ライカ共同開発「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」が200台限定で再入荷|9月7日予約開始・249,800円、生産終了で今回が最後の販売

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Leica Leitzphone powered by Xiaomi の背面。銀色のローレット加工が施されたライカ カメラリングを指で回している様子

「ライカのカメラが好きだけれど、さすがに本体は手が届かない」。そんな気持ちを抱えたまま、スマートフォンのカメラで妥協してきた人は少なくないと思います。そのすき間を正面から埋めにきたのが、シャオミ・ジャパンが手がける「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」です。

この製品は2026年3月に発売されたものの、追加入荷分まで含めて約1か月で完売してしまいました。買いそびれた人にとっては、そのまま縁がなくなったはずの1台です。ところが今回、調達のめどが立ったとして200台限定で再入荷し、2026年9月7日(月)から予約の受け付けが始まりました。しかも本製品はすでにグローバル全体で生産を終えており、今回の入荷分が最後の販売になります。

3月に完売した「ライカのスマホ」が200台だけ戻ってくる

Leica Leitzphone powered by Xiaomi は、シャオミとライカが長年続けてきた協業の集大成として作られたスマートフォンです。両社が掲げているのは「スマートフォンで表現できる理想的な写真」で、シャオミはこの1台を「撮る喜びと高揚感」を突き詰めた現時点の最高傑作と位置づけています。なお、シャオミはIFA 2026に初出展し、ウェアラブルバンドの出荷台数で世界2位に立ったばかりでもあります。

市場想定価格は249,800円(税込)。スマートフォンとしてはかなり高い部類に入りますが、3月の発売時に短期間で売り切れ、追加入荷分まで消えたという事実が、この価格でも欲しい人が一定数いることを示しています。今回は200台という限られた数量で、しかも次の入荷はありません。気になっている人にとっては、実質的に最後のチャンスということになります。

ライカのカメラそのものの佇まい

Leica Leitzphone powered by Xiaomi の背面に配された赤いライカのレッドドットと、側面に刻まれた LEICA CAMERA GERMANY の刻印

まず目を引くのが外観です。背面には黒いファイバーグラス製のバックカバー、側面にはローレット加工(細かい溝を刻む加工)を施したシルバーのアルミフレームが使われています。この2つのコントラストが、ライカのフィルムカメラを思わせる質感を作っています。

そして背面の左上に置かれているのが、ライカの象徴である赤いレッドドット。側面には「LEICA CAMERA GERMANY」の刻印が入り、カメラユニットのリングには「LEICA VARIO-APO-SUMMILUX」というレンズ名が刻まれています。スマートフォンにライカのロゴを載せた製品はこれまでもありましたが、本機は配色から刻印の位置まで、ライカのカメラの文法をそのまま持ち込んでいるのが特徴です。

カラーはブラックの1色展開です。サイズは高さ162.9mm・幅77.6mm・厚さ8.32mmで、重さは223.4g。カメラを重視したフラッグシップらしく、しっかりとした重量感があります。

1インチと2億画素望遠を積んだライカ トリプルカメラ

Leica Leitzphone powered by Xiaomi の円形カメラユニット。1インチメインカメラを含むライカ トリプルカメラシステムが並ぶ

本機の中心はやはりカメラです。背面には3つのレンズが並び、ライカのズミルックス光学レンズ「VARIO-APO-SUMMILUX 1:1.67-2.9/14-100 ASPH.」として設計されています。

メインカメラは1インチセンサーの5000万画素で、F1.67と明るく、光学式手ブレ補正にも対応します。センサーが大きいほど一度に取り込める光の量が増えるため、夕暮れや夜の街のように明暗差が激しい場面でも、白飛び(明るい部分が真っ白につぶれること)を抑えやすくなります。焦点距離は23mm相当です。

望遠は2億画素のカメラで、75mmから100mm相当までをカバーします。ポートレートで使いやすい75mmから、遠くの被写体を引き寄せる100mmまでを1本で担当する構成です。3本目は14mm相当の超広角カメラで、画角は115°。シャオミはこの3本の組み合わせを「17.2倍まで鮮明に写し出すズーム性能」と説明しています。

動画も強力で、最大8K・30fpsでの撮影に対応。4KではDolby Visionでの撮影が最大120fpsまで可能です。前面のカメラも5000万画素のオートフォーカス対応で、こちらも4KのDolby Vision撮影に対応します。ライカと組んだシャオミのカメラが実際にどう写るのかは、Xiaomi 17T Proの実機レビューでも確かめています。

指で回して操る「ライカ カメラリング」

Leica Leitzphone powered by Xiaomi を横持ちして建物を撮影しているところ。画面にはライカのカメラUIが表示されている

スペック以上に本機を特徴づけているのが、カメラユニットの外周にある回転式の「ライカ カメラリング」です。ここに焦点距離やフォーカス、ボケの量といった機能を割り当てておくと、画面をタップするのではなく、指でリングを回して調整できます。

スマートフォンでの撮影は、どうしても画面上のスライダーを指で追いかける操作になりがちです。カメラリングがあると、被写体を見たままダイヤルを回す感覚に近づきます。カメラを使い慣れた人ほど、この違いは大きく感じられるはずです。

撮った後の楽しみも用意されています。ライカの色づくりを再現した13種類の「Leica Looks」、クラシックなライカレンズを想定した5種類のボケ効果「Signature Leica Bokeh」、そして名機「Leica M9」や「Leica M3」の描写を再現する「Leica Essential Mode」などが搭載されています。写真をライカ専用のフレームで縁取る機能もあり、撮影から仕上げまでをこの1台で完結させられます。

