猫の給水器 homerunPET ペットウォーターファウンテン実機レビュー|静音2Lで猫がよく水を飲むように・分解して洗う手順つき

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公開日:

homerunPET ペットウォーターファウンテンから舌を出して水を飲む黒猫の全身

2026年8月にSwitchBotが取り扱いを始めたhomerunPETのペットウォーターファウンテンは、価格5,980円(税込)の循環式給水器です。本記事では、猫のいる家で約3週間使った homerunPET ペットウォーターファウンテン WF20 をレビューします。

水の中にコードがないワイヤレスポンプと、20dBという静かさが売りの製品です。ただ、給水器は毎日使うものなので、猫が本当に飲んでくれるのか、音は気にならないのか、洗うのは面倒ではないのかが気になっている方は多いと思います。

使い始めてまず驚いたのは、猫がめちゃくちゃよく水を飲んでいることでした。

この記事で分かることは5つです。

トピック 分かること
猫の飲み方 設置してから猫がどれくらい水を飲むようになったか(動画あり)
動作音 公称20dBの静かさが、生活の中でどう聞こえるか
ランプとモード ボタン1つでできる操作と、水が減ったときの知らせ方
掃除のしかた 説明書にある洗い方と、実際に分解して洗ってみた様子
フィルターの交換と費用 フィルターの汚れ方と、交換にかかる1年あたりの費用の目安

洗い方は取扱説明書の内容を表にまとめたので、説明書と合わせて見ると分かりやすいと思います。

本記事で紹介するhomerunPET ペットウォーターファウンテンは、SwitchBot株式会社より提供を受けた製品です。記事の内容は実際に使用したうえでの評価です。

レビューする製品はこちら

homerunPET ペットウォーターファウンテンの製品画像。白い本体と透明な内部タンク、正面の水位窓とボタン

価格:5,980円(税込)

カラー:ホワイト

対応するペット:猫・犬

項目 仕様
型番 WF20
容量 2.0L
サイズ 193×193×149mm
重量 1.06kg
材質 ABS
入力電源 5V 1A
騒音レベル 20dB(A)(公称)
給水モード 標準モード(連続)/断続モード(2分おき)

Amazonで詳細を見る

SwitchBot公式サイトの製品ページ

どんな製品?

水受けの中央から水が湧き出している homerunPET ペットウォーターファウンテン

ペットウォーターファウンテンは、タンクの水をポンプで循環させ、中央の小さな山から水を湧き出させる給水器です。水はフィルターを通りながら循環し続けます。

いちばんの特徴は「ワイヤレスポンプ」です。一般的な循環式の給水器は、水の中に沈めたポンプから電源コードが伸びています。この製品は水中のポンプにコードがなく、外側の本体から電気を送る仕組みです。水の中にコードが通らないので、分解して洗うときにコードの取り回しを気にしなくて済みます。

ただし、コードがないのは水中のポンプだけです。本体はACアダプターでコンセントにつなぐ必要があります。電池や充電で動く完全なコードレスの給水器ではないので、設置場所の近くにコンセントがあるかは先に確認しておいてください。

開封・同梱物をチェック

homerunPET Wireless Pump Pet Fountain の外箱

外箱は白を基調にしたシンプルなデザインで、正面に本体の写真と「Wireless Pump Pet Fountain」の文字が入っています。

homerunPET ペットウォーターファウンテンの同梱物一式を並べた様子

取扱説明書にある同梱物は、内部タンク、外部タンク、水受け、フィルター、フィルタートレイ、送水管、ポンプ、ACアダプター、USBケーブル(説明書の表記は「USB充電コード」)、ユーザーガイドの10点です。

緩衝材に収まったポンプと送水管、USBケーブル、ACアダプター

小物は緩衝材のトレイにまとめて収まっています。ポンプには「Ceramic Inside! Handle with Care!」というラベルが貼られていて、内部にセラミックの部品が使われているようです。洗うときに落とさないよう、ていねいに扱いたい部品です。

見た目・素材・作りをチェック

正面から見たhomerunPET ペットウォーターファウンテン。本体前面に操作ボタンと水位窓がある

本体は白一色で、上の部分だけが透明な内部タンクになっていて、その中に白い水受けが収まっています。正面には縦長の水位窓があります。

本体前面のボタンと日本語で印刷された操作とランプの説明

本体の前面には丸いボタンが1つあり、そのまわりに操作とランプの意味が日本語で書かれています。説明書を開かなくても、ボタンを何回押せば何が起きるかがその場で分かります。

