シャープ初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」7月9日発売|HEALBE特許技術で摂取カロリー自動測定、収支も可視化

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シャープ初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」のメインビジュアル。左がゴールド、右がシルバーの2色展開

シャープが、当社初となるスマートウォッチ「からだメイト Watch」(型番MH-W01)を、2026年7月9日に発売します。最大の特徴は、生体センシングに強みを持つHEALBE Corporationの特許技術「FLOW(TM)テクノロジー」を活用し、摂取カロリーを自動測定できる点。消費カロリーとの収支を可視化することで、日々の食事と運動のバランスが「あとどれくらいで均衡するのか」が手首だけで把握できるようになります。日本の大手家電メーカーがこのジャンルに本格的に参入する初の動きとして、ヘルスケア関心層が注目すべき1本です。

シャープ初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」のメインビジュアル。左がゴールド、右がシルバーの2色展開

シャープ初のスマートウォッチが7月9日に登場

「からだメイト Watch」は、シャープのコーポレートスローガン「ひとの願いの、半歩先。」を体現する新カテゴリ製品として位置づけられています。スマートフォン「AQUOS」シリーズや健康家電を手がけてきたシャープが、ウェアラブル領域に踏み込む象徴的な1本です。カラーはゴールドシルバーの2色展開で、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに馴染むシンプルなフォルムが採用されています。

注目すべきは、本機が単独で動く製品ではなく、同時発表のスマートリング「からだメイト Ring」や、刷新版ヘルスケアアプリ「からだメイト」と連動して機能する、シャープ独自のヘルスケアエコシステムの中核として設計されている点です。

HEALBEの特許「FLOW(TM)テクノロジー」で摂取カロリーを自動測定

「からだメイト Watch」最大の特徴は、米国HEALBE Corporationの特許技術「FLOW(TM)テクノロジー」を採用した摂取カロリーの自動測定です。一般的なスマートウォッチが「消費カロリー」までしか扱えないなか、本機は体内の水分の移動や糖の変化を計測することで、食べ物を入力しなくても食事による摂取量を推定・記録します。

さらに、活動量から消費カロリーも算出し、収支(摂取−消費)が一目で分かる仕組み。ダイエットや体重管理を「アプリにメニューを毎食打ち込む」運用から解放し、つけているだけでバランスを把握できる体験になります。摂取カロリーの測定精度を高めるには、本体を1日22〜23時間(食事中・睡眠中を含む)装着することが推奨される点には注意が必要です。なお、表示される摂取カロリーは推定値であり、体質や使用状況によって実際の値とは異なる場合があるとシャープは案内しています。HEALBE自身は2026年4月に従来モデル「GoBe3」の販売を終了し新世代「GoBe U」への切り替えを案内しており(2026年4月のHEALBE発表)、SHARPとの協業はFLOWテクノロジーの主戦場が日本市場に広がる動きとも読み取れます。

計測の仕組みも、シャープが今回明らかにしています。本機は微弱な電流を流して電気抵抗の変化を測定する「生体電気インピーダンスセンサー」を搭載しており、これによって体内の水分の移動や糖の変化をとらえ、摂取カロリーを推定する仕組みです。体組成計でおなじみのインピーダンス方式を、24時間装着できる腕時計サイズに落とし込んだ構成と言えます。

水分バランスもモニタリング、必要なときに音と振動でアラート

FLOWテクノロジーは、摂取カロリーだけでなく体内の水分バランスも継続的にモニタリングします。水分補給が必要と判断されたタイミングで、音と振動でアラートを通知。デスクワーク中や暑い日の外出時など、自分では気づきにくい脱水リスクを抑える機能として期待されます。アラートは事前設定が必要です。

あわせて、心拍数などのバイタルデータ、歩数を含む活動量、睡眠など、一般的なスマートウォッチに求められる計測機能も網羅。1台でバイタル管理が完結する設計です。

独自UX「サーキットビュー」で必要な情報が自然と目に入る

シャープが本機にあわせて開発した独自UX(ユーザーエクスペリエンス)が「サーキットビュー」です。時刻を確認するために手首を上げる動作のなかで、そのときどきに本当に必要な情報が自動で切り替わって表示されます。

たとえば起床時には睡眠時間やその日の天気・予定、日中は歩数や心拍数・消費カロリー、就寝前には翌日の天気や予定——というように、シーンに応じて情報が変わります。「画面をスワイプして探す」のではなく、「自然と目に入った情報がきっかけで行動が変わる」体験を狙ったUXで、生活習慣の見直しにつなげる狙いがあるとシャープは説明しています。

ハンドソープ洗浄対応、iFデザインアワード受賞

本機はビジネスからカジュアルまで使えるシンプルなフォルムを採用し、「2026年iFデザインアワード」を受賞しています。デザイン性だけでなく衛生面にも配慮されており、国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープでの洗浄に対応。汗をかきやすい夏場や、長時間装着前提のカロリー測定運用でも、清潔さを保ちやすい設計です(アルカリ性ハンドソープ・食器用洗剤・固形せっけんなどは使用不可)。

