好きな時計、右腕にFitbit Sense 2という、両腕に時計をはめるという選択肢までアリかなと思いました。
価格もかなり安価な部類ですので、これからスマートウォッチを購入するエントリー層の方にでもおすすめできる一本でした。

●Fitbit Sense 2
価格:¥32,800(税込)

Amazonで詳しく見る

●ライター 杉本陽介
スポーツ好きアラフィフ男子。常にスマートウォッチを両腕に着け、1日12,000歩を目標にしている。

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