AppleCare+が日本でも値上げ|米国はMac・iPadのみ、日本はApple Watch・Apple TVまで対象拡大【2026年7月】

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黒いスマートウォッチのイメージ画像。Galaxy Watch 9シリーズとUltra 2のリークを伝える記事のイメージで、実際の製品画像ではない。

Apple製品の「もしも」に備えるAppleCare+。この保証サービスの料金が、日本でも引き上げられました。しかも今回は、米国よりも対象範囲が広いのがポイントです。

スマートウォッチ専門メディアとして見逃せないのは、米国ではMacとiPadだけが対象だったのに対し、日本ではApple Watchまで値上げの対象に含まれた点です。Apple Watch Series 11やUltra 3、Hermèsモデルの保証料が軒並み上がっており、これからApple Watchを買って保証も付けようと考えている人には、地味に効いてくる話です。

この記事では、Apple WatchのAppleCare+を中心に、Mac・iPad・Apple TV・HomePod miniまで、改定前と改定後の料金を一覧で整理します。数字は複数の情報源を突き合わせて整合を確認しています。

Apple WatchのAppleCare+はいくら上がった?

Apple Watch Series 11 46mm ジェットブラック。日本ではAppleCare+の値上げ対象にApple Watchも含まれた

そもそもAppleCare+は、過失や事故による損傷が起きたときに、通常よりも低いサービス料で修理や交換を受けられる保証サービスです。まずは本命のApple Watch向けの新旧料金を見ていきます。

モデル プラン 改定前 改定後 値上げ額
Apple Watch Series 11 月額 580円 680円 +100円
Apple Watch Series 11 2年間 11,800円 12,800円 +1,000円
Apple Watch Ultra 3 月額 740円 880円 +140円
Apple Watch Ultra 3 2年間 14,800円 16,800円 +2,000円
Apple Watch Hermès 月額 740円 880円 +140円
Apple Watch Hermès 3年間 21,800円 24,800円 +3,000円
Apple Watch Hermès Ultra 月額 740円 880円 +140円
Apple Watch Hermès Ultra 3年間 21,800円 24,800円 +3,000円

月額プランで100円〜140円、まとめ払いプランで1,000円〜3,000円の値上げです。1回あたりの金額は小さく見えますが、Apple Watch本体そのものも同じ時期に値上げされているため、本体と保証を合わせるとトータルの出費はそれなりに増えることになります。本体側の値上げについてはAppleが日本限定で一斉値上げ|Apple Watchは最大1.3万円・Ultra 3は14万円超えにで詳しくまとめています。

米国はMacとiPadのみ、日本はApple Watchまで対象が広い

今回の改定でおさえておきたいのが、米国と日本で対象範囲が違うという点です。米国ではMacとiPad向けのAppleCare+で、月額プランが0.5ドル、年額プランが5ドル値上げされました。金額だけ見れば小幅な改定です。

一方の日本は、Mac・iPad・Apple Watch・Apple TV・HomePod miniと、かなり広い範囲の製品が対象になりました。米国が「MacとiPad」に限られるのに対し、日本のほうが対象がぐっと広く、Apple Watchが含まれるのは日本ならではの動きと言えます。この背景には、Appleが2026年に入ってから保証サービスの料金を段階的に動かしてきた流れがあります。実は2月にもiPhone向けの月額プランを全機種で0.5ドル値上げしており、今回はその流れがMac・iPad、そして日本のApple Watchなどにも広がった格好です。

値上げの根っこにあるのは、Mac・iPad本体の値上げと同じく、世界的なメモリ不足と部品コストの上昇です。この事情の深さについてはMicron CBO、メモリ価格危機の遠因にAppleの強硬な価格交渉があったと示唆もあわせて読むと、値上げが一過性で終わりにくい理由が見えてきます。

Mac・iPad・Apple TV・HomePod miniの改定料金

参考までに、Apple Watch以外の対象製品の新旧料金もまとめておきます。まずはMacです。値上げ幅は1年プランで最大1,000円、3年プランで最大3,000円ですが、Mac Proだけは変更なしでした。

モデル 1年間 3年間
Mac mini 5,800円→6,800円 15,400円→18,400円
Mac Studio 9,800円→10,800円 26,800円→29,800円
iMac 9,800円→10,800円 26,800円→29,800円
MacBook Neo 7,800円→8,800円 21,800円→24,800円
13インチMacBook Air 10,800円→11,800円 29,800円→32,800円
15インチMacBook Air 12,800円→13,800円 34,800円→37,800円
14インチMacBook Pro 16,400円→17,400円 44,800円→47,800円
16インチMacBook Pro 23,400円→23,800円 62,800円→65,800円
Mac Pro 26,800円(変更なし) 74,800円(変更なし)

続いてiPadです。月払いは90円、2年プランは2,000円の値上げで、対象モデルはおおむね横並びの改定となっています。

モデル 月払い 2年間
iPad/iPad mini 550円→640円 10,800円→12,800円
11インチiPad Air(M4) 650円→740円 12,800円→14,800円
13インチiPad Air(M4) 850円→940円 16,800円→18,800円
11インチiPad Pro(M5) 1,150円→1,240円 22,800円→24,800円
13インチiPad Pro(M5) 1,350円→1,440円 26,800円→28,800円

このほか、Apple TVが3年プランで4,200円から4,800円へ、HomePod miniが2年プランで2,200円から3,200円へと、それぞれ値上げされています。

加入済みなら慌てなくてOK、対象は新規契約

ここで安心してほしいのが、今回の値上げは新規契約に適用されるという点です。すでにデバイスのAppleCare+に加入している人は、いまの料金のまま使い続けられます。途中で急に請求が増えることはありません。

影響が出るのは、これから新しくApple製品を買って保証も付けようと考えている人です。本体価格に加えて保証料も上がると、そのぶんトータルの出費は増えます。とくにApple Watchは、うっかりぶつけたり水回りで使ったりと日常的に傷のリスクが高いデバイスなので、保証の価値そのものは決して低くありません。Apple Watchが実際に持ち主を守った例として、Apple Watch Ultraが自転車事故で持ち主の腕を守り「身代わり」にのような話もあります。

新品と保証を合わせた出費が気になるなら、整備済製品や中古を選ぶという手もあります。整備済製品の選び方は整備済製品の選び方ガイド|Apple・Samsung・Googleの認定リファービッシュ品まとめで解説しています。

まとめ

今回のポイントを整理すると、AppleCare+が日本でも値上げされ、米国のMac・iPadに加えて、日本ではApple Watch・Apple TV・HomePod miniまで対象が広がりました。Apple Watchは月額100円〜140円、まとめ払いで1,000円〜3,000円のアップです。すでに加入済みの人は影響を受けず、対象はあくまで新規契約です。

読者としての実利で考えるなら、判断材料は2つです。ひとつは、いま加入中なら慌てて何かする必要はないこと。もうひとつは、これからApple Watchや他のApple製品を買って保証も付けるつもりなら、本体・保証ともに上がっているので、必要な保証は早めに見極めておくと安心だということです。落としやすい・ぶつけやすいデバイスかどうかを基準に、保証を付けるかどうかを落ち着いて判断していきましょう。

Source: MacRumors「AppleCare+ for Macs and iPads Just Got More Expensive」(一次報道: Bloomberg)
画像: Unsplash(フリー素材)/Apple

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