国産スマートウォッチが縮小するなか、CASIOは「タフ×スマート」へ舵を切りました。
Wear OS 搭載のPRO TREK Smart「WSD」シリーズはアプリサポート終了が発表されましたが(詳しくは こちら)、その一方でG-SHOCKの耐衝撃性・防水性に心拍や加速度センサー、スマホ連携を組み合わせた現行ラインが充実。
海(G-LIDE)/山(RANGEMAN)/日常トレ(G-SQUAD)まで、壊れにくさと実用機能を両立するモデルが揃っています。本記事では、その現行主要モデルをシリーズ別・価格順にやさしく整理し、用途別の選び方まで解説します。
現行主要モデルをシリーズ別に整理
以下は公式サイトの現行ラインの中から、「スマート連携・加速度(歩数/距離)・心拍・通知」などスマートウォッチ的な機能に対応するモデルを、シリーズごと・価格順で整理した最新版です。価格は税込・編集部確認ベース(CASIO公式・国内想定価格)になりますのでご了承ください。
G-SHOCK|G-LIDE(サーフスペシャル)|GBX-100 SERIES ¥27,500〜¥29,700
海で使える情報満載のMIP液晶×スマホ連携
潮汐や満潮/干潮、月齢、日の出/日の入りなど、サーフユースに役立つ情報を高精細MIPディスプレイで一目で確認できます。世界3,300以上のサーフスポットにアプリから対応でき、金属×樹脂のハイブリッドベゼルは耐衝撃性と質感を両立。ラインアップはGBX-100(¥27,500)、季節感のあるカラーバリエーションを中心としたGBX-100S(¥28,600)、テーマドカラーのGBX-100TT(¥27,500)、ナイトサーフをイメージした配色のGBX-100NS(¥29,700)です。
G-SHOCK|MASTER OF G – LAND(プロユース)|RANGEMAN ¥71,500〜¥73,700
泥・砂・悪天候に耐えるマッドレジスト構造×GPS×心拍
GPS測位にくわえ、心拍・気圧・高度・方位といった環境&生体データを一台で取得。過酷なフィールドでも頼れる防塵・防泥構造で、アウトドアのナビゲーションやログ取りに強みを発揮します。
価格はGPR-H1000(¥71,500)と、カラーバリエーションを備えたGPR-H1000RY(¥73,700)。
G-SHOCK|G-SQUAD(スポーツ)|5600 SERIES ¥44,000〜¥46,200
“スクエア顔”のフィットネス特化機
クラシックな5600シェイプに、心拍計測やラン・ウォーク・インターバルなどのワークアウト計測を搭載。走行指数やカーディオ負荷といったトレーニング指標にも対応し、スマホGPS連携で測位を補完します。
DW-H5600(¥44,000)と、質感を高めたDW-H5600MB(¥46,200)の2構成です。
G-SHOCK|G-SQUAD(スポーツ)|GBD-300 SERIES ¥25,300
シリーズ最薄級の軽快モデル。毎日のランに最適
八角形ベゼルと二重ベゼル構造で薄さと装着感を追求。加速度センサーで距離・ペースを推定し、スマホ連携で距離補正も可能です。
価格はGBD-300が¥25,300。
G-SHOCK|G-SQUAD(スポーツ)|GBD-100 SERIES ¥25,300〜¥29,700
見やすい大型MIP×実用計測の定番
大型MIPディスプレイで屋外でも視認性良好。距離・歩数や(対応構成に準拠した)心拍、トレーニングメニューの管理まで、日々の運動をしっかりサポートします。
価格はGBD-100(¥25,300)と、高視認カラーなどの限定配色を中心とするGBD-100LM(¥29,700)。
G-SHOCK|G-SQUAD(スポーツ)|GBD-200 SERIES ¥25,300〜¥29,700
薄型コンパクトで日常+ランの二刀流
フラットな着け心地とMIP液晶で、普段使いからランまでシームレスに対応。加速度計ベースの距離/ペース記録や通知受信など、日常の使い勝手も意識した設計です。
価格はGBD-200(¥25,300)と、視認性に配慮したカラーリングのGBD-200LM(¥29,700)。
G-SHOCK|G-SQUAD(マルチスポーツ上位)|GBD-H2000 SERIES ¥60,500
GPS+6センサー搭載の本格トレーニング機
GPSに加えて、光学心拍・加速度・ジャイロ・方位・高度/気圧・温度の計6センサーを内蔵。ラン・バイク・スイムなど多競技での本格記録に対応し、Stravaとの連携も可能です。価格はGBD-H2000が¥60,500。
CASIOのスマートウォッチがオススメな人&選び方
サーフィンやマリンスポーツを重視するなら、潮汐・月齢・日の出/日の入りまで手元で分かるG-LIDE(GBX-100シリーズ)が最有力です。
海で映えるメタル×樹脂ベゼルと高精細MIP液晶も満足度を高めてくれます。登山やトレイルなど過酷な環境での使用が中心なら、マッドレジスト構造にGPSと心拍を備えたMASTER OF G – LAND「RANGEMAN(GPR-H1000)」が心強い相棒になります。
日々のランやジムを中心に使うなら、薄型・軽量で普段づかいしやすいG-SQUAD(GBD-300/GBD-200/GBD-100)が好適。距離・歩数・ペースのチェックやスマホ連携の距離補正まで抜かりありません。
クラシックな“スクエア顔”でトレーニング指標も見やすく使いたい場合はDW-H5600がマッチします。
GPSもセンサーも“全部入り”を求めるなら、GPS+6センサーでマルチスポーツを幅広くカバーするGBD-H2000を選べば間違いありません。
比較対象(ライバル)に挙がりやすいブランド
アウトドア/スポーツ特化ではGarmin(GPS・ロングバッテリー)、SUUNTO、Polarが強力な比較対象になります。
一方、Suicaやアプリ拡張、日常のヘルスケアを重視するならApple Watch、Fitbit、Samsung Galaxyも候補に。CASIOは高耐久とスポーツ計測に強みがあるため、睡眠など日常のヘルスダッシュボードを最重視する場合は他社との比較検討が有効です。
ご案内・留意点
本ページの機能説明はCASIO公式の公開情報にもとづき要点を抜粋しています。カラーバリエーションや限定モデルの在庫は時期によって変動します。購入の際はCASIOオンラインストアや各販売店の商品ページをご確認ください。
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