先日、Smart Watch Lifeで公開した「Apple Watchで他人の鞄から音が鳴った|iPhone紛失時に『見つかる確率』を上げる賢い使い方」という記事では、Apple Watchの機能を使って、第三者が持っていたiPhoneを特定・回収できた実例を紹介しました。
GPSで位置を追跡し、Apple Watchが接続できる距離まで近づき、Apple WatchからiPhoneの音を鳴らすことで決定的な証拠を得る──この一連の流れはXで多くの反響を呼んでおり、「いざというときの現実的な対処法」として注目を集めました。
該当の記事はこちらです。
Apple Watchで他人の鞄から音が鳴った|iPhone紛失時に「見つかる確率」を上げる賢い使い方
そして、その投稿には「自分も似た経験をした」という引用リポストがいくつも寄せられています。その中には、iPhoneを拾われた直後にApple Watchから“ある設定”を行ったことで、被害を最小限に抑えられたという証言もありました。
この記事では、その引用リポストの体験談も紹介しながら、iPhone紛失時に知っておきたい
・Apple Watchから紛失したiPhoneを紛失モードに設定する方法
・家族のiPhoneから紛失したiPhoneを探す方法(ファミリー共有)
について、Apple公式サポートの手順を参照しつつ、初心者にも分かりやすく整理して解説します。
Apple Watchから紛失モードを設定したことで救われた実例

引用リポストで語られていたのは、商業施設のトイレにiPhoneを置き忘れてしまったという体験です。
数分後に気づいて探しに戻ったものの見つからず、ファミリー共有を使って追跡しようとすると、なぜかiPhoneの電源が切られ、位置情報が確認できない状態になっていました。
そこで取られた行動が、Apple WatchからiPhoneを紛失モードに設定するという判断です。
実際の投稿はこちらです。
俺も先日似たような事があって
妻が商業施設のトイレにiPhone忘れる→5分もしないうちに探しに戻るも見つからず→ファミリー登録してる俺のiPhoneから追跡するも何故か電源を切られ追跡不能に→妻、Apple Watchから紛失モードに設定する(これにより、ロックを解除しない限り売ったりできなくなる) https://t.co/FIddzJpnSW— ユイ (@Ankh_Yui) January 25, 2026
その後、iPhoneの電源が入ったタイミングで位置情報が再び取得でき、最終的には警察に届けられて無事に回収されています。
紛失モードとは何か|なぜ早めに設定する必要があるのか
紛失モードは、iPhoneが第三者の手に渡った場合でも、不正利用や転売を防ぐための非常に強力なロック機能です。
紛失モードをオンにすると、
・iPhoneが自動的にロックされる
・Apple IDのパスワードなしでは解除できない
・初期化してもアクティベーションロックが解除できない
といった状態になり、拾った人が「売る」「使う」ことはほぼ不可能になります。
今回のように一時的に電源を切られて追跡できなくなったとしても、ペアリングしているApple Watchから紛失モードを設定しておけば、その後の被害拡大を防げるのが重要なポイントです。
Apple WatchからiPhoneを紛失モードに設定する方法

iPhoneが手元になくても、Apple Watchがあれば紛失モードを設定できます。
操作手順は次の通りです。
・Apple Watchで「探す」アプリを開く
・一覧から紛失したiPhoneを選ぶ
・「紛失モード」をタップする
・画面の案内に従って紛失モードをオンにする
この設定を行うと、iPhoneがネットワークに接続された瞬間に、自動的にロックが有効になります。
ファミリー共有を設定しておくと、できることが増える
今回の体験談では、家族のiPhoneとのファミリー共有による位置情報通知も重要な役割を果たしています。
ファミリー共有を設定しておくことで、
・家族のiPhoneの位置情報を確認できる
・紛失した家族のデバイスを「探す」で追跡できる
・電源が入ったタイミングで通知を受け取れる
といったことが可能になります。
「設定」>「ファミリー」>「位置情報の共有」から、事前に有効にしておくのがおすすめです。
詳しくは下記の記事を参照ください。
【あわせて読みたい】紛失時にも役立つiPhoneのファミリー共有設定方法|家族で探せる安心機能
まとめ|Apple Watchは「見つける前」に被害を止めるための存在

今回の記事と、先日大きな反響を呼んだ事例をあわせて見ると、Apple Watchは単なる「通知を見るためのデバイス」ではなく、iPhoneを探す・守るための強力なセーフティツールであることが分かります。
Apple Watchを身につけていれば、iPhoneを探したいときに
・位置情報を確認する
・その場でiPhoneの音を鳴らす
・第三者が持っている可能性がある場合は、即座に紛失モードを設定する
といった行動を、iPhoneが手元になくても完結させることができます。
特に紛失モードは、拾われたiPhoneが売られたり、不正利用されたりするのを防ぐための決定打になります。電源を切られて一時的に追跡できなくなったとしても、Apple Watchから設定しておけば、後から電源が入った瞬間にロックが有効になるからです。
iPhoneを紛失したとき、「見つかるかどうか」は運の要素もあります。しかし、売られない状態にできるかどうか、被害を最小限に抑えられるかどうかは、初動で決まると言っても過言ではありません。
Apple Watchを持っている方は、ぜひ一度、「探す」アプリでの位置確認・音を鳴らす操作・紛失モードの設定を事前に確認しておいてください。いざというとき、その数分の差が結果を大きく左右します。
Source:Apple サポート|置き忘れたデバイスをApple Watchで探す
Apple サポート|iPhoneで位置情報をファミリーメンバーと共有する/紛失したデバイスを探す
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