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徹底比較「Fitbit charge3」 vs 「ACTIVE GEAR LIFE LOGGERその①

REVIEW

2019.07.01

アクティブトラッカー界の大物とドンキは戦えるか?
スペックとハードを比べてみた。

ドンキオリジナルはまさに驚安価格

大型量販店「ドン・キホーテ」のオリジナルブランド『ACTIVE GEAR』のアクティブトラッカー「LIFE LOGGER」が密かに話題を集めている。最大のウリはもちろんロープライス。心拍センサー付きで3980円、なしで2980円と「驚安の殿堂」と名乗るだけはある。一方、『Fitbit』はアクティブトラッカーのトップランナーであり、この手の商品を購入したいなら、必ず候補に入れるべきブランドだ。すべてに大満足とはいかないまでも、使い始めればなんらかのメリットをもたらしてくれるほどの信頼性はある。
商品の常として、アクティブトラッカーにおいてもコモディティ化は避けられない。「ドン・キホーテ」のオリジナルはまさに、そんな一品だ。果たして安かろう悪かろうなのか、それとも定価2万1470円近くする『Fitbit』を脅かす存在なのか、実際に使ってみて検証してみよう。

高級感あふれる「Charge3」

ハードの作りはコストに比例するため、「LIFELOGGER」に勝ち目はない。「CHARGE3」のケースは高級感あふれるアルミニウムを採用し、非常に美しい。そしてディスプレイにはタフなコーニング ゴリラガラス3を採用している。「LIFELOGGER」のプラスチック風防とケースは、「CHARGE3」と並べてみるとかなりチープなのは否めない。一方で充電方法は「LIFELOGGER」の便利さが際立つ。本体はUSB端子一体型で、端子はバンドの中に収納されている。充電の必要があるときは、バンドを本体から外し、PC等に挿すだけでいい。「CHARGE3」はクリップ型の専用充電器を使う必要がある。

マット加工が施された「CHARGE3」は高級感にあふれる。
一方「LIFELOGGER」は比べるとチープな質感だ。
「LIFELOGGER」は本体にUSB端子を備えそのまま充電可能だ。
「CHARGE3」は充電器が必要。

「LIFELOGGER」の装着感は意外にも快適

『ACTIVE GEAR』「LIFE LOGGER」は歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間など、一通りのアクティビティをアプリに記録でき、上位モデルを選べば、心拍がこれに加わる。日々の活動量だけを記録するだけならこれで十分と考える人も多いはずだ。実際に腕に着けてみると重量は約18gと実に軽く、着けていることを忘れてしまう。「CHARGE3」は編集部調べで29gと「LIFELOGGER」より10g以上重いが、そのために購入を躊躇するほどの差ではない。問題は縦横比で、縦長でバンドも細い「LIFELOGGER」の方が、肌に触れる面積が少なく明らかに装着感は軽快だ。ただし、バンドの留め具は、流石に「CHARGE3」の方がコストがかかっている。通常の腕時計でよく使われる尾錠式を採用し、プッシュ式の「LIFELOGGER」に比べて着脱に手間はかかるものの、その分しっかりと固定される。「LIFELOGGER」は、衣服の袖などに引っかけ危うく落ちそうになりヒヤッとさせられることが何度かあった。

尾錠式の「CHARGE3」(右)の方が、ホールド性は高い。

操作感は誘導ボタンを持つ「CHARGE3」の圧勝

ディスプレイが広い分、情報量は「CHARGE3」の方が多い。とはいえ、両機とも単色の有機OLEDで、解像度もそれほど高くないため、必要十分だが決して美しい画面とは言えない。また、タッチパネルの反応は、タッチからワンテンポ遅れる印象で、高性能なスマホを使っている人は違和感を感じるかもしれない。タッチの感度がイマイチな分、サイドにインダクティブボタンを持つ「CHARGE3」が操作性において圧倒的に優れている。「LIFELOGGER」はトップ画面に戻るために、何回もタップする必要があるが、「CHARGE3」ならワンプッシュだ。

「CHARGE3」触れるとプッシュボタンの役割を果たす誘導ボタンを左サイドに搭載。このボタンによって操作性は格段に向上する。

機能ではfitbitもうかうかしていられない?

機能面では意外にも「LIFELOGGER」が健闘している。スマホに届いた着信やメール、LINE、SNSの通知を腕元で受け取れ反応も良い。ただし、通知を受けるアプリを選べるのは「CHARGE3」だけだ。「LIFELOGGER」の場合は、スマホで許可している通知をそのまま受け取るだけで、特定の通知だけ腕元で受け取ることができない。またお互い現在地の天気の表示もできるし、活動量計測においても、心拍、歩数、睡眠、移動距離、消費カロリーの記録は共通で可能。「LIFELOGGER」に足りないものは「高度」ぐらいだ。「LIFELOGGER」ならではの機能として、専用アプリを起動する必要があるものの、スマホカメラのリモートシャッターがある。また、「LIFELOGGER」側の操作でリンクしているスマホから音を鳴らし、「携帯を探す」機能も地味に役に立つ。一方「CHARGE3」にはNFCが搭載され、fitbit payによってキャッシュレス決済が使えるのだが、日本では残念ながら未対応。ここ日本での機能を比較すれば、「LIFELOGGER」が1/5以下の価格ながら、なかなか頑張っているという印象だ。

「LIFELOGGER」の携帯を探す機能は、意外にも活用頻度が高い。ただしスマホアプリを常時起動していなければいけないのが面倒。

まとめ

本体の作りは圧倒的に「CHARGE3」の方がよい。プライス的に当然といえば当然だが、見た目やブランドにこだわる人は、「CHARGE3」は完全に満足できる出来だ。機能面では「LIFELOGGER」も健闘している。「CHARGE3」で計測できることのほとんどを記録できる。精度も少なくとも心拍に関しては同等だ(他活動量計の精度については別記事参照)。正直なところ、はじめてのアクティブトラッカーが「LIFELOGGER」で、それだけを使っていたら、それなりに満足できる。パーツの素材感など、安かろう悪かろうな部分はあるが、使えなくはない。しかし、一度触れてしまえば、必ず欲しくなってしまうほどの完成度を「CHARGE3」が持っていることも確かだ。だから、「LIFELOGGER」一筋でいくという人は、決してくらべてはいけない。

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