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画面のないスマートバンドに、ファーウェイも関心を持っているようです。海外メディアのHUAWEI CENTRALは2026年9月19日、同社が自社アプリの中で「画面のないバンド」についての調査を実施していると報じました。
スマートウォッチの世界では、WHOOPが切り開き、Google Fitbit AirやGarmin CIRQAが続いた「表示しないウェアラブル」という分野が広がっています。出荷台数で世界上位に立つファーウェイがここに入ってくるのかどうかは、この分野の今後を左右します。ただし現時点で分かっているのは調査の存在だけで、製品が発表されたわけではありません。
調査は自社アプリの中で見つかった

画像:Unsplash(フリー素材)
HUAWEI CENTRALによると、この調査を見つけたのはファーウェイのスマートフォンを使っているユーザーです。「Smart Life」または「Health」というシステムアプリの中に、「Innovative Smart Wearable Survey – Screen-free Band」と題した調査が表示されたといいます。
調査の文面は「画面のないバンドについて人々がどう感じているかを調べており、市場ごとの関心や購入意向を理解したい」という趣旨のものでした。同メディアはスポーツウォッチ系メディアのthe5krunnerの報道を引く形で伝えています。
設問は25問程度の選択式で、内容は次のように報じられています。
・普段どんなウェアラブルを身につけているか
・どのように使いたいか
・価格をどう考えるか
・どんな機能がほしいか
・バッテリーはどのくらい持ってほしいか
・ストラップの好み
・画面のないバンドで測りたい健康の指標
装着習慣から価格、バッテリー、ストラップまで一通り並んでいて、製品の企画段階で必要になる項目がそろっている印象です。
有料サブスクへの抵抗感も直接聞いている
今回の調査で目を引くのは、有料サブスクリプションへの抵抗感を直接尋ねている点です。HUAWEI CENTRALは、継続的な支払いが購入の障害になるかどうかを同社が確かめたかったのではないか、と見ています。
画面のないバンドは、月額課金の有無で性格が大きく変わります。WHOOPのように月額課金を前提とする作りもあれば、Amazfit Helio Strapのように本体を買えば追加費用がかからない作りもあります。ここをどちらに寄せるかは、価格の付け方そのものに直結します。
調査では、競合として次の製品が名前を挙げて尋ねられたと報じられています。
・WHOOP
・Garmin CIRQA
・Google Fitbit Air
・Amazfit Helio Strap
・POLAR Loop
・Hume Health Band
・Luna Band
先行する製品を具体的に並べて意向を聞いている以上、少なくとも市場の様子は細かく見ていることになります。
画面なしバンドは価格も月額も大きく違う

画面のないバンドの一例。Amazfit Helio Strapを手首に着けたところ(画像:Smart Watch Life編集部撮影)
調査に名前が挙がった製品のうち、SWLで扱ってきたものを並べると、価格も月額の考え方もばらばらであることが分かります。直近では国内ブランドのb.raceも加わりました。数字はそれぞれの記事を書いた時点のものです。
| 製品 | 価格 | 月額の有無 | バッテリー |
|---|---|---|---|
| b.race | 14,300円(税込) | なし(買い切り) | 最長12日間 |
| Google Fitbit Air | 16,800円 | 基本機能は不要。AIコーチなどは月額1,580円のGoogle Health Premium | 最長7日間 |
| Amazfit Helio Strap | 17,600円(税込) | 追加費用なし | 最大10日間 |
| MYAKU BAND | 先行19,700円から(一般販売の予定は29,700円) | 主要機能は不要。詳しい分析は有料プラン | 推定約30日 |
| POLAR Loop | 27,000円(Amazon・記事執筆時点) | 記事では未確認 | 記事では未確認 |
| Garmin CIRQA | 32,800円(税込) | 基本機能は不要。Garmin Connect+は任意 | 約10日間 |
| WHOOP | 記事では未確認 | 月額課金が前提とされる | 記事では未確認 |
1万円台から3万円台まで価格に開きがあり、月額の扱いも「一切不要」から「前提」まで分かれています。ファーウェイが調査でサブスクへの抵抗感を聞いたのは、この振れ幅のどこに置くかを決めきれていないからだと読むこともできます。
なお表の「未確認」は、機能がないという意味ではなく、SWLの既報で数字を確かめられていないという意味です。
発売が決まったわけではない

画面がない分だけ軽く作れるのがこの分野の利点(画像:Smart Watch Life編集部撮影)
HUAWEI CENTRALも書いているとおり、今回明らかになったのは調査の存在だけです。実際に製品として出すのか、関心を測るだけで終わるのかは、現時点では分かりません。調査は購入意向を測る段階のもので、仕様や価格が固まっている段階の話ではありません。
日本での展開についても同じです。今回の調査から日本での発売時期を読み取ることはできません。ファーウェイは世界のスマートウォッチ出荷で上位に立っていますが、それと日本市場での投入は別の話になります。
まとめ
ファーウェイが自社アプリで画面のないバンドに関する調査を行っていることが、海外メディアの報道で明らかになりました。25問程度の設問で価格やバッテリー、ストラップの好みを尋ね、WHOOPやGarmin CIRQA、Google Fitbit Airといった先行製品への評価も聞いています。
特徴的なのは、有料サブスクへの抵抗感まで確かめている点です。画面のないバンドは月額の有無で選ばれ方が変わる分野なので、ここを慎重に測っているのは理にかなっています。実際に製品が出るかどうかは続報を待つことになりますが、画面なしトラッカーはバンド市場の15%を超えたという調査もあり、大手がもう1社加わるかもしれないという意味で覚えておく価値のある動きです。
Source: HUAWEI CENTRAL/the5krunner
画像: Unsplash(フリー素材)/Smart Watch Life編集部撮影
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