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Apple Watchの「水リマインダ」アプリ使用レポート。水分補給のサポートをスマートウォッチで!

Apple Watchの使い方、基礎知識

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不足しがちな水分補給をスマートウォッチで解決できないか

みなさんは1日にどれくらいの水分を摂っていますか。

普通に生活している人なら、毎日おおよそ2.5リットルの水分補給が必要だと言われています。

ただ、1日で2リットルのペットボトルを空にするくらい水分を摂れているかというと……なかなかイメージが難しいと思います。

ともすると、自分では気づかずに水分不足になっている人もいるでしょう。

汗をかく夏場ならなおさらです。

なお、しっかり水分を摂ることにはさまざまなメリットがあります。

生活習慣病の改善、脳の活性化、胃腸の働きを活性化、疲れやストレスの解消、冷えの防止、肥満の改善、アンチエイジング……。挙げはじめたら枚挙にいとまがありません。

逆に水分不足が招く悪影響としては、肥満、むくみ、糖尿病、高脂血症、ストレス増加、関節痛、筋力低下などが挙げられます。

私(編集部S)もたくさん水を飲むことが大切なのはわかっていますが、なかなか摂取できません。

そこで、いつも使っているApple Watchのアプリで適切な水分補給をできないだろうかと考えてみました。

App Storeで検索してみると、意外とたくさんの水分補給アプリがあります。みんな同じようなことを考えているんですね。

試してみたアプリは「水リマインダ」

そこで、今回は「水リマインダ – Water Reminder」というアプリをダウンロードして使ってみることにしました。

「個人個人の身体に必要な水分の量を計算し、水分補給を記録するのに役に立ち、目標達成できるように水を飲む時間を優しく教えてくれる」との説明があり、これなら続けられるかなと感じました。

まずはダウンロード。ベーシックな項目の使用は無料なので安心してダウンロードできます。

ちゃんとアップルウォッチにもインストールされていて、画面にでてきます。

最初のApple Watchでの画面はこんな感じで、iPhoneで設定をしていきます。

各種個人データを記入すると、その人が1日に摂取すべき水分量が出ます。私の場合は「2560ml」だそうです。

「そんなに飲めるかなあ」というのが正直な感想です。

ここからはアプリを使用しての実践編!

飲んだ水分量を記録していくのですが、まずは種類を選びます。課金せずに選べる種類は、水、コーヒー、ソーダ、オレンジジュース、紅茶、ヨーグルト、牛乳、赤ワインの8種類です。

それぞれの種類には「カロリー」とか「カフェイン」とか「タンパク質」のような成分があらかじめ登録されていて、コーヒーや紅茶には砂糖を入れたかどうかも記録できます。

1日のカフェインの量や砂糖の量には上限があって、これを超えると優しく怒られてしまいます。

飲んだ分量を記入して追加すると「今日摂取するべき水分量」のパーセンテージが上がっていって、どれくらいクリアしたかが分かります。

スマホからだけでなく、Apple Watchからももちろん記入ができます。ちなみに、ビールとか烏龍茶を追加するには有料版を購入する必要があります。なるほど、これは有料版でないと正確な数値が測れないかもしれません。

2時間くらい水分を摂った記録をつけないとリマインドが来て水を飲むように促されます。

「これが『水リマインダ』というわけか」と納得できました。

毎日2.5リットル飲むのは意外と難しい!

実際に使ってみると、いくら促されても2.5リットルはなかなかキツイですね。

初日はなんとかクリアしましたが2日目以降はなかなかクリアできませんでした。

そして「そもそもこのアプリは自分に必要なのか」という疑問が湧いてきます。

飲んだ分量を記入する、と書きましたがこの「飲んだ分量」というのがまず全く正確ではありません。

コップ1杯を飲んだから200mlで記入しよう、というならまだいいのですがチョビチョビ飲みながら作業していると、いつ記入していいのかわからないですし、飲んだ量も少しサバを読んで多めに記入してしまいます。

飲んだのにつけ忘れることも多いように思います(だからこそApple Watchで記入する意味があるのですが、それでも忘れてしまいます)。

そもそも食事からの水分摂取量が計算に入ってなかった!

また、「食事中の水分はどうなるのだろう」という疑問も途中で湧いてきました。

たとえばラーメンを食べてスープを飲んでも、そのスープの水分量は記入しないのですが、結構な量を飲んでいるはずです。

豆腐を一丁食べた時とか果物を食べた時なんかも、かなりの水分を摂っていると思いますが、それもカウントしません(まあ、適当に記入すればいいのでしょうが)。

ちなみに、後から色々と調べてみたら、厚生労働省のポスター「健康のために水を飲もう講座」(上記画像)を見ると、1日に必要な2.5リットルの水分のうち、食事から得られる水分は1リットルあり、体内で作られる水も0.3リットルあるとのこと。

全部を「飲み水」で摂らなくても良かったのです。ガーン……。

まとめ

このアプリ、確かにApple Watchで使うと「飲んだらすぐに記入できる」「2時間おきに手首にリマインドしてくれる」というのが大きなメリットと言えばメリットですが、どちらも習慣化できてしまえばスマホでやりますし、スマホで面倒ならアップルウォッチでも記入が面倒です。

Apple Watchで使わなくてもいいかも……という気持ちも正直湧いてきました。

ただ、私に水分補給の意識と知識が足りないことを気づかせてくれたのはとてもありがたかったです。

そして汗を掻く夏場などは、「水分を摂っているつもり」でも不足しているケースが多く、それで脱水症状や熱中症になってしまう人も多いです。

水分への意識が高いに越したことはないので、その意味ではみなさんもダウンロードして使ってみるべきだと思いました。

ぜひ試してみてください。

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