また、画像の来歴を証明する仕組みであるContent Authenticity Initiative(CAI)にも対応しています。撮影データにセキュアなメタデータを記録することで、その写真が本物であることを検証できるようにするもので、写真の真正性を重視するライカらしい機能です。

インターフェース全体もライカのデザイン言語で統一されており、カメラUIだけでなくウィジェットや壁紙、フォントまでが専用に作られています。「Leica Authentic」と「Leica Vibrant」という2つのテーマスタイルを切り替えることもできます。ライカとの協業はカメラメーカー側でも進んでおり、Insta360がライカと共同開発したジンバルカメラ「Luna Ultra」もその一例です。

カメラ以外もフラッグシップの水準

カメラばかりが注目されがちですが、基本性能も上位機そのものです。プロセッサは「Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platform」で、メモリは16GB、ストレージは1TB。日常使いはもちろん、8K動画を撮りためても余裕のある構成です。冷却には独自の「3Dデュアルチャネル IceLoopシステム」が使われています。

ディスプレイは6.9インチのXiaomi HyperRGB有機ELで、解像度は2608×1200。リフレッシュレートは1Hzから120Hzまで可変し、ピーク輝度は3500nitに達します。屋外の強い日差しの下でも画面を確認しやすく、撮影した写真の色を正しく見られるのは、カメラ用途では意外と重要なポイントです。

バッテリーは6000mAh(typ)と大容量で、90Wの有線急速充電とワイヤレス充電の両方に対応します。防水防塵はIP68、生体認証は超音波式の画面内指紋センサーとAI顔認証。通信面はWi-Fi 7とBluetooth 6.0、NFCに対応し、SIMはnano SIMとeSIMの組み合わせにも対応します。OSはXiaomi HyperOS 3で、Google Geminiとの連携によるAI機能も利用できます。

主な仕様

製品名 Leica Leitzphone powered by Xiaomi
ディスプレイ 6.9インチ Xiaomi HyperRGB 有機EL/2608×1200/1〜120Hz/ピーク輝度3500nit
プロセッサ Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platform
メモリ/ストレージ 16GB(LPDDR5X)/1TB(UFS 4.1)
メインカメラ 5000万画素/1インチセンサー/F1.67/光学式手ブレ補正/23mm相当
望遠カメラ 2億画素/F2.39〜2.96/光学式手ブレ補正/75〜100mm相当
超広角カメラ 5000万画素/F2.2/14mm相当/画角115°
フロントカメラ 5000万画素オートフォーカス/F2.2/21mm相当
動画撮影 最大8K/30fps、4K Dolby Vision 最大120fps
バッテリー 6000mAh(typ)/90W有線充電/ワイヤレス充電対応
OS Xiaomi HyperOS 3
生体認証 超音波式画面内指紋センサー/AI顔認証
防水・防塵 IP68
通信 5G/Wi-Fi 7/Bluetooth 6.0/NFC/デュアルSIM(nano SIM+eSIM対応)
サイズ・重量 高さ162.9×幅77.6×厚さ8.32mm/223.4g
カラー ブラック
市場想定価格 249,800円(税込)

予約方法と購入特典

Leica Leitzphone powered by Xiaomi の本体と、専用ケース・レンズキャップ・ハンドストラップなどの純正アクセサリーが並んだ様子

予約は2026年9月7日(月)にスタートしました。販売チャンネルはシャオミの直営店である Xiaomi Store 各店と、Xiaomi公式サイト(mi.com)の2つです。全国の Xiaomi Store では実機を触って確かめることもできます。店舗の雰囲気はイオンモール Nagoya Noritake Garden に開いた国内10店舗目のレポートでも紹介しています。店舗の一覧はXiaomi Store の店舗案内ページで確認できます。

予約にあたっては、いくつか押さえておきたい条件があります。

・製品の発送は9月9日以降に順次おこなわれ、店頭での受け取りは9月11日以降になる
・Xiaomi Store では店頭でのみ予約を受け付けており、電話での取り置きはできない
・Xiaomi公式サイト、Xiaomi Store のいずれも、予約の時点で全額の支払いが必要になる

購入特典も用意されています。今回 Leica Leitzphone powered by Xiaomi を購入した人全員に、「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」(19,980円相当)が無料で贈られます。このキットは本機にも装着でき、撮影体験をさらに引き上げてくれる内容です。

支払い面では、あと払いサービス「アトカラ」を使うと最大36回まで分割手数料が無料になるプランが選べます。分割回数は1回・3回・4回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回・30回・36回から選択でき、利用には事前の会員登録が必要です。詳しくはアトカラのシャオミ向け案内ページで確認できます。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

Leica Leitzphone powered by Xiaomi は、249,800円という価格からも分かるとおり、万人向けの製品ではありません。ただ、1インチセンサーのメインカメラ、2億画素の望遠、そして指で回すカメラリングという組み合わせは、ほかのスマートフォンではなかなか味わえないものです。

すでに生産は終了しており、今回の200台が最後の販売になります。3月に買いそびれた人、あるいはライカの世界観をスマートフォンで持ち歩いてみたいと考えていた人にとっては、迷う時間があまり残されていない1台と言えそうです。逆に、カメラ性能そのものよりも価格と使い勝手のバランスを重視するなら、シャオミには17Tシリーズのような選択肢もあります。自分がスマートフォンのカメラに何を求めているのかを整理してから判断すると、後悔が少なくなるはずです。

Source: Xiaomi Japan 公式サイト(本文・画像とも)

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