Amazfitの「Active」シリーズは、日常の健康管理から本格的なスポーツまで幅広く対応する人気ラインです。
2025年〜2026年にかけて日本ではAmazfit Active 2、Amazfit Active 2 Square、そして最新モデルのAmazfit Active MAXが展開されています。
今回はこのうち、最新のAmazfit Active MAXを実際に使ってみた感想を主体に、スペックや基本情報も織り交ぜながらレビューします。
先に結論を言うと、Active MAXは「3万円クラスで、軽くて、画面が大きく見やすい。それでいて運動もしっかりやれる」という、かなり“美味しい”バランスの1本でした。一方で、Suicaなどの決済やアプリ拡張性には割り切りもあります。そこも含めて、どんな人に向くのかを丁寧に整理していきます。
Amazfit Active MAXの基本情報(スペック要点)

Amazfit Active MAX
Amazfit Active MAXは、Activeシリーズの上位モデルとして登場したモデルです。メーカー希望小売価格は28,900円(税込)で、2026年1月21日発売。予約は2026年1月9日から開始です。
スペックで目を引くのは以下です。
・1.5インチAMOLED(解像度480×480)
・最大輝度3,000nit(屋外でも視認性重視)
・658mAhバッテリー(通常使用最大25日、GPS連続最大64時間)
・4GBストレージ(オフラインマップ保存に対応)
・Zepp OS 5搭載、音声操作「Zepp Flow」に対応
細かなスペックや、前モデルからの進化は下記の記事をご覧ください。
【あわせて読みたい】「5つのMAX」で大幅進化。Amazfit Active Maxが2026年1月21日発売決定
【あわせて読みたい】Amazfit Active MAXとActive 2 Square、Active 2を徹底比較|最新MAXの進化点と選び方
今回強く感じたのは「スペックの強さが、そのまま体験の良さとして出る」タイプのモデルだということです。特に、大画面・操作性・自動記録・バッテリーは、“数字を読む”より“使う”ほうが価値が伝わります。
主要搭載機能|“緑=対応/グレー=非対応”で見ると、できることが一気に分かる

上の表では、緑色が搭載機能、色がついていない部分が非搭載機能を示しています。
見ての通り、通知・通話・音楽操作などの日常機能に加え、心拍・血中酸素・睡眠・GPS・高度計など、運動と健康管理に関わる機能が非常に幅広いのが特徴です。仕事や日常生活の便利機能から、本格的なランニングやトレーニングまで、あらゆる使い方が可能なモデルと言えます。
一方で弱点は、Suicaなどのキャッシュレス決済に対応していないこと。また、アプリの追加は可能ですが、Wear OSやAppleのApp Storeと連携するわけではなく、基本は独自アプリのみとなるため、拡張性はやや低めです。
決済やアプリ自由度よりも、運動・健康・日常機能の完成度を重視する人に向いた1本です。
まず驚いたのは、大画面の「見やすさ」と「操作のしやすさ」

最初に「これはいい」と思ったのが、大画面ならではの視認性と操作性です。Active MAXは1.5インチという大型ディスプレイですが、単に“大きい”だけでなく、日常操作がすごく楽になります。
例えば通知を読む、天気を見る、健康データを確認する、ワークアウト中に数値を見る。こうした“細かい確認”が、画面が大きいだけで体感のストレスがかなり減ります。タップもしやすく、誤操作もしにくい。特に運動中は汗や息の上がり方で操作精度が落ちがちですが、それでも扱いやすいと感じました。
屋外ランニング中も、ペースや心拍ゾーンなどがひと目で入ってくる感覚があります。数字の確認が「作業」にならないので、走りのリズムを崩しにくい。ここは大画面のメリットが素直に効いていました。
バッテリーは体感でも優秀。運動込みでも減りが穏やか

バッテリーの持ちも非常に良く、常時表示にして丸1日使ってワークアウトの自動記録などをしても、15%ぐらいしか減らない印象でした。運動などをしないときは10%ちょっとしか減らなかったので、体感としては5日ぐらいは余裕で充電をせずに使えるモデルだと言えます。
スマートウォッチは“充電の頻度”がストレスになりがちですが、Active MAXはそこが軽い。結果的に、健康データも運動データも取り逃しにくくなります。
ウォッチフェイスの自由度が高く「自分仕様」に仕立てやすい