操作 できること
1回押す ランプのオン/オフ
2回押す 標準モードと断続モードの切り替え
5秒長押し フィルター交換カウンターのリセット

使ってみて

猫が毎日よく水を飲むようになった

水受けに顔を寄せて水を飲みながらこちらを見る黒猫

使い始めて約3週間たった今も、猫は毎日すごく水を飲んでいます。最初の数日だけ物珍しさで寄ってきたのではなく、飲む量が多い状態がそのまま続いています。

それまでは、水を入れるだけの皿を毎日使っていました。その皿のころと比べると、飲む量は圧倒的に増えました。猫が飲んでいるときに水がはねることもありません。これはこの製品に限った話ではないと思いますが、猫を飼っているなら、水が流れるタイプの給水器を家に1か所置いておくとよいと改めて感じました。

動作音は公称20dBで近くを通っても気にならない

わが家ではリビングの壁際に置いています。近くを通ってもポンプの音はほとんど聞こえず、動いているのを忘れるくらいです。この静かさなら、寝室に置いても眠りの邪魔にはならないと思います。

壁際に置いた給水器から立ったまま水を飲む黒猫

水受けの縁は低く、猫は立ったまま顔を寄せて飲んでいます。

モードはボタンを2回押して切り替えランプの色で見分ける

給水のしかたは2種類から選べます。標準モードは水を途切れずに流し続け、断続モードは公式の説明では「2分おき」に水を流します。ボタンを2回押すと切り替わり、今どちらのモードかはランプの色で分かります。

ランプ 意味
白く点灯 標準モードで動作中
青く点灯 断続モードで動作中
赤く点灯 水不足。アラームが鳴ってポンプが止まる
紫に点滅 フィルター交換のお知らせ
白/青に点滅 タンク内のポンプと接続中

水が減ると赤いランプが点いてポンプが止まる

水が少なくなり、前面のボタンのランプが赤く点灯したhomerunPET ペットウォーターファウンテン

水は基本的に毎日替えていて、そのあいだは水が足りなくなることはありませんでした。忙しくて数日手入れができなかったときに、写真のように水不足の赤いランプが点きました。水が減るとポンプが止まるので、空のまま動き続ける心配はありません。しばらく水を替えられないときも、ランプで知らせてくれるのは安心です。

説明書にある洗い方

内部タンクの底に送水管付きのポンプを置いた状態

取扱説明書によると、ペットの健康のために定期的に取り外して水で洗うことが勧められています。洗う前には必ず電源プラグを抜きます。分解は上から順に外していくだけで、水受け、フィルターとフィルタートレイ、内部タンクの順に持ち上げると、内部タンクの底にポンプと送水管が残ります。

洗い方 部品
水で洗える 内部タンク、水受け、フィルタートレイ、送水管、ポンプ
拭くだけ 外部タンク(電子部品が入っているため水洗い不可)
水ですすぐだけ フィルター(石けん水で洗わない)

いちばん大事なのはポンプの掃除です。説明書によると、ポンプの掃除は水垢の付着と、それによる故障を防ぐために欠かせず、硬水の地域では特に大切です。ポンプは5つの手順で分解できます。

手順 内容
1 ポンプの上に付いているスポンジを抜く
2 側面のスポンジラックを外す
3 インペラカバーを外す
4 中のインペラ(羽根車)を抜く。取りにくければピンセットを使う(付属しない)
5 部品を水で洗って元に戻す

内部タンクを外部タンクに取り付けた状態

組み立てるときは、ポンプを内部タンクの底にある溝に合わせて置き、内部タンクを外部タンクに戻します。ポンプの位置がずれるとランプが点滅したままになるので、洗ったあとに動かないときはまずポンプの位置を確認してください。

説明書で禁止されていることは3つです。どの部品も食器洗い機には入れられません。フィルターを石けん水で洗うと、石けんの成分が残ってペットに害を与えるおそれがあります。内部タンクに35℃を超えるお湯を入れるのも避けます。

実際に洗ってみると数日で表面に猫の毛がたまっていた

毎日の水の入れ替えは簡単で、手間に感じたことはありません。水を替えるときは、先に電源を切ってから作業すれば、水がこぼれることもありません。

数日手入れをしなかった水受けの表面に猫の毛がたまっている様子

ただ、忙しくて数日手入れができなかったときは、水受けの表面に猫の毛がたまっていました。フィルターにも1〜2日使っただけで猫の毛が少したまるので、フィルターを水ですすいで水を替えるところまでは、毎日やっておくとよさそうです。

