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Amazfit Bip 5使用レビュー。万人にお勧めできるハイコスパの入門スマートウォッチ【動画レビューあり】

REVIEW

2023.10.05

「Go Bigger, Go Smarter」というコンセプトの大画面のスマートウォッチ

スマートウォッチブランド「Amazfit(アマズフィット)」は高いコストパフォーマンスに定評がありますが、その中でも人気なのが「エントリーモデル」という位置付けであるAmazfit Bipシリーズ。

この度、Bipシリーズの最新作である「Amazfit Bip 5」が発売されました。

なんと言っても特徴はその大画面。
前モデルにあたる「Amazfit Bip 3 Pro」が1.69インチであったところ、1.91インチにまで大きくなりました。

ディスプレイはHDカラーディスプレイで、HDとは「高解像度」を意味する英語「High Definition」の略称。

解像度も320×380ピクセル、260PPIと精度も大幅にアップしてとても見やすくなりました。

機能的にも防水グレードの向上、OSの進化、スピーカー&マイクの搭載、VO2Maxやトレーニング効果、完全回復時間の測定など大幅に進化しています。

これを「エントリーモデル」と呼ぶべきか、かなり微妙ですが、売価が14,800円と驚くような低価格ですので、位置付けとしては確かにエントリーモデルなのでしょう。

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スマートウォッチライフ編集部でもこの「Amazfit Bip 5」を入手いたしましたので、使用感などをお伝えしようと思います。

なお動画でのレビューもありますので、あわせてチェックをぜひ!

開封からインストール

外箱は、まあ確かにエントリーモデルっぽい簡素な作りという印象です。
すっきりしていて無駄のない外観ではあります。

箱を開けると、中身はスマートウォッチ本体と専用充電ケーブルがはいっており、やはり無駄がなくシンプルです。

取り出してみると、やっぱり画面の大きさが印象的です。

時計ケースはプラスチック製でとても軽く重量は40g。

時計の厚さは11.2ミリで、それほど薄さにはこだわっていない印象です。

物理ボタンが一つついていて操作性も十分そう。

時計の前面が微妙にRがついて湾曲しているのがわかるでしょうか。
大きさだけでなく、見やすさにもこだわっている印象です。

裏側はこんな感じです。
数種類のセンサーが搭載されています。
また、裏蓋がプラスチックなのでかぶれる心配もなさそうです。

ベルトの取り外しもワンタッチでできます。
もっとも、丈夫そうなベルトで、カラーもピッタリあっているのであまり付け替えの需要はなさそうですが。

充電ケーブルを装着するとこのようになります。

バッテリーの持ちはメーカー発表で10日。
ワークアウトでたくさん使ったり、頻繁に画面を見て見たりと、激しく使用してみましたが少なくとも3〜4日ではバッテリー切れの心配はありませんでした。

バックル部分はプラスチック製で、余ったベルトは中にしまい込むタイプです。
ベルト穴はひとつ緩めにしておかないと、ベルトを中にしまい込んだ分だけキツくなってしまうので、適切な場所を探すのにはすこし慣れが必要かもしれません。


