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Googleは2026年10月12日(米国時間)、公式ブログ「The Keyword」で、アスリートやクリエイター、健康の専門家と組んでGoogle Healthを作っていると紹介しました。NBAのステフィン・カリー選手やプロゴルファーのブライソン・デシャンボー選手らが、AIのGoogle Health コーチや、同じ日に発表されたGoogle Fitbit Edgeの開発に関わっているとしています。
カリー選手はトレーナーと一緒に、心拍などの生体データを流しながらGeminiのコーチ機能を試し、ハードウェアの設計にも加わっています。デシャンボー選手は、コース外の練習や休養、消費エネルギーのデータを、コーチの助言の精度を上げるために提供しています。
このほか7人が、睡眠・食事・回復の管理にGoogle Healthをどう使っているかを紹介されています。Googleは、こうした人たちの意見を製品に返し、誰にとっても分かりやすく、一人ひとりに合った機能にしていくと説明しています。
カリー選手はハードの共同設計 デシャンボー選手はデータを提供

ステフィン・カリー選手は、ゴールデンステート・ウォリアーズで4度NBA王者になった選手で、Google Healthの公式Performance Advisor(パフォーマンス・アドバイザー)を務めています。ブログによると、カリー選手とトレーナーはGoogleのエンジニアと直接作業し、次の3つを担っています。
・心拍などの生体データをリアルタイムで使い、Geminiを使ったコーチ機能を試す
・ハードウェアを一緒に設計する
・アスリート向けの複雑な分析を、毎日に使える簡単なヒントに置き換える
カリー選手の名前は製品にも出ています。Pixel Watchにはカリー選手の文字盤も用意されました。米国ではFitbit Edgeのステフィン・カリー特別モデルが219.99ドルで売られます。ただし、日本のGoogle ストアに並んでいるのは通常モデルの4色だけです。
プロゴルファーのブライソン・デシャンボー選手は、体の動きの理屈にこだわる選手として知られています。コース外での練習、休養、消費エネルギーのデータをGoogleのアルゴリズムに入れ、Google Health コーチの助言を一人ひとりに合わせるための調整に役立てているといいます。
ほかの7人はコーチを睡眠・食事・回復の管理に使う
ブログでは、残る7人を「試合の場を変える人」「文化をつくる人」「毎日を後押しする人」に分けて紹介しています。肩書きと、Google Healthの使い方は次のとおりです。
| 名前 | 肩書き | Google Healthの使い方 |
|---|---|---|
| ジュジュ・ワトキンス | 大学女子バスケットボールの選手。女子サッカーのボストン・レガシーFCの出資者の一人 | けがからの復帰中に、不規則な予定でも睡眠・食事・回復を安定させる |
| チャリ・ホーキンス | 七種競技の五輪代表選手 | 体力、回復、女性の健康に関する分析を見る |
| ソフィア・ウィルソン | ポートランド・ソーンズとサッカー米国女子代表の選手。幼い子どもの親 | ピッチへの復帰に向けて、食事を記録し栄養を管理する |
| アレックス・クーパー | ポッドキャスト「Call Her Daddy」の司会。Unwellネットワークの創業者 | 毎日の習慣づくりと回復を視聴者に見せる。Pixel、Gemini、Google Cloudも仕事で使う |
| MrBeast(ミスタービースト) | YouTuber | 運動と回復の管理に使い、動画の企画(食料品店チャレンジ)にもコーチを取り入れた。来年始まる新しい取り組みもGoogleと準備中 |
| ジェス・シムズ | Pelotonのインストラクター | 睡眠、生理周期、回復をつないで、無理のない運動習慣をつくる |
| カイリー・サカイダ | 管理栄養士。料理本がニューヨーク・タイムズのベストセラーに | アプリとコーチを使い、毎日の食事で続けやすい栄養のコツを紹介する |
MrBeastの「来年の取り組み」が何かは、ブログには書かれていません。MrBeast側は9月に、活動量計を対象にした「Beast Band」の商標を米国で出願しています。ただし、この商標とGoogleとの関係はどちらからも説明されていません。
顔ぶれを見ると、トップ選手だけでなく、子育て中の選手、栄養の専門家、インストラクターまで入っています。Googleはブログの最後で、優勝を目指す人にも、睡眠をあと1時間増やしたい人にも、生活に合った習慣づくりを手伝うものとして、Google Healthを位置づけています。
日本でコーチを使うにはGoogle Health Premiumが必要
ブログに出てくるGoogle Health コーチは、Geminiを使ったAIのコーチ機能です。日本でも、有料のGoogle Health Premiumに加入すると使えます。料金は月額1,580円です。コーチで何ができるかは、Google ヘルスコーチは無料? Pixel Watch 5 の AI コーチに聞けることにまとめています。
コーチを使える機器は、Pixel Watchのほか、画面のないバンドのFitbit Air、10月27日に発売されるFitbit Edgeなどです。Fitbit Edgeを買うと、Premiumを3か月無料で使えます。
まとめ
GoogleはGoogle Healthの開発に、アスリートやクリエイターを巻き込んでいます。
・カリー選手はトレーナーとともに、コーチ機能を試し、ハードウェアの設計にも加わる
・デシャンボー選手は、練習・休養・消費エネルギーのデータを、助言の調整に提供する
・ほかの7人は、睡眠・食事・回復の管理にGoogle Health コーチを使っている
・日本でコーチを使うには、月額1,580円のGoogle Health Premiumが必要
有名人の起用は宣伝の面もありますが、トレーナーやエンジニアが実際のデータでコーチ機能を試している点は、精度を上げるための取り組みと読めます。日本でFitbit Edgeを買った人に、こうした改良がいつ、どこまで届くかを見ていきたいところです。
Source: Google The Keyword
画像出典:Google(The Keyword)
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