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モトローラが「Moto Watch Ultra」という内部名の高級スマートウォッチを準備しているかもしれない、という話が出てきました。海外メディアThe Mac Observerが2026年7月31日にリーク画像を独占公開し、Digital TrendsやGSMArenaが続けて取り上げています。回転クラウン、46mmステンレスケース、LTE、50m防水。もし本当なら、モトローラが久しぶりに「上」を狙いに来ることになります。
Image source: Exclusive: Motorola Watch Ultra Leaked Images Reveal Premium Design
https://www.macobserver.com/news/exclusive-motorola-watch-ultra-leaked-images-reveal-premium-design/
リーク画像に写っていたもの
公開されたレンダー画像には、次のような特徴が写っているとされます。
・数字入りのベゼルに囲まれた円形ディスプレイ
・10時の位置にある大きな回転クラウン。モトローラのロゴが入っている
・4時の位置に押しボタンがもう1つ
・46mmのステンレススチールケース
・赤いステッチと赤い裏地が入った、黒のレザー調ストラップ
・歩数、活動量、消費カロリー、時刻、日付を表示する文字盤
現行の Moto Watch はアルミフレームなので、ステンレスに変わるだけでも仕上がりの格が一段上がります。10時位置の回転クラウンという配置も独特で、一般的な2時・3時位置とは違う顔つきになりそうです。
なお、ここに挙げたのはすべてリーク画像から読み取られた内容です。モトローラは何も発表していません。
背面の刻印が示すスペック
興味深いのは、背面に印字された文字から読み取れる部分です。
・GPS内蔵
・LTE接続に対応
・IP68の防塵防水
・水深50mまでの耐水
・背面には大きな光学センサー群
この中でいちばん目を引くのがLTEです。スマートフォンを持たずに単体で通信できるということは、ランニングや外出時にウォッチだけで完結する使い方を想定している、ということになります。フィットネス寄りの製品というより、本格的なスマートウォッチを狙っている証拠と言えます。
50m防水も、水泳を想定できる水準です。スペックの並びだけを見れば、たしかに「Ultra」を名乗る製品らしい構成になっています。
OSは何になるのか
今回のリークでいちばん重要な情報が抜けています。搭載OSです。
現行の Moto Watch は Wear OS ではなく、RTOSと呼ばれる軽量なプラットフォームで動いています。RTOSは電池が長持ちし、運動計測と通知に強い反面、アプリの幅は限られます。Polarと組んだ現行のmoto watchも、その性格上どちらかといえば高機能な活動量計に近い立ち位置でした。
いっぽうWear OSなら、アプリの選択肢が広がり、モバイル決済やAndroidとの深い連携が使えます。LTEを積むという話とも噛み合います。
つまりこの製品が「Ultra」として本当に上を狙うのかどうかは、OS次第ということです。ここが分からないうちは、スペック表だけを見て期待しすぎないほうがよさそうです。
Moto 360から10年、モトローラの現在地
モトローラはかつて、Androidスマートウォッチの主役の一社でした。2014年の初代Moto 360は丸型ディスプレイを広めた立役者で、翌2015年には第2世代も登場しています。しかし2016年にこのカテゴリーから一度手を引きました。
2019年に「Moto 360」の名前が復活しましたが、これはモトローラ自身ではなくeBuyNowがライセンスを受けて開発したモデルでした。そしてこれが、Motoの名を冠した最後のWear OSスマートウォッチになっています。
この10年、スマートウォッチ市場からは撤退や縮小が相次ぎました。FOSSILの完全撤退や各社の独自OS化など、Wear OS陣営はむしろ痩せてきた側です。そこへモトローラが戻ってくるなら、流れに逆らう動きということになります。
「Ultra」市場に3社目は現れるのか
いま「Ultra」を名乗るスマートウォッチといえば、Apple Watch UltraとGalaxy Watch Ultraの2つが思い浮かびます。どちらも各社のいちばん上に置かれた、頑丈で高価なモデルです。
ここにモトローラが加わるとすれば、読者にとっては選択肢が増える話になります。ただし現時点で分かっていないことが多すぎます。発売時期、価格、対象市場、バッテリー、そしてOS。どれも不明です。
加えて、レンダー画像は第三者による検証を経ておらず、モトローラ自身はこの製品の存在をほのめかしてすらいません。いまの段階では、慎重に受け止めておくのが妥当です。
まとめ
モトローラの高級スマートウォッチ「Moto Watch Ultra」のリーク画像が出てきた、という話でした。46mmステンレス、回転クラウン、GPS、LTE、50m防水と、スペックの並びは確かに本格的です。
とはいえ、これはあくまでリーク段階の情報です。OSも価格も発売時期も分からず、メーカーからの発表もありません。丸型スマートウォッチの原点を作ったブランドが「Ultra」で戻ってくるとしたら面白い話ですが、続報を待ちたいところです。
Source: The Mac Observer/Digital Trends/GSMArena
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