取り出したポンプ本体と送水管、外したスポンジを手のひらに載せたところ

このとき、ポンプまで取り出して掃除しました。内部タンクの底からポンプを持ち上げ、上に付いているスポンジを外すと、ポンプ本体、送水管、スポンジに分かれます。

ポンプのスポンジを流水で洗っているところ

外したスポンジは流水でもみ洗いしました。

掃除して組み立て直したhomerunPET ペットウォーターファウンテン

掃除を終えて、組み立て直した状態です。

フィルターとスポンジは4〜8週間で交換

黒ずみが出てきたフィルターを取り出したところ

使い始めて約3週間で、フィルターにはすでに黒ずみが出てきていました。交換の頻度を考えると、そこそこの出費になりそうです。

フィルターとポンプのスポンジは、取扱説明書では4〜8週間ごとの交換が推奨されています。水の出が目に見えて弱くなったときも交換の目安です。交換の時期が来るとランプが紫に点滅して知らせてくれ、交換したあとは前面のボタンでカウンターをリセットします。

homerunPET 自動給水器用の交換フィルター 3個入り

交換用のフィルターは、WF20に対応した3個入りがAmazonで1,780円(税込、2026年10月9日時点)で売られています。1年あたりの費用は、交換の頻度によって変わります。

交換の頻度 1年に使う数 1年の費用
30日に1回(Amazonの商品ページの推奨) 12個(4箱) 約7,120円
4週間ごと(説明書の推奨の短いほう) 13個(5箱) 約8,900円
8週間ごと(説明書の推奨の長いほう) 7個(3箱) 約5,340円

この3個入りに含まれるのはフィルターだけで、ポンプのスポンジは別売りです。ただ、今回は水替えや掃除をサボっていた時期がありました。もう少しこまめに掃除すれば、フィルターの寿命は延ばせるかもしれません。Amazonの商品ページでも、寿命を延ばすために週に1回の掃除が勧められています。

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良かった点・気になった点

良かった点

いちばんは、猫がよく水を飲むようになったことです。約3週間たっても、毎日の飲み方は変わっていません。動作音も静かで、生活の中で気になることはありません。

水の中にポンプのコードが通っていないので、ポンプを取り出すときにコードを本体から抜き差しする必要がなく、タンクからそのまま持ち上げられます。操作はボタン1つで、ボタンを何回押せば何が起きるかが本体に日本語で書かれているので、説明書を探さずに済みました。

気になった点

最初に一度、分解と洗い方の決まりを確認しておく必要があります。ポンプはさらに4つの部品に分かれ、部品ごとに洗い方が違います。表を見ながら1回洗えば、2回目からは迷わず進められるはずです。

もう1つは、フィルターとポンプのスポンジの交換が欠かせないことです。フィルターだけでも、1年で5,000〜9,000円ほどかかります。ただ、猫の健康のためと考えれば、そこまで大きな問題ではないとも言えます。

小さな子どもがいる家では、水に手を入れたがるかもしれません。1〜2歳の子どもだと触りに来てしまいそうですが、わが家の3歳の子どもは「触っちゃだめ」と伝えたら触らなくなりました。言って分かる年齢の子どもなら、置いておいても大丈夫だと思います。

こんな人におすすめ

舌で水をすくって飲む黒猫のアップ

猫があまり水を飲んでくれないと感じている方に、まず試してほしい給水器です。わが家の猫は、この給水器にしてから水を飲む量が増えました。

人が過ごす部屋に置きたい方にも向いています。ポンプの音はほとんど聞こえないので、リビングでも寝室でも置き場所を選びません。

一方で、コンセントのない場所に置きたい場合は、電池や充電で動くタイプを探したほうがいいでしょう。この製品は本体をコンセントにつないで使います。

まとめ

homerunPET ペットウォーターファウンテンを置いてから、猫がめちゃくちゃよく水を飲むようになりました。音も静かで、置いていることを意識する場面がほとんどありません。

水中のポンプにコードがなく、部品を分解して水洗いできるので、毎日使う給水器を清潔に保ちやすい作りです。フィルター代として年に数千円はかかり、数日手入れを空けると毛もたまりますが、こまめに水を替えて洗えば、猫が水を飲む習慣づくりに役立ってくれます。

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