ウォッチフェイスはバリエーションが多く、選ぶだけでも楽しいのですが、それ以上に印象的だったのが編集の自由度です。
画面を長押しして編集に入ると、フェイスによっては表示項目を5つや6つというレベルで、自分が表示したいアプリやデータに差し替えられるものがあります。ここまで入れ替えられると、見た目の好みだけではなく「自分の生活に合うダッシュボード」を手首に作れる感覚があります。
例えば、天気・歩数・心拍・次の予定・バッテリー・ワークアウト開始といった、よく見る要素を1画面にまとめられる。大画面だからこそ、情報量を増やしても見づらくならず、“カスタム性”がちゃんと実用に結び付いていると感じました。
「スマートスタック的」な画面も使いやすい

ウォッチフェイスから右にスワイプすると、カード形式で情報をまとめて確認できる画面が出てきます。体感としては、Apple Watchのスマートスタックのような使い方に近いです。
天気や健康データなどを“パッと見る”のに向いていて、必要な情報へ寄り道せずに辿り着けます。特に大画面で、アクティビティや天気、カレンダーなどを一覧できるのが気持ちいいポイントでした。
カレンダーについても、Googleカレンダーなどを入れていれば、その予定が自動で同期される感じでした。「今日の予定をまず手首で確認する」という導線が作れるのは、スマートウォッチとしての完成度に直結します。
音声入力(Zepp Flow)は“最強ではない”が、タイマー用途などで便利

音声入力(Zepp Flow)も使えます。正直、反応の賢さはSiriやAlexa、Geminiなどには及ばないと感じました。質問の意図を汲むような領域では、まだ差があります。
ただし、タイマーをかけるなどの単純な指示を手早くやりたい場面では普通に便利です。特に料理中やトレーニング中など、画面操作を減らしたい状況では「反応が最強ではないけど、これで十分」という立ち位置になります。
健康管理は「Heart Health」で一覧できるのが便利。精度も体感で高い

Amazfitはスマートウォッチの分野では大手かつ歴史も長いブランドなので、時計の画面の見やすさやアプリの使いやすさというのはレベルが高いと感じました。健康面でも同じで、単に計測項目が多いだけでなく、「どこを見ればいいか」が分かりやすいのが良いところです。
特に便利だと感じたのが、アプリ側の「Heart Health」のような一覧ページです。ここでは、心拍数、安静時心拍数、SpO2、心拍変動(HRV)など、日々見たいデータがまとまっていて、そこを見るだけで“異常がなさそうか”をパッと確認できます。毎回いろんな画面を掘らなくても、まずここで全体像が掴めるのが地味に効きます。
また、安静時心拍数などを基にしたバイオチャージの値は、体感に近い数値が出ているように感じました。

例えば飲み会でお酒を飲んで帰宅した翌朝は、やはり数値がかなり低くなっていて、「あ、ちゃんと反映されてるな」と思える瞬間があります。こういう“生活の実感”とデータが噛み合うと、健康指標は一気に信頼しやすくなります。
一方で、血中酸素濃度(SpO2)はこのスマートウォッチに限らない話ですが、状況によっては計測データにズレが出ることもありました。装着位置や体勢、測定時の動きなどでブレることがあるので、数値は「単発で断定する」よりも、傾向として見るのが現実的です。
バイオチャージ/レディネス/PAIとは?
レビュー中に触れたAmazfitの独自指標について、ここでは要点だけ短くまとめます。
バイオチャージ:睡眠・仮眠・運動・ストレスを統合し、0〜100で“いまの身体エネルギー”を見える化する指標。
レディネス:睡眠や回復状況、日々の負荷を踏まえて「今日はどれだけ動けそうか」をスコアで示す目安。
PAI:心拍データを基に活動強度を点数化。100以上を目標にすると健康維持に役立つ、という考え方の指標。
睡眠計測は“グラフの情報量”が多く、精度も高く感じた