防水・防塵性能も本格的で、5ATM/IPX8相当の防水とIP6X相当の防塵に対応。水深1.5mに約30分沈めても機能を保ち、粉じんも完全に遮断する規格で、家事や運動中の使用にも耐えるレベルです。ベルトは市販の20mm幅腕時計用ベルトに対応するため、純正ストラップに飽きても好みのバンドへ簡単に付け替えられます。

ヘルスケアアプリ「からだメイト」連携と月額600円の有料プラン

本機で測定したデータは、刷新版のヘルスケアアプリ「からだメイト」でスコアやグラフとして可視化されます。日々のカロリー収支や睡眠の傾向、歩数の推移などを、スマホで一覧できる設計です。

注目すべきは月額600円(税込)の有料プランの存在。計測したデータをもとに、「食事」「睡眠」「運動」「体調」の4つの側面から管理栄養士監修のアドバイスを受けられます。スマートウォッチに「ハードウェアのカロリー測定」と「ソフトウェアのコーチング」を組み合わせる構成は、ハードだけで終わらない継続的な収益モデルとしても注目に値します。睡眠や生活習慣の改善を本気で取り組みたい層には、月600円で管理栄養士視点のフィードバックが受けられる安さは魅力的です。

Bluetooth通話・SMS通知などスマートウォッチとしての基本機能も網羅

ヘルスケア特化と思いきや、Apple WatchやWear OSのようなスマートウォッチとしての基本機能もしっかり押さえています。Bluetooth通話SMS・メールの着信通知、アラーム、タイマー、スマホのシャッターを切るカメラ操作など、毎日の生活で便利に使える機能を網羅。「ヘルスケアだけのデバイス」ではなく、これ1本で日常使いがほぼ完結する設計です。

主な仕様

項目 内容
品名/愛称/形名 スマートウォッチ/からだメイト Watch/MH-W01
発売日 2026年7月9日
希望小売価格 オープン価格
カラー ゴールド/シルバー
本体サイズ 約 H42 × W42 × D9.4mm(最厚部11.9mm)
本体質量 約33g
材質 ステンレス、Corning Gorilla Glass 5
ディスプレイ 約1.32インチ OLED(466 × 466ドット)、Always on Display対応
センサー 光学式心拍/血中酸素レベル用赤色および赤外線/生体電気インピーダンス/皮膚温度/地磁気/加速度/ジャイロ/GPS/気圧/照度
Bluetooth Bluetooth Core 5.4
防水/防塵 5気圧(5ATM)/IPX8相当/IP6X相当/ハンドソープ対応
ベルト 市販の20mm幅腕時計用ベルト対応
専用アプリ からだメイト(有料プラン:月額600円・税込)
対応OS Android 14以上/iOS 17以上
独自UX サーキットビュー
採用技術 HEALBE Corporation 特許「FLOW(TM)テクノロジー」
受賞 2026年iFデザインアワード
連携製品 からだメイト Ring(同時発表)/ヘルスケアアプリ「からだメイト」(刷新版)
サポート シャープ ウェアラブルサポートセンター 050-3385-8316

まとめ|「摂取カロリー自動測定」が日本メーカーから登場する意義

これまで「摂取カロリーの自動測定」は、HEALBEが手がけるGoBeシリーズなど一部のニッチなウェアラブルが担ってきた領域でした。今回、日本の大手家電メーカーであるシャープが、AQUOSや健康家電で培ったブランド力と販売網を持ち込んで参入することで、「メニューを毎食入力しなくても、摂取カロリーが分かる」体験がいよいよ一般層に広がりはじめる可能性があります。

同時発表の「からだメイト Ring」やヘルスケアアプリ「からだメイト」の刷新と組み合わせれば、シャープのヘルスケアエコシステムが一気に立ち上がる発表でもあります。日々の食事と運動を「数字で見える化」したい人、ダイエットや体重管理を継続的にやりたい人にとっては、2026年夏で注目すべき発表の1つです。HEALBE製スマートバンドの単体モデルはHEALBE GoBe U徹底解説で実機ベースに整理しているので、技術の中身を先に知りたい方はそちらもチェックしてみてください。

※本製品は医療機器ではありません。ジョギングなどの軽い運動を記録・管理するための製品で、病気や症状の診断・治療・治癒・予防を目的としたものではないとシャープは案内しています。本製品およびアプリから提供される情報はあくまで参考情報であり、医師や医療専門家による診断・治療の代わりにはなりません。
※開発中につき、発売時に仕様やデザインを変更する可能性があるとされています。

Source: シャープ株式会社 プレスリリース

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