Apple Watchは非常に便利なデバイスであり、SuicaやPASMOを使って改札を通過できる機能も日常的に活用されています。
しかしネットやSNSでは、「Apple Watchで改札を通る姿はダサい」と揶揄されることも——。
実際に使っている人からすれば少し心外にも感じるこの意見、なぜそう言われるのでしょうか?
今回はその“ダサい”という評価の背景を、動作、文化、見た目、印象といったさまざまな観点から徹底解説します。
1. 手首の動きがぎこちない・不自然に見える
Apple Watchで改札を通過するには、ほとんどの人が左腕の手首の外側をIC読み取り部分に向ける必要があります。
このときの動きが、
・身体を右側に不自然にひねる
・手首を内側に強くひねる
・腕を不自然に突き出す
といった具合に、ぎこちなくスマートに見えにくい姿勢になりがちです。
この動作が「ダサい」「かっこよくない」と感じさせる要因になっています。
2. スマホ通過との比較で“スマートさ”が際立たない
多くの人はiPhoneやAndroidスマホを手に持ち、自然な動作で改札を通過しています。
それに比べてApple Watchでは、
・手首の位置を調整する必要がある
・慣れていないと改札で立ち止まりやすい
・読み取りエラーが起きやすい場面もある
という事情があり、「スマートじゃない動き」に見えてしまうのです。
3. 「意識高い系アピール」と受け取られる皮肉
Apple Watchユーザーには、健康管理やガジェット活用に熱心な“意識高い系”というイメージもあります。
そのため、
・改札でわざわざApple Watchをかざす姿がアピールに見える
・必要以上にガジェットを使ってるように感じる
といった皮肉交じりの見方をされてしまうケースもあるようです。
4. 改札機の配置とApple Watchの“利き手問題”
日本の改札機はICリーダーが右側に設置されていることがほとんどです。
一方で、Apple Watchは左手に着ける人が多いため、
・体の内側をひねって改札に腕を向ける
・より不自然な姿勢になってしまう
というインフラとの相性の悪さも、所作のぎこちなさにつながっています。
5. 実用性は抜群、それでも“見た目重視”の人には刺さらない
Apple Watchの改札通過機能は、荷物が多いときや手がふさがっているときにこそ真価を発揮します。
とはいえ、他人からの目線を気にする人や、スタイリッシュさを重視する層にとっては、
・手首を改札に近づける姿勢が“格好悪い”と映る
・SNSなどでネタにされがち
という背景が「ダサい」というレッテルにつながっていると考えられます。
結論:「ダサい」は動作とイメージのギャップが生む先入観
Apple Watchの改札通過が“ダサい”と言われるのは、
手首をひねる独特の動作が不格好に見えやすいことと、
Apple Watch=意識高い系という偏見が複雑に絡み合って生じた“文化的な見え方”によるものです。
本質的には、機能としては非常にスマートで便利です。
人目を気にせず、自分のスタイルとして使いこなす人にとっては、「むしろカッコいい」と言えるツールでしょう。
Apple Watchユーザーなら「スマートな通過方法」も要チェック!
とはいえ、Apple Watchの動作がぎこちなく見えてしまうのは事実。
そこでぜひ知っておきたいのが、自然でスムーズな改札通過の方法です!
詳しくはこちらの記事をどうぞ:
超スムーズなApple WatchのSuica改札通過法! 時計の裏側の”腕タッチ”でもOK | Smart Watch Life
ちょっとした角度の工夫やタッチの位置を変えるだけで、改札通過がグッとスマートになりますよ!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!
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