ペアリング

外観もチェックしたのでさっそくスマートフォンとペアリングしてみます。

使用するスマートフォンアプリは「Zepp」。スマートウォッチに表示されるQRコードをスマートフォンで読み取ってインストールすることができます。

プロフィール>マイデバイスの追加 から腕時計を選びます。

スマートフォンにペアリングコードを入力するとペアリングが始まり、割とすぐに使用可能になります。


「Amazfit Bip 5」のウォッチフェイスと各種表示

スマートウォッチが使用できるようになり、まずはウォッチフェイスのチェック。

プリインストールのものは4種類ありました。




どれも洗練されたデザインで、その中でもシンプルなものや情報量が多いものなど、種類があります。

もちろんウォッチフェイスの追加も可能です。

スマートフォンアプリのZeppから、プロフィール>マイデバイスのAmazfit Bip 5と進み、「文字盤」をタップします。

するとたくさんのウォッチフェイスが表示されていて、すぐに同期してインストールすることができます。

アップルウォッチなどでも見慣れているようなデザインや、自分で撮った写真をポートレートにしたりすることもできます。

なお、このAmazfit Bip 5には常時表示の機能はありません。


ウォッチフェイスのメイン画面から左右にスワイプしていくと設定されたウィジェットが表示されます。

初期設定では「アクティビティ」「心拍数」「天気」「PAI」「ミュージックコントロール」が設定されています。


変更する場合はスマートフォンアプリのZeppから、プロフィール>マイデバイスのAmazfit Bip 5と進み、「スマートウォッチ設定」>「ウィジェットを編集する」をタップして編集することができます。

PAIについては下記の記事も参考にしてください。

Amazfit GTR 2eを2週間ガッツリ使用レビュー。健康関連の機能は圧巻のコスパ!

「Amazfit Bip 5」の使用感

ここからは実際に「Amazfit Bip 5」を数日間使用してみた使用感をお伝えします。

睡眠

前作のBip 3 ProからOSが進化してZepp OS 2.0になり、睡眠の計測の質が上がっています。

心拍数の検出精度が高くなり、睡眠の計測についても精度がアップしているようです。
仮眠の検出もできるようになっていて、ハイエンドのスマートウォッチにも引けを取らない精度で睡眠計測ができます。

少なくとも特別なアプリを入れていないアップルウォッチよりは、幅広い項目での計測ができているようです。

ワークアウト

心拍数の検出精度が上がり、またこの価格帯のモデルにはめずらしく4衛星測位のGPSが内蔵されているため、屋外ランニングなどの計測の精度も上がっているようです。

屋外ランニングの計測には、まずは「運動」から「ランニング(屋外)」を選びます。

その後、GPSの検出になりますが、緑色に変化したらGPSをキャッチできている合図ですのでスタートできます。(もちろんGPS検出前にスタートしても構いません)

GPSの検出時間は、ビルに囲まれているようなところでは少し遅く感じました。

走行中は経過時間や走破距離、心拍数とステージ、現在のペースなどが表示されます。
もっとも、常時表示ではないので腕元を見ても真っ暗で表示されていないこともあります。
といってもほんの一瞬見えないだけですぐに表示されますから、それほど気にはなりませんが。

終了させたい時や一時停止したい時(信号待ちなど)は再度ボタンを押します。

結果はスマートウォッチでも確認できますし、スマートフォンアプリのZeppでも確認できます。
スマートフォンアプリではかなり細かく分析することができますし、何年も前の数値と比較することもできますので、自分の成長を感じられるかもしれません。
(衰えも感じますが笑)

日常使用

ワークアウトなどを頻繁に行わなくても、日常的な活動をログしてくれます。
アップルウォッチでもあるような、消費カロリー、運動時間、スタンド時間の目標設定をして、それをクリアするとスマートウォッチに褒めてもらえます。

意外とこの3項目達成はうれしいので、毎日これをクリアすることを日課にしていたら健康的な生活が送れると思います。


また、毎朝起きると「モーニングアップデート」を表示してくれます。
今日の天気や電池残量、睡眠時間やこれまでのPAIを表示してくれるのですが、これも割とハイエンドなスマートウォッチにしか搭載されていないような通知サービスで、意外と便利です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
ケースやベルトなどの素材感としては確かに無駄を省いたシンプルな作りでなのですが、機能面で見るととても「エントリーモデル」とは言えないな、という印象でした。

前作のBip 3 Proからは1,000円ほど金額がアップしていますが、その金額の上昇以上の機能追加と感じます。
スマートウォッチを初めて使う方にも安心してお勧めできる一本だと断言してしまいましょう。

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●ライター 杉本陽介
スポーツ好きアラフィフ男子。常にスマートウォッチを両腕に着け、1日12,000歩を目標にしている。

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