2025年9月16日(火)、AppleはwatchOS 26を正式にリリースしました。筆者も実際にOSをアップデートして確認しましたが、文字盤のギャラリーが進化し、今回紹介する5種類の新作文字盤が追加されています。ここではそれぞれの特徴や魅力を詳しく紹介します。
フロー

Liquid Glassの美しさを手首の上で楽しめるようにデザインされた抽象的な文字盤。動きに応じてカラフルな背景が流れるように変化し、独自にデザインされた数字の中に背景の色が屈折して映し出されます。
背景全体を表示するか、数字部分のみに色を映すかを選択可能。2種類のフォントと幅広いカラーバリエーションで、自分好みにカスタマイズできます。
プライドハーモニー

LGBTQ+コミュニティをモチーフにした文字盤で、プライドフラッグのカラーが調和しながら動きます。カラーのブロックが集まり、時間を示す数字を形成し、1時間ごとに形を変化させるのが特徴です。
手首を下げると暗くなり、数字がカラフルなラインへと変化するなど、時間を見るたびに楽しめるデザインになっています。
ユニティリズム

人類のリズムから着想を得たBlack Unity文字盤。パン・アフリカのカラーが画面を横切り、ダイナミックに時刻を表示します。タップするたびに数字が動き、毎時のチャイムを鳴らすかどうかも設定可能です。
カラーオプションが豊富で、最大2つのコンプリケーションを配置できる実用性も兼ね備えています。
写真

お気に入りの写真を文字盤化できる定番のカスタマイズ文字盤が進化。選んだアルバムや人物、ペット、都市などの写真を自動的に切り替えられます。
最大24枚まで登録でき、手首を上げるたびや画面をタップするたびに写真が入れ替わるため、日常のシーンをApple Watchで楽しめます。
イグザクトグラフ
正確な時刻を把握したい人向けの文字盤。時・分・秒が独立したダイヤルに分かれ、タップで秒単位まで拡大表示できます。より細かい時間を確認したいシーンに最適です。
4つのコンプリケーションを配置でき、さまざまなカラーバリエーションや背景をカスタマイズ可能。精密さと実用性を兼ね備えています。
watchOS 26の提供開始と対応モデル
Appleは2025年6月のWWDCで発表した次期OS「watchOS 26」を、現地時間9月15日(月)に正式リリースしました。日本では時差の関係で2025年9月16日(火)深夜〜未明(午前2時ごろ)から配信が開始されています。
watchOS 26はiOS 26を搭載したiPhone 11以降とペアリングされたApple Watch Series 6以降、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultra全モデルに無料アップデートとして提供されます。つまり、最新モデルだけでなく過去のモデルでもアップデートを楽しめる点が魅力です。
対応モデル一覧
対応するApple Watch | 非対応モデル |
---|---|
・Apple Watch Series 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 ・Apple Watch SE(第2世代) ・Apple Watch Ultra(全モデル) |
・Apple Watch Series 5以前 ・Apple Watch SE(第1世代) |
新機能まとめ(ダイジェスト)
文字盤以外にも、watchOS 26には数多くの新機能が追加されています。代表的なものを簡単にまとめると以下の通りです。
・睡眠の質と回復力を数値化する「睡眠スコア」
・リアルタイムレンダリングを活用した「Liquid Glass」デザイン
・AIを活用したワークアウト支援「Workout Buddy」(英語のみ対応)
・スマートスタックやメッセージ翻訳機能の進化
・手首フリックジェスチャによる新しい操作方法
・メモアプリ追加や通話機能の拡張、ライブリスニング対応など
これらの新機能については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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