睡眠については、ステージ(深い睡眠・浅い睡眠・REMなど)を細かいグラフで確認できるだけでなく、
・睡眠時の心拍数
・呼吸数
・呼吸速度
といったデータまでグラフでレポートされるのが印象的でした。こういう情報量があると、睡眠の良し悪しを“気分”で終わらせず、翌日の行動設計に落とし込みやすくなります。
体感としては、睡眠計測と運動の計測について精度が非常に高く感じたのもポイントです。もちろん完全に医療機器のような断定はできませんが、日々の傾向を掴む用途としては「使える」と思えるレベルでした。
一番すごいと思ったのは、ワークアウトの自動記録(開始も停止も“ほぼ放置”)

個人的に「ここが一番すごい」と感じたのが、ワークアウトの自動記録です。ウォーキングやランニング、サイクリングなどの運動を自動で検知し、しかも何もしなくても勝手に計測を始めて、勝手に止めてくれる。
この“完全自動”が本当に快適です。Apple Watchも自動検知はありますが、計測開始のときに操作が必要なのが面倒に感じる場面がありました。Active MAXは、Galaxy Watchなどの高性能なモデルと同様、開始と終了の操作を極力ユーザーから取り上げてくれます。結果として、日常の移動なども漏れなく運動として計測され、歩いたルートなども(多少のズレはあるものの)記録されるのが素晴らしいと感じました。
建物の中を歩いたときなどは一時的にGPSが切れてしまうこともありましたが、ウォーキングの運動量を記録する分には非常に優れた機能だと思います。「計測ボタンを押すのを忘れた」が減るだけで、運動ログの価値はかなり上がります。
屋外ランニングは指標が本格的。ルート精度も良好に感じた

屋外ランニングも記録してみました。フェイスや心拍数、心拍ゾーンなどが詳しくグラフ化されるだけでなく、
・パワー
・高度
・勾配分布
・ケイデンス
・ストライド
・接地時間
など、細かい指標が数多く計測されていました。GPSの記録されたルートも、体感としてかなり正確だと感じました。
さらに、ランニングの負荷の目安となるワークアウト負荷や、最大酸素摂取量VO2 Maxのデータも記録されます。

また大画面なのでランニング中にリアルタイムのデータがメチャクチャ見やすいのも大きなメリットだと感じました。
アクティブという名前がついたモデルだけあり、運動でがっつり使うにも非常に素晴らしいモデルだと感じました。
弱点は「決済」と「アプリ拡張性」。ただし割り切れば満足度は高い
弱点としては、これはAmazfitや中国系のスマートウォッチブランド全般に言えることですが、Suicaなどのキャッシュレス決済に対応していないことが挙げられます。日常の“手首決済”を重視する人にとっては、ここは明確な注意点です。
また、Wear OSやAppleのOSなどに対応しているわけではないため、アプリが独自のものしかなく、その辺の拡張性はやや弱いです。ただし、デフォルトで用意されているアプリと機能だけでも、最新のスマートウォッチの機能を幅広く体験できるモデルとも言えます。
まとめ:3万円で「軽い・見やすい・運動に強い」を求める人に刺さる

総論としては、3万円のモデルで非常に軽く、なおかつランニングなども行って、多機能なスマートウォッチが欲しいという人にはおすすめできるモデルだと思いました。
・大画面で非常に見やすく、操作がしやすい
・ウォッチフェイスのバリエーションが豊富で、カスタム性が高い
・右スワイプの“スマートスタック的”画面で、日常の確認が速い
・Heart Healthの一覧で、心拍・SpO2・HRVなどをパッと俯瞰できる
・バイオチャージ/レディネス/PAIなど独自指標が、体感と噛み合う瞬間がある
・睡眠計測と運動計測は精度が高く感じ、特に自動ワークアウト記録が快適
・バッテリーが強く、運動込みでも数日は余裕
弱点(決済と拡張性)を理解したうえで、「運動をアクティブにする人で、高性能なモデルを求めている」なら、かなり満足度が高い1本だと感じました。Apple Watch SEが買えないAndroidの人には特におすすめしたいモデルです。
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