OuraがCardio Effortと自動VO2 Maxを追加|運動の負担を週ごとに5段階で 6分間歩行テストが不要に【海外ニュース】

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Oura Ring 5を指に着け、運動のあとに両手を頭にのせている女性(画像:Oura)

Oura RingのŌURAは2026年10月20日、運動中に心臓と血管にかかった負担を週単位で示す「Cardio Effort」と、普段の運動から最大酸素摂取量を推定する「自動VO2 Max」の2つの機能を追加したと英語版の公式ブログで発表しました。米The Vergeも同じ日に伝えています。

どちらもOura Ring 第3世代以降で使え、Ouraの有料メンバーシップが必要です。公式ブログでは提供地域についての記載はなく、日本での提供時期も発表されていません。

Cardio Effortは運動の負担を5段階で示す

OuraアプリのCardio Effortの画面。今週の値140が「Maintaining」で、ベースライン115〜200と比べるグラフと、ランやヨガなど運動ごとの加算値が並ぶ(画像:Oura)

これまでの運動の記録は、走った距離や速さ、消費カロリーといった「外から見た量」が中心でした。Cardio Effortは、運動中に心臓と血管がどれだけ頑張ったかと、それがどれだけ続いたかを測ります。短く激しいインターバルと、長くゆっくりの散歩でも、時間と心拍の反応しだいで同じくらいの値になることがあります。

Ouraによると、運動生理学で使われてきた「TRIMP(トレーニング・インパルス)」という考え方をもとに、本人の安静時心拍数やふだんの値を基準にして計算します。値は1回の運動ごとに出て、週の初めにゼロから積み上がり、直近6週間の記録から作った本人専用の範囲と比べて、次の5段階で示されます。

段階 意味(Ouraの説明)
Light ふだんよりかなり負担が少ない
Fair いくらか負担はあるが、ふだんの範囲より下
Maintaining 最近のふだんの範囲とほぼ同じ
Building ふだんより多いが、体力を伸ばすのに無理のない範囲
Reaching ふだんよりはっきり多く、回復を優先する時期かもしれない

Ouraは「Maintaining」も健康的な目標だとしていて、Reachingに入ると、もっと頑張るのではなく休むことを考えるよう促します。値に100のような上限はなく、毎週Buildingを目指す必要もないと説明しています。

ウォーキングや筋トレ、ヨガ、ピラティス、サイクリング、家事なども、運動として記録・確認すれば対象になります。指輪を着け忘れた運動も手動で記録すれば、推定値として週の合計に加わります。本人専用の範囲は、使い始めて2週間たつと表示されます。

自動VO2 Maxは6分間の歩行テストが不要に

OuraアプリのVO2 Maxの画面。推定値45ml/kg/minが「Peak」で、Low・Fair・High・Peakの区分と推移のグラフが表示されている(画像:Oura)

VO2 Max(最大酸素摂取量)は、有酸素運動の能力の目安とされる値です。Ouraはこれまで「Cardio Capacity」という名前でこの値の推定値を出していましたが、そのためには6分間の歩行テストが必要でした。

新しい自動VO2 Maxは、GPSを使ったウォーキング、ランニング、ハイキングを5回終えると、自動で推定値を出し始めます。アプリの「My Health」のハートの画面に、ml/kg/minで表した推定値、Low・Fair・High・Peakの4段階の区分、推移のグラフが表示され、値が大きく変わったときや安定しているときにはお知らせも届きます。

自動VO2 Maxは、まだ試験的な機能を集めた「Oura Labs」の中で提供されています。検査機関やほかの機器で測ったVO2 Maxの値を手動で保存することもできますが、Ouraの推定値は書き換わりません。

Cardio EffortとVO2 Maxの関係

Ouraは、Cardio Effortを「積み重ねる運動の刺激」、VO2 Maxを「その刺激と回復で育つ能力」と位置づけています。負担の大きい運動のあとは心拍変動が一時的に下がったり、寝る直前の激しい運動で翌朝の睡眠やコンディションのスコアが下がったりすることがあり、Cardio Effortはその負担の大きさを数字で見せる役割です。

どちらも推定値で、医療機器による検査の代わりになるものではありません。Ouraも、どのCardio Effortの範囲に入っても、VO2 Maxや心血管年齢が必ず変わるわけではないとしています。

まとめ

ŌURAは、運動の負担を週単位で5段階に分けるCardio Effortと、普段の運動からVO2 Maxを推定する自動VO2 Maxを追加しました。距離やカロリーではなく心臓と血管にかかった負担を見て、負担が多い週には休むことを考えるよう促す点が特徴です。Oura Ring 第3世代以降と有料メンバーシップが必要で、日本での提供時期はまだ発表されていません。

Source: Oura/The Verge

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