Apple Watchの純正スポーツバンドやシリコン製のバンドを使用していて、「なんだか最近ベタつく…」「触ると気持ち悪い」と感じたことはありませんか? この記事では、その症状の原因や対処法、今後ベタつかせないための予防策までを詳しく解説します。
ベタつきの症状を詳しく解説
Apple Watchのシリコンバンドでよく見られるベタつきは、以下のような状態を指します。
・表面がヌルヌル、またはベトベトする
・ホコリや汚れがつきやすくなる
・腕に貼り付くような不快な感触がある
特に夏場や、長時間の装着後にこの症状が目立ちやすくなります。
主な原因は「経年劣化」と「汚れ」
経年劣化
Apple Watchのスポーツバンドは、耐久性の高い「フルオロエラストマー」製ですが、それでも紫外線、汗、熱などで徐々に劣化します。素材が変質してベタつきやすくなります。
汗・皮脂・化粧品の影響
バンドは肌に直接触れるため、皮脂や汗、ハンドクリーム、日焼け止めなどが蓄積。これが時間とともにバンドの表面を変質させます。
洗浄不足・洗浄方法の問題
汚れを放置すると素材の表面に吸着し、粘着質になっていきます。逆に、アルコールなど強い溶剤でこすりすぎると表面加工が傷み、逆効果になる場合も。
ベタついたときの対処法
中性洗剤を使った基本的な洗浄
1.ぬるま湯に中性洗剤を入れる
2.柔らかい布や歯ブラシで優しくこする
3.水でよくすすぐ
4.タオルで拭いて、風通しのよい場所で乾燥
重曹ペーストでの洗浄(しつこい汚れ用)
1.重曹と水を1:1でペースト状にする
2.指や布でバンドに塗布
3.数分放置後、ぬるま湯で洗い流す
ベビーパウダーでの応急処置
タルクやコーンスターチ系のベビーパウダーを軽くまぶすと、一時的にサラサラ感が戻ります。ただし根本的な解決ではありません。
ベタつかせないための予防法
定期的な洗浄
週1回を目安に中性洗剤で洗いましょう。運動や入浴後は特に汚れが溜まりやすいため、こまめなケアが重要です。
保管場所に注意
直射日光・高温・湿度の高い場所を避け、通気性の良い場所で保管することで素材の劣化を防げます。
ハンドクリーム・日焼け止めに注意
クリームを塗った後は、手首が乾いてからバンドを装着。バンドに直接触れないよう気をつけましょう。
サードパーティ製バンドは慎重に選ぶ
価格が安いバンドは素材が劣化しやすい場合があります。レビューや信頼性を確認して購入を。
買い替えの目安
以下の状態が続く場合は、買い替えを検討するのがおすすめです。
・洗ってもベタつきが取れない
・表面にひび割れや変色がある
・肌にかゆみやかぶれが出ている
Apple純正の他、抗菌加工やさらさら素材のプレミアムバンドも多数登場しています。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
主な原因 | 経年劣化、皮脂・汗・洗浄不足 |
対処法 | 中性洗剤、重曹、ベビーパウダー |
予防策 | 定期洗浄、保管方法の改善、化粧品対策 |
買い替え目安 | 不快感が継続する、肌トラブルが出る |
Apple Watchは日常生活で手放せないアイテムだからこそ、バンドの清潔さと快適さを保つことも大切なメンテナンスです。ベタつきが気になったら、ぜひ上記の方法を試してみてください。
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!
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