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「腕毛を剃って録れよ」と言われて考えたこと。腕時計のレビュアーは体毛を剃るべきなのか?

NEWS

2025.07.11

スマートウォッチのレビュー動画や写真をSNSやYouTubeに投稿していると、時折、予想もしないようなコメントが寄せられることがあります。

筆者が過去にYouTubeでスマートウォッチの着用レビュー動画をアップした際、ある視聴者からこんなコメントをいただきました。

「腕毛を剃ってから録れよ」

……正直、かなり驚きました。

腕毛が気になる人は意外と多い?

自分ではあまり意識していなかったものの、確かに動画で手元をアップにした際、時計のディスプレイやバンドの質感よりも、腕毛の存在感が気になる人もいるのかもしれません(ちなみに筆者は特別に体毛が濃いわけではありません)。

特にスマートウォッチのようなシンプルでミニマルなデザインの製品だと、毛が目立つことでレビューの印象すら変わってしまう可能性もあるでしょう。

また、筆者は指にも少し毛が生えているので、「指につけたスマートリングをアップで撮影をするときは、確かにこれは剃ったほうが見た目は気にならないかも」とも感じました。

腕毛=不快、という価値観への違和感

とはいえ、個人的には「体毛を剃ることが前提」という価値観に、少し違和感も覚えました。そもそも人間の体には毛が生えていて当たり前で、体毛の濃さも個性の一つです。

海外のウェブメディアのレビューを見ると、日本ではあまり見ないレベルの体毛の濃さの人が、そのままの腕でレビューをしていることもあり、それは自然と受け入れられている印象を持ちました。

また、「白人の体毛は色素が薄くて目立ちにくいから許容されるのでは?」という声も耳にします。しかし、それは「目立たなければいい」「見た目が気にならなければいい」という価値観の裏返しであり、「白人=美しさの基準=自然体でも美しい」という偏見も裏側にはある印象を持ちます。

特にレビューにおいて大事なのは「製品の使用感や機能の伝え方」であって、見た目の美しさや毛の有無がメインになるのは本末転倒では? という気持ちもありました。

「魅せる」ことが求められる現代のレビュー文化

とはいえ、YouTubeやInstagramなど、ビジュアルの印象が評価に大きく影響するメディアでは、「美しさ」や「清潔感」が大きく評価されるのもまた事実。

Apple WatchやGARMIN、Galaxy Watchなどのレビューを見ていても、プロのレビュアーやモデルの腕は“ツルツル”が多いです。

またブランド公式の広告モデルの人たちも、腕毛がほとんどない(あっても目立たない)人が大半でしょう。

そうしたイメージに影響されて「毛がある=見苦しい」と感じる人が一定数いるのかもしれません。

さらに近年では、料理動画などでもゴム手袋をする人が増えています。衛生上の配慮というよりは、「視聴者から不快に思われないための見た目対策」という側面が強くなっていると感じる場面もあります。

「過度な清潔さ」や「見た目だけを重視する清潔感」が求められすぎているという印象もあり、それが発信者の自然な表現や個性を削ってしまっているようにも思えるのです。

剃る? 剃らない? 結論としてどうすべきか

結論から言えば、これは発信者側がどういうスタンスでレビューを行うかによって異なります。

・「見た目の美しさも含めてプロ意識を持ちたい」という人は、脱毛やシェービングを検討するのもアリ。

・「あくまで実用性重視。リアルな使用感を伝えたいし、視聴者のために体毛の処理までしたくない」という人は、自然体のままで全く問題ありません。

筆者自身は、この出来事をきっかけに「人の目線を意識することも大事。でも、自分らしさや表現の軸も大切にしたい」という考えに落ち着きました。

そもそも、腕毛の有無はその人が持って生まれた個性であり、それを剃るかどうかは完全に個人の判断です。他人がそれについてとやかく言うこと自体、少しズレているように感じます。

もし不快に思う人がいたとしても、それは単に「自分にとって合わなかったコンテンツ」としてそっと閉じるだけで良いのではないでしょうか。

発信者に“見た目の正解”を押し付けるような価値観が当たり前になってしまうと、発信の自由や多様性は失われてしまいます。

レビュー文化に「多様性」を

今回の出来事を通して感じたのは、レビューの形も見た目も多様であっていいということです。

腕毛があっても、それが“自然な姿”として受け入れられる空気がもっと広がっても良いのではないでしょうか?

もちろん、美しく整えた動画や写真を好む人もいます。でも、「自然な姿を映す人」の存在も、見る人にとっての安心や信頼につながるはずです。

今後も、いろんなレビューがあることを尊重しつつ、自分らしい発信を続けていきたいと思います。

同じような経験をした方や、違う視点からのご意見があれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください。

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