Motorolaは2026年1月7日、フィットネス・ウェルネス分野で世界的に評価されているPolarとのパートナーシップを初めて導入した新型スマートウォッチ「moto watch」を発表しました。
本製品は、Motorolaが進めるライフスタイルテック戦略の中核を担うモデルであり、「Powered by Polar」を正式に掲げる初のMotorola製デバイスとなります。単なる健康管理機能の追加ではなく、Polarが長年にわたり蓄積してきたスポーツ科学の知見を、日常使いのスマートウォッチに落とし込んだ点が最大の特徴です。
Polarの科学的知見を取り入れた「Powered by Polar」
moto watchには、約50年にわたりスポーツ科学とウェアラブル技術を牽引してきたPolarのアルゴリズムが統合されています。これは単なるブランドコラボレーションではなく、心拍、睡眠、回復、運動量といったデータを「解釈可能な健康指標」として提示するための中核技術です。
ユーザーは以下のような健康・フィットネス指標を日常的に確認できます。
・歩数、心拍数、心拍変動(HRV)の継続的な記録
・トレーニング負荷と回復状況の可視化
・Activity Scoreによる日々の運動量評価
・長時間座位を検知するインアクティビティアラート
・睡眠スコアおよび睡眠ステージ(浅い/深い/REM)の分析
・Nightly Recharge™による夜間回復度の評価
Polarのアルゴリズムは、研究データと実利用に基づき長年磨き上げられてきたもので、短期間のソフトウェア開発では再現が難しい深い健康インサイトを提供します。moto watchは、その知見を日常生活の延長で活用できる点に価値があります。
運動・回復・日常管理を1本で支える設計
moto watchは、運動記録だけでなく、日常生活全体のコンディション管理を前提に設計されています。公式サイトでは「Designed to fit every moment」という表現が使われており、トレーニング専用機ではなく、常に身につけるウェルネスデバイスとしての位置付けが明確です。
・デュアル周波数GPSにより、ランニングやウォーキングの距離・ペースを高精度で記録
・Smart Caloriesで運動中と日常生活の消費エネルギーを一元管理
・運動強度をActivity Scoreとして可視化し、目標達成度を把握
・水分補給や服薬、行動促進を支援するカスタムリマインダー
日々の運動習慣から生活リズムの見直しまで、幅広いシーンを1本でカバーする構成となっています。
デザインと装着感を両立したハードウェア

moto watchは、47mmのラウンドケースを採用。軽量なアルミニウムフレームにステンレススチール製クラウンを組み合わせ、スポーティーさと上質感を両立したデザインに仕上げられています。
・47mm 円形ケース
・アルミニウムフレーム+ステンレススチール製クラウン
・Corning Gorilla Glass 3
・IP68防水/1ATM耐水
・マイク・スピーカー内蔵(ハンズフリー通話対応)
バンドは22mm幅の汎用規格に対応し、Pantone監修のカラーバリエーションも用意。ビジネスからカジュアル、運動シーンまで、用途に応じたスタイル変更が可能です。
1.4インチOLEDとカスタマイズ性
ディスプレイには1.4インチのOLEDを採用。屋外でも視認性が高く、常時表示モードにも対応しています。ウォッチフェイスはカスタマイズ可能で、シンプルな表示から情報量重視のデザインまで切り替えられます。
軽量OSと最大13日間のロングバッテリー
OSにはWear OSではなく独自の軽量プラットフォームを採用。アプリストアやサードパーティアプリには対応しない代わりに、安定性とバッテリー持続時間を重視した構成です。
・通常使用で最大13日間
・常時表示オンでも最大7日間
通知、通話、健康管理といった日常機能にフォーカスすることで、充電頻度を抑えた実用的な使用体験を実現しています。
スマートフォン連携と日常の利便性
moto watchはBluetooth接続と専用のmoto watchアプリを通じて管理します。設定、データ同期、ウォッチフェイス変更までを1つのアプリで完結可能です。
マイクとスピーカーを内蔵しており、スマートフォンと接続することで手元での通話にも対応。音楽操作、スマートフォン探索、カメラのリモート操作といった日常的な便利機能も備えています。
発売時期と価格
moto watchの価格は€99(欧州参考価格)から。欧州ではストラップ2本が付属するプレミアムパック(€149)も用意されます。
アメリカではPantone Volcanic Ashカラーが1月22日よりmotorola.comで販売開始予定。販売地域は、欧州・中東・アフリカ・ラテンアメリカ・アジア太平洋・北米へ順次拡大されます。
日本での発売予定について
なお、2026年1月時点では日本のMotorola公式サイトに「moto watch」の製品情報は掲載されておらず、日本向けのプレスリリースも発表されていません。
そのため、日本国内での発売時期や販売有無については現時点では未定となっています。今回の発表および公式製品ページは主に欧州および北米向けの情報が中心で、日本市場への正式展開については今後のアナウンス待ちの状況です。
Motorolaは過去にも、海外先行で製品を発表し、その後日本展開の可否を判断するケースがありました。moto watchについても、今後日本法人からの発表や公式サイトでの情報公開が行われる可能性があるため、続報が入り次第、情報を更新していく予定です。
Source:
Motorola Global Blog(Jan 7, 2026)
Motorola Official Website